日本一の支部会員数を誇る、日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター。皆で楽しく将棋を指し、共に上達を目指す、師範石田九段の道場です。

石川九段 子供将棋教室 開催中

子供将棋教室の風景

柏将棋センターでは毎週日曜日、午前9:00~12:00の間、子供将棋教室を開催しており、80数名の子供達が、真剣な面持ちで将棋に打ち込んでいます。

将棋は、実際に指す事で、頭脳の活性化、記憶力の向上に役立つ、日本の伝統文化です。
お子様をお持ちのご家庭におすすめいたします。

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石田九段の今週のつぶやき

6月21日
暑かったり寒かったり、着替えを選ぶにも大変な季節。
この原稿を書いている今は、外では鬱陶しい雨が降り続いています。
身体には誠に堪えます。
正直この原稿を書くことさえ、鬱陶しくなります。
愛弟子高見泰地叡王誕生で、エイエイオーと威勢よく行きたいですが、神様はいいことばかりくれないようです。
自身の体調の心配をしながら、祝賀会の準備、その他におうわらわ。
毎日が自分の時間でないような感じすら覚えます。第三者が見れば嬉しい悲鳴なのかもしれませんが。
私の弟子の初タイトル獲得は人生に何度も味わえることではないでしょうから張り切って行きましょう。
改めて高見君、タイトル獲得よくやりました。おめでとう。
しかし、また時間をおかず次の戦いが始まります。
これからの長い棋士人生。
山あり谷ありの連続でしょう。
特に勝負の世界は、白黒が顕著に現れてくるから尚更です。
そこは割り切るところは割り切って、前向きな姿勢で臨んでいく他はないと思います。
高見君は最高の舞台に登場し、脚光を浴びたのは本当に選ばれた人しか味わえない幸福感を頂いたのです。
今後マークはきつくなるでしょうが、それを乗り越えて行って頂きたいものです。
ところで、私は殆ど柏将棋センターに通う日々。
その3Fまで行く階段を登りながらこう考えた。(草枕を真似し)
一気に登ると息が切れる。手すりにばかり頼って登っては足腰が鍛えられない。踊り場というものがあり休むにはかっこうだ。
今の私は踊り場が必要なのかもしれない。
思い切って何もかも放り出して、バカンス旅行でも楽しみに行こうか。
そう本当に考えている昨今です。
さて、遅くなりましたが私共の東葛名人戦は、白根弘貴五段が、美馬東葛名人に挑戦し、2対1で名人を奪取。
第46期東葛名人となりました。
白根弘貴五段は、初戦に敗れたものの、第2第3局と連勝しての名人奪取です。
常勝、美馬東葛名人を下しての奪取は、余程嬉しかったのでしょう。
次の感想を述べてくれました。
「美馬さんから取れたと言うことで、東葛名人を汚さぬよう不屈の精神で指し続けて行きたい」そう語っていました。
第47期東葛順位戦は、6月より始まっています。今期こそはと奮って、頑張って下さい。また参加することにも意義はありますよ。
またアマ千葉県予選の結果を報告します。
小学生倉敷王将戦
高学年の部、渡邊歩高君、準優勝。
低学年の部、田口廉君、優勝。共に県代表に選ばれました。
中学選抜
女鹿紘喜君、優勝で県代表に選ばれました。それぞれ全国大会での奮闘を。
アマとはいえ弟子の活躍は楽しみなことです。
弟子達(若手)の成績
6/14 ●高見泰地叡王(先手)-石井健太郎五段(後手)○ 順位戦C級2組
6/14 ○中座真七段(先手)-渡辺大夢五段(後手)● 順位戦C級2組
6/19 ○青野照市九段(先手)-門倉啓太五段(後手)● 順位戦C級1組
C級2組、C級1組順位戦、石田門下3戦全敗したのはどうしたことでしょうか。
今年度成績
高見 泰地叡王 11勝5敗(勝率6割9分)
佐々木勇気六段 4勝3敗(勝率5割7分)
三枚堂達也六段 5勝3敗(勝率6割3分)
門倉 啓太五段 3勝3敗(勝率5割)
渡辺 大夢五段 1勝3敗(勝率2割5分)
加藤結李愛女流3級 0勝1敗(勝率0割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
6/14 小川貴之四段
6/15 四段以上 鳥塚力四段 三段以下 川村常雄三段
6/16 上出隆志五段
6/17 四段以上 柳澤正勝五段 三段以下 田中大登初段
6/19 松長喜久郎五段
6/20 猪瀬浩志四段
6月14日
藤井ブームで盛んになった我が将棋界。
けれど、一時の狂乱バブル的現象は収まってきたかもしれません。
いつまでも、真赤に燃える太陽が照り続けるはずがないからです。
しかし、確実に将棋界はメジャーになりました。
世の認知度は、将棋を知らない女性の方にも浸透してきたようです。
藤井君が勝ち続けているうちは将棋界は大丈夫とある人が言いました。
そうかもしれません。
6月10日(日)、藤井聡太七段を励ます会に名古屋まで行ってきました。その日は朝から石田九段子供教室があり、それを終えて名古屋まで駆け付けた訳です。
会場は一年半前、藤井君が四段に昇段した時と同じく、また私がA級八段昇段祝いをした時と同じく、名古屋国際ホテルでした。
40年の時を越え、その佇まいは、昔のままです。
しかし、その趣は、溢れんばかりの人数で別世界に来たかの錯覚を起こさせる程でした。来場者500人。藤井人気が如何に凄いかを伺わせる以外の何物でもありません。
パーティーは、中日新聞の社長さんの挨拶から、瀬戸市の市長さんと、手順通りに進みましたが、皆が一番聞きたかったのは藤井君の決意表明でしょう。
その決意はタイトルを狙う、今まで以上の期待に応えられるように頑張るという趣旨でした。
彼の活躍は、棋界という球の地殻を動かせる程になっていますから、重圧は計り知れないでしょうが、変わらぬ飛躍をと、願うのみです。
そして我が弟子諸君のこと。
高見泰地叡王が誕生し、20日近く。彼自身喜びと重圧と取材攻めで、息つく間もない中、対局をしなくてはいけない。これは大変なことですが、大変と思ってはいけませんよ。
大変というより充実していると感じ取るのが前向きでしょう。
何よりまず対局を第一に考え行動するように心掛けて下さい。
6月30日(土)にクレストホテル柏で行われる祝賀会は、人集めに師匠も奔走しています。
一昨日は、白井市の市長さんを表敬訪問しました。(本日は柏市長を表敬訪問)そこで高見君の対局時師匠の扇子を持っている写真と、叡王を獲得した時の新聞記事、さらに私の新書、サイン入りを渡しました。
白井市長さんは私共東葛支部の副支部長、伊澤有一氏の義弟にあたる方で、市長になられる前からの付き合いです。
話ははずみ、ひょんなことから、二宮金次郎の石像が、白井市の廃校になっている小学校に残っているというのです。
そこで、その小学校に行って見ると、“至誠報徳”と刻まれた上に設置された像は、私の父が作ったものであるのは間違いないと思い、感慨にふけりました。同席した伊澤有一氏は画家ですから芸術を見る目は肥えており、流石キメ細かくよく出来ていると感心していました。
何故か私自身が誉められている錯覚すら覚え、父の業績も、捨てたものではないと内心誇らしげに感じました。
表敬訪問のつもりが思わぬ事にめぐり合うものですね。
今週は長くなりましたのでこの辺で。次週にまたお付き合い下さい。
弟子達(若手)の成績
6/6 ●村山慈明七段(先手)-高見泰地叡王(後手)○ 棋王戦 予選
6/11 ○千葉幸生七段(先手)-高見泰地叡王(後手)● 王将戦 一次予選
高見叡王はタイトル獲得後初黒星を喫しましたがこういうこともあるでしょう。
今年度成績
高見 泰地叡王 11勝4敗(勝率7割3分)
佐々木勇気六段 4勝3敗(勝率5割7分)
三枚堂達也六段 5勝3敗(勝率6割3分)
門倉 啓太五段 3勝2敗(勝率6割)
渡辺 大夢五段 1勝2敗(勝率3割3分)
加藤結李愛女流3級 0勝1敗(勝率0割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
6/7 松長喜久郎五段
6/8 四段以上 入木春義四段 三段以下 江口拓海2級
6/9 松長喜久郎五段
6/10 四段以上 猪瀬浩志四段 三段以下 鈴木孝三段
6/12 入木春義四段
6/13 松長喜久郎五段
6月7日
早くも衣替えの季節となりました。
梅雨の候、薄暑のみぎりです。
春は駆け足の如く過ぎ去って行きました。
この春は将棋界にとって一番賑やかな時。
名人戦と叡王戦のタイトル戦が並行して行われるという慌ただしさです。
名人戦の第5局は佐藤天彦名人が勝って、3勝2敗とリード。
ムード的には俄然佐藤名人優位に立ったようです。次の局で決められるかどうか、さてさてどうなることかと、一局一局気になる名人戦です。
叡王戦は先週述べた通り、私の弟子高見泰地君が4連勝で金井六段を倒し、初代叡王に輝きました。
私の念願がこんなに早く来るとは夢想だにしませんでした。
平成30年5月26日は忘れられない日で、現地に行っておいてよかったと、今しみじみ思います。人生はよき思い出アルバム作りだと思うからです。
それにしても、正直、私の弟子の中では、一番最初にタイトルを取るとしたら、佐々木勇気君だと誰しも思っていたに違いありません。
ところが、それを嘲笑うかのように高見君が一気に抜き去り、栄冠を勝ち得るとは、天の配剤は人智をはるかに越えているようです。
高見泰地。いい名前ですね。というより勝つと名前も光ってくるといった方が当たっているかもしれませんが。
立教大学を卒業してから、将棋一本に打ち込んだのがまずその原因。
二刀流、将棋と学業の両立は至難の業のようで、将棋に全てを賭けないと勝ち抜けないのが厳しい勝負の世界なのでしょう。
また天才藤井聡太君の出現で、俄かにブームとなった将棋界。
その彼の30連勝目を止めたのが、兄弟弟子の佐々木勇気君で、それが社会的なニュースとなり、間近にいる高見君は、高みの見物とはいかなかったのでしょうか。
さらに同門のような三枚堂達也君も藤井君に2敗目をつけ、上州YAMADA杯にも優勝。
これだけそろえば、刺激を受けずにはいられなかったはずです。
俺もやるぞ、の意気が芽生えたのは当然でしょう。
我が石田一門は仲良き門下ですが、互いにいい意味でライバルであり、切磋琢磨の結果がこの快挙につながったと見ています。
晴れて叡王となった高見君。
しかし、先週も述べたように好事魔多しともいいます。自戒は忘れないように。
先月私の出した本「棋士という生き方」の中で書きましたが、私の父は全国の二宮金次郎の石像の半分以上を作りました。その商い絶頂期に、右手の親指、人差し指、中指の3本の指をなくしてしまうほどの大けがをし、計ったように仕事ができなくなってしまいました。
私は父のこととはいえ、“好事魔多し”は私の魂の中にどこか刻み込まれているのかもしれません。
どうも心配症のとこのある私ですが、今の高見君は、ドンドン行って大丈夫。レッツゴーです。
他の弟子諸君も大いに発奮し、大活躍をしてくれたまえ!
次は高見泰地叡王獲得祝賀会のご案内です。
タイトル獲得は高見叡王の奮闘は勿論ですが、皆様方の熱い応援の賜物と感謝しております。
つきましては高見泰地初代叡王獲得の祝賀会を開催したいと思います。
主催:日本将棋連盟東葛支部
日時:6月30日(土) 18時より(受付開始:17時15分~)
場所:クレストホテル柏(柏駅西口徒歩2分)Tel:04-7146-1111
会費:大人10,000円、未成年8,000円
石田一門揃って(予定)のパーティーとなります。
皆様方、ご友人お誘い合わせの上、出席下さいますようご案内申し上げます。電話申し込みも可。
問合せは柏将棋センターまで(04-7163-3335)
なお、先着150名様で締め切らせて頂きます。
弟子達(若手)の成績
5/31 ○増田康宏六段(先手)-三枚堂達也六段(後手)● 竜王戦4組 決勝
5/31 ●室岡克彦七段(先手)-門倉啓太五段(後手)○ 竜王戦6組 昇決
6/1 ●長岡裕也五段(先手)-佐々木勇気六段(後手)○ 棋聖戦 一次予選
6/6 ●長谷部浩平四段(先手)-渡辺大夢五段(後手)○ YAMADAチャレンジ杯
竜王戦4組決勝で、三枚堂六段は増田六段に敗れ、トーナメント入りを逃したのは残念。
今年度成績
高見 泰地叡王 10勝3敗(勝率7割7分)
佐々木勇気六段 4勝3敗(勝率5割7分)
三枚堂達也六段 5勝3敗(勝率6割3分)
門倉 啓太五段 3勝2敗(勝率6割)
渡辺 大夢五段 1勝2敗(勝率3割3分)
加藤結李愛女流3級 0勝1敗(勝率0割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
5/31 江本直哉五段
6/1 四段以上 松長喜久郎五段 三段以下 嶋田輝彦三段
6/2 女鹿紘喜四段
5/3 四段以上 山崎陽一五段 三段以下 大岩凱三段
6/5 江本直哉五段
6/6 小川貴之四段
5月31日
平成30年5月26日に世界遺産の富岡製糸場にて、タイトルホルダーが誕生しました。
私の弟子高見泰地六段が叡王戦の七番勝負で金井恒太六段に4連勝し、初代叡王に輝きました。
もちろん私の弟子としては初めて、また大きく見れば板谷一門(板谷四郎九段は私の師)としても初のタイトル獲得となった訳です。
私は以前から弟子達よ早くタイトルをと言い続けてきましたが、ことの他早く、あっさりタイトルを奪取。
奪取と言ってもこの度は、挑戦者ではありませんが、頂を制した栄冠は天晴れ。
竜王、名人に次ぐ序列3位の初代叡王。
在位中は、羽生二冠、佐藤名人の他は誰と対局しても上座で臨むことになります。
まずこの重圧からも慣れなくてはいけないでしょう。
しかし、物事には常に2つの受け取り方があります。
地位の重さに押しつぶされてしまう人。
もう一つは地位は人を作るです。
高見君は後者であって貰いたい。
叡王獲得後の記者会見では、受け守ろうという姿勢は見られず、二冠、三冠と取りに行くという前向きなものでした。
他人からの評価は、まだ高見君ならと思っているかもしれない。と前置きをした上での発言ですから、十分承知して覚悟の上での決意でしょう。
その姿勢やよし。
高見君よ大きく羽ばたいてくれたまえ!
ただし、今まで以上の研鑽を怠らずと注文を付けておきますし、好事魔多しともいいます。
この点は留意して下さい。
私はこの対局の日現地富岡製糸場まで出向いたのです。
弟子が初めて出るタイトル戦の勇姿をこの目で見てみたいという気持ちからです。
途中苦戦となり、いてもたってもいられず観戦していました。
終盤、また逆転し、勝利を収めた瞬間を見られたのは一生の思い出となるでしょう。
この感激は、本人がひとしおのようで、高見君は打上げの席でも、何度も涙ぐんでいました。この感動は一生の宝物。
さあこれからが高見君の真価の見せどころ。
しっかりと、手綱を引き締めて対局はもちろんのこと、日常生活も自重自愛してください。
また高見泰地初代叡王獲得祝賀会を、6月30日(土)18時よりクレストホテル柏で行います。主催は私共、日本将棋連盟東葛支部。
詳しいご案内は次週のこのつぶやきでお知らせしますので、皆様、是非ご出席の用意をして頂けたら幸いです。
今週は高見新叡王誕生のニュース一色となりました。
弟子達(若手)の成績
5/26 ○高見泰地六段(先手)-金井恒太六段(後手)● 叡王戦 第4局
高見叡王獲得と同時に七段昇段も決めました。
今年度成績
高見 泰地叡王 10勝3敗(勝率7割7分)
佐々木勇気六段 3勝3敗(勝率5割)
三枚堂達也六段 5勝2敗(勝率7割1分)
門倉 啓太五段 2勝2敗(勝率5割)
渡辺 大夢五段 0勝1敗(勝率0割)
加藤結李愛女流3級 0勝1敗(勝率0割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
5/24 松長喜久郎五段
5/25 四段以上 松長喜久郎五段 三段以下 森保孝三段
5/26 白根弘貴五段
5/27 四段以上 上出隆志五段 三段以下 木田匠紀四段
5/29 江本直哉五段
5/30 猪瀬浩志四段

新着情報

年間行事

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2011年3月
東葛支部の代表戦、東葛支部シニア戦
(いずれも勝者は全国大会の出場権が得られます。)
2011年4月
第29期東葛名人戦
2011年5月
第30期東葛順位戦開催(~2011年8月31日まで 支部会員でない方は参加不可)
2011年6月
棋聖戦第一局、羽生棋聖対挑戦者、旧吉田家住宅書院の間

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