日本一の支部会員数を誇る、日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター。皆で楽しく将棋を指し、共に上達を目指す、師範石田九段の道場です。

石川九段 子供将棋教室 開催中

子供将棋教室の風景

柏将棋センターでは毎週日曜日、午前9:00~12:00の間、子供将棋教室を開催しており、60数名の子供達が、真剣な面持ちで将棋に打ち込んでいます。

将棋は、実際に指す事で、頭脳の活性化、記憶力の向上に役立つ、日本の伝統文化です。
お子様をお持ちのご家庭におすすめいたします。

詳細はこちら

石田九段の今週のつぶやき

2月15日
2月10日恒例となっている東葛支部、柏将棋センターの新年会を開催しました。
今年は例年になく、賑々しく祝い事、満載の門出となりました。
私共の年中行事の中で、一番長い日となるこの日を振り返ってみましょう。14時より柏将棋センターでイベントを開催。まず中村太地王座対佐々木勇気六段の超早指し席上対局を満員の観客が見守る中で行いましたが、結果は中村王座の勝ち。
いつも感じることですがタイトルホルダーは皆、腰が重いですね。
席上対局とは言え負かすのは容易ではありません。
勇気君は本拠地、柏将棋センターでの対局は苦手のようで、過去に余り勝った記憶なし。
小さい頃より知っているファンの前での対局は、力がカラ回りするのでしょうか。
が、これをバネに今年は皆にいいところを見せてくれたまえ。
席上対局の後は中村王座の6面差し指導対局。ここでも王座は一生懸命やってくれました。
どんな仕事にも手を抜かない姿勢が、一流棋士になった真の理由かとも思った次第。
18時から場所を「酒郷・吉春」に代えて新年宴会。
宴会と言っても、子供、そして今年は若い女性が目立ちました。
おそらくそれは、中村王座を始め、若いイケメン棋士多数出席のためでしょう。
誠に華々しく100人の席は溢れんばかりでした。
今、日の出の勢いの我が石田門。
今年は司会に山田一一市会議員(市議の重鎮)にお願いし、これが本当の司会議員だと私のシャレの挨拶から始まる和気藹々たる宴となりました。
東葛支部は今年で10年連続日本一の支部会員数。(現時点266名)また柏将棋センターは25年目に入り、インターネット全盛の時代に数少ない道場として生き残っています。
道場の経営は厳しいものがありますが、皆様の協力の賜物と、これからも切にお願い申し上げる次第であります。
私の門下生は、昨年から今年にかけて、活躍が目覚ましく、お祝いすることだらけの新年会となりました。
佐々木勇気君は六段に昇段。藤井君の30連勝を阻止し、一躍有名棋士に。
三枚堂達也君は上州YAMADAチャレンジ杯に優勝。段も五段から六段へとスピード昇段。
高見泰地君に至っては叡王戦決勝に進出。
タイトル7番勝負に挑む勢いで、夢をふくらませています。また六段に昇段も。
門倉啓太君は今年1月に笑顔の素敵な男児を出産。
これはある意味タイトルを取ったよりめでたいことと私は祝いの言葉を述べました。
それぞれ、弟子諸君大活躍の年でありました。
今年も皆切磋琢磨し、師匠を喜ばせる活躍をしてくれるよう願っています。
新年会は笑いの絶えない雰囲気のうち、最後は抽選会となり、各棋士の色紙が数多く配られ、皆様喜ばれて帰られたのではないかと、私自身満足した一日でありました。
弟子達(若手)の成績
2/9 ○三枚堂達也六段(先手)-神谷広志八段(後手)● 順位戦C級2組
2/9 ○渡辺大夢五段(先手)-渡辺正和五段(後手)● 順位戦C級2組
2/9 ○高見泰地六段(先手)-小林健二九段(後手)● 順位戦C級2組
2/13 ○三枚堂達也六段(先手)-高崎一生六段(後手)● 竜王戦4組
今週はC級2組順位戦は一門三連勝。皆勢いに乗っています。
今年度成績
佐々木勇気六段 26勝12敗(勝率6割8分)
高見 泰地六段 31勝12敗(勝率7割2分)
三枚堂達也六段 37勝16敗(勝率7割)
門倉 啓太五段 10勝16敗(勝率3割8分)
渡辺 大夢五段 26勝12敗(勝率6割8分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
2/8 松長喜久郎五段
2/9 四段以上 三好秀典段 三段以下 川村柊二郎三段
2/10 猪瀬浩志四段
2/11 四段以上 鎌田敦胤四段 三段以下 田口暖初段
2/12 高鹿照祥五段
2/13 冨田健夫初段
2/14 上出隆志五段
2月8日
今年の冬は寒い。
ですが厳寒も、もう少しの辛抱。
やがて、いやもう直ぐ穏やかな春が訪れるでしょう。
日本に四季の移ろいはまだ残っております。
しかし、今私達の周りは音を立てて何かが変わろうとしています。
仮想通貨に見られる世界経済の変動。
かつてコンピュータは、この世に革命を起こしました。
これから先一体どのような世界が出現するのでしょうか。
例えば現金を持たなくても物が買えるのが普通とか。私の古い頭では理解不能とも思える未来図。
その変革の世にあっても変わらないもの。それは人の心ではないでしょうか。
歴史を紐解いても、いつの世でも人間同じようなことの繰り返しをしているのです。
今、NHK大河ドラマで「西郷どん」をやっていますが、あの薩摩から日本の夜明けを作った二人の英傑、西郷隆盛、大久保利通が出たこと。
また長州、萩から吉田松陰、木戸孝允、高杉晋作、等々の傑物が続出したことは、不思議でなりません。どうして、ひとつの場所に集結するのか。
我が将棋界を見ても、昭和を代表する二人の天才、大山康晴、升田幸三は木見九段門下の内弟子で同じ釜の飯を食った仲。
何故この広い日本に、深く浸透している将棋の世界で、最も近い間柄二人が天下を制するようになるとは。不可思議ではあります。
が、これは偶然の産物ではないのかもしれません。
天から与えられた才は、何物にも代えられませんが、切磋琢磨という言葉もあるのです。
天才升田幸三の攻めを小さい頃より受け止めていた大山名人は、しらずしらず鉄壁の守りを身につけていたのでしょう。
いつぞや大山十五世名人からこんな話を聞いたことがあります。
若かりし加藤一二三九段が挑戦してきた頃、加藤九段の棋風を受けだとばかり思っていたとか。しかし実際は攻めなのだと見抜いた時私はあの升田さんの攻めを受け止めてきた。だから受け切れるはずだと自信を持ったということでした。
近くに優れた逸材が出ると、負けじと懸命の努力をし、それに追いつく。
この構図は何事にも当てはまるのかもしれません。
最近の私の弟子の活躍は互いに刺激し合っている結果でしょう。
高見泰地新六段の叡王戦のタイトル戦登場は偶然とも言えないのです。
佐々木勇気六段の藤井聡太五段の連勝を止めたことに端を発し、三枚堂達也六段の上州YAMADAチャレンジ杯優勝。そして五段から六段への昇段を指を銜えて見ていられるはずもなく、師匠にいいところを見せなくてはと、一念発起した成果ともいえるのです。
まだこれからタイトル戦7番勝負が始まります。師匠は余計な事は言わないようにして、親は木の上に立って見ていると書きますが、その心境で静かに見守るようにしましょう。
弟子達(若手)の成績
1/31 ●佐藤秀司七段(先手)-渡辺大夢五段(後手)○ 竜王戦4組
1/31 ○佐々木勇気六段(先手)-日浦市郎八段(後手)● 王将戦 一次予選
2/6 ○佐々木勇気六段(先手)-阿部健治郎七段(後手)● 順位戦C級1組
2/6 ○島朗九段(先手)-門倉啓太五段(後手)● 順位戦C級1組
C1級順位戦、佐々木(勇)六段は勝って8勝1敗となりましたが、競争相手の永瀬七段も勝利し、3番手は変わらず。後一局残すのみですが、厳しいレースが続いています。
今年度成績
佐々木勇気六段 26勝12敗(勝率6割8分)
高見 泰地六段 30勝12敗(勝率7割1分)
三枚堂達也六段 35勝16敗(勝率6割9分)
門倉 啓太五段 10勝16敗(勝率3割8分)
渡辺 大夢五段 24勝12敗(勝率6割7分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
2/1 松長喜久郎五段
2/2 四段以上 松長喜久郎五段 三段以下 嶋田輝彦三段
2/3 美馬和夫六段
2/4 四段以上 川合仁六段 三段以下 渡辺健太二段
2/6 古谷邦夫四段
2/7 江本直哉五段
2月1日
大雪の後は寒波襲来。
地球温暖化になっているとはとても思えない現象です。
それはともかく、寒暖の差は身体には誠に堪えます。もう若くはないのですから。
しかし、年を重ね、いいことは一つもないと嘆くこともなく、良いことを探せなくてはいけません。
それは人脈と弟子の成長にあります。
これは若人には、出来かねることで年相応の使命はある筈です。
幸い私は人と弟子に恵まれているのは、感謝しなくては。好きで蒔いた種なので、いつか実るとも考えた訳ではありませんが、早くも一斉開花しそうな雲行きです。
1月29日叡王戦準決勝で高見泰地五段が、丸山忠久九段に快勝し、タイトル戦7番勝負に名乗りを上げました。
そして六段昇段も同時に決めたのです。
この日私は、タブレットにつきっきりで観戦していましたが、いやあ疲れました。
途中から大差となり、ちょっと安心しましたが、これから行われる7番勝負は、自身体を壊さないように今から気をつけています。
私にとって待望久しき弟子のタイトル戦初登場。
高見六段は、いつも師匠師匠といって慕ってくれる可愛い弟子。
神奈川県横浜市出身で24歳、勝又清和六段の紹介で石田門下となり、6級で奨励会に入会し、高校3年の時四段に昇段。
その後立教大学に進学して文学部史学科を卒業しています。
昨年の春卒業してから、学校の勉強との両立から解放され、まぎれもなく将棋一筋の生活となり、メキメキ頭角を現してきたのです。
持ち前の終盤力に、最近は序盤にも磨きがかかり、叡王戦では豊島八段、渡辺棋王、そして丸山九段を撃破したのは、力をつけてきた何よりの証。
叡王戦は竜王、名人に次ぐ大きなタイトル。
今期よりタイトル戦となり、決勝が7番勝負で、勝者が初代叡王となるのです。
こうなったら高見君、タイトルを奪取してくれたまえ。対戦相手は金井恒太六段。
互角とは思いますが、勝機は十分にあると思いますと弟子の滝口勇作君は語っていますが、私も同感です。
かつて昇段の一番を一度も逃したことのない高見君。
これくらい意識させたとて、プレッシャーは跳ねのけてくれるでしょう。
7番勝負は3月から5月にかけて行われます。
次の写真は、対局前に私の直筆扇子を持つ高見五段(当時)、彼の気持ちが伝わってきます。→高見君の写真
また、2月10日(土)に18時より行われる新年宴会は定員となり、締め切らせて頂きますのでご了承下さい。なお、14時からの柏将棋センターでのイベント、中村太地王座対佐々木勇気六段の席上対局、及び中村太地王座の指導対局は、是非ご参加下さい。
弟子達(若手)の成績
1/24 ○門倉啓太五段(先手)-佐々木大地四段(後手)● 竜王戦6組
1/26 ○村中秀史六段(先手)-渡辺大夢五段(後手)● 棋王戦 予選
1/29 ●丸山忠久九段(先手)-高見泰地五段(後手)○ 叡王戦 本戦
1/30 ○三枚堂達也六段(先手)-高橋道雄九段(後手)● 王将戦 一次予選
既報の如く高見新六段は丸山九段を破り、石田門下初のタイトル戦登場。
今年度成績
佐々木勇気六段 24勝12敗(勝率6割7分)
高見 泰地六段 30勝12敗(勝率7割1分)
三枚堂達也六段 35勝15敗(勝率7割)
門倉 啓太五段 10勝15敗(勝率4割)
渡辺 大夢五段 23勝12敗(勝率6割6分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
1/25 上出隆志五段
1/26 四段以上 松長喜久郎五段 三段以下 伊藤泰光初段
1/27 川合仁六段
1/28 四段以上 猪瀬浩志四段 三段以下 伊藤碧1級
1/30 猪瀬浩志四段
1/31 江本直哉五段
1月25日
首都圏は久しぶり大雪に見舞われました。
枯木に雪が積もり、冬桜ほど美しいものはない。古今和歌集に“冬ながら空より花の散りくるは、雲のあなたは春にやあるらむ”とりますが、自宅の小さな庭もすっかり雪化粧。
しかし、雪は降っている時よりも翌日、またその翌日の方が冷え込みは厳しいものです。
年配者にとっては試練の季節。
また訃報が入ってきました。
日本将棋連盟の理事、監事を長く務めた長谷部久雄九段が永眠されてました。ご冥福をお祈りします。
永眠ということですから、おそらく大往生であったと思われます。享年84歳。
温厚で誠実な人柄は皆から慕われていました。また一人、また一人と先輩棋士がこの世を去って行きます。
棋士が将棋指しと言われていた時代を生き、運営に携わってきた方々。
昭和は遠くなりにけりです。
このところの将棋界は様変わり。
向う岸に行かれた先輩棋士には現棋界は、どう映っているのでしょうか。
隔世の感は否めず、さぞや驚かれていることでしょう。
以前の棋士は一マニアの世界だけで生きてきたようにも感じます。
棋士と言う職業は、生産がなく世に貢献していないのではないか、という疑問を常に私は持っていました。
しかし、どうでしょう。昨今の将棋界を見るに、我々の職業は結構人々に夢を与えているのではないでしょうか。
現に2月17日に行われる、羽生、藤井戦は将棋を指さない人でも注目し、期待しています。
それを楽しみに辛い仕事に耐えて生活しているという声すら巷から聞こえてきます。
人はパンによってのみ生きるにあらず、生甲斐がなければ窒息してしまいます。
現代のように高度に成長した世においてはなおさらです。
私は現役を退き、戦う場から離れました。けれど道場を経営し、ファンの皆様楽しそうに対局している姿を見て、いささかでも世の為になっているのではないかと、喜ばしく思っています。
そして、さらには子供教室は、大変な大所帯。
騒々しくも子供は可愛いし宝。大人になりますからね。今や私は勝負師というより、人を育てる人に変わりつつあるのかもしれません。
弟子達(若手)の成績
1/18 ○岡崎洋六段(先手)-渡辺大夢五段(後手)● 順位戦C級2組
1/19 ●三枚堂達也六段(先手)-遠山雄亮五段(後手)○ 順位戦C級2組
1/19 ○西田拓也四段(先手)-高見泰地五段(後手)● 順位戦C級2組
1/19 ○野月浩貴八段(先手)-佐々木勇気六段(後手)● 王位戦 予選
1/22 ●中村太地王座(先手)-佐々木勇気六段(後手)○ 竜王戦3組
1/23 ●村山慈明七段(先手)-三枚堂達也六段(後手)○ 朝日杯将棋オープン戦
本戦
1/23 ○久保利明王将(先手)-三枚堂達也六段(後手)● 朝日杯将棋オープン戦
本戦
王位リーグ入りを賭けた一番で先に渡辺(大)五段は阿久津八段に敗れ、今週また佐々木(勇)六段も野月八段に土をつけられ、共にあと一歩及ばずはショック。しかし、佐々木(勇)六段は竜王戦で中村王座に快勝して夢をつなぎました。また三枚堂六段は朝日杯オープン戦で久保王将に惜敗しベスト4入りを逃したのは残念です。
今年度成績
佐々木勇気六段 24勝12敗(勝率6割7分)
三枚堂達也六段 34勝15敗(勝率6割9分)
高見 泰地五段 29勝12敗(勝率7割1分)
門倉 啓太五段 9勝15敗(勝率3割8分)
渡辺 大夢五段 23勝11敗(勝率6割8分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
1/18 中沢義雄五段
1/19 四段以上 松長喜久郎五段 三段以下 杵渕司信2級
1/20 上出隆志五段
1/21 四段以上 太田博朗五段 三段以下 高橋輝充三段
1/23 松長喜久郎五段
1/24 美馬和夫六段

新着情報

年間行事

詳細はこちら

2011年3月
東葛支部の代表戦、東葛支部シニア戦
(いずれも勝者は全国大会の出場権が得られます。)
2011年4月
第29期東葛名人戦
2011年5月
第30期東葛順位戦開催(~2011年8月31日まで 支部会員でない方は参加不可)
2011年6月
棋聖戦第一局、羽生棋聖対挑戦者、旧吉田家住宅書院の間

ページの先頭に戻る