日本一の支部会員数を誇る、日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター。皆で楽しく将棋を指し、共に上達を目指す、師範石田九段の道場です。

石川九段 子供将棋教室 開催中

子供将棋教室の風景

柏将棋センターでは毎週日曜日、午前9:00~12:00の間、子供将棋教室を開催しており、60数名の子供達が、真剣な面持ちで将棋に打ち込んでいます。

将棋は、実際に指す事で、頭脳の活性化、記憶力の向上に役立つ、日本の伝統文化です。
お子様をお持ちのご家庭におすすめいたします。

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石田九段の今週のつぶやき

2月23日
昨日が2月22日、ニャンニャン、猫の日。
明るい将棋界のニュースから行きましょう。
外国人初女流プロ棋士の誕生です。
ポーランド出身のカロリーナ・ステチェンスカさん25歳が、20日の対局に勝利し、規定により正規の女流棋士として認められる女流2級への昇級を決めました。
外国人が将棋のプロになるのは男性も含めて初めてのこと。
日本将棋の国際化も、徐々にではありますが、進んでおり、この度のポーランド人女流棋士の出現を機に、更なる広がりを見せることを祈らずにはいられません。
いつものように、思いつくままの私のつぶやき。今週は何を語ればいいのかと思案しながら、今も図書館の机の上でこの拙文を書いています。
本日は外国人女流の誕生ということなので、外国人と日本人の大きな違いについて、生意気なれど、私見を述べさせて頂きます。
日本は島国。これが過去に一度も外国から侵略されなかった大きな利点です。
しかし、その反面、鎖国に象徴されるように異国を寄せ付けない風習、多々あり。これは私自身の中にも感じるのは否めません。
まず日本人の特徴は曖昧なこと。
たとえば「結構です」の言葉は、いいのか悪いのかさっぱり分からないことがよくあります。“和して同ぜず”“人を受け入れて受け入れず”などは外国人のイエス、ノーの世界では理解不能のようです。
根底にある村社会の意識も日本人ならではのもの。皆と同じことをしていると安心する民族。
ちょっと、はずれたことをすると変わり者と見られ、軽蔑される。しかし、外国では変わったことをする人が、尊敬される節があり、皆と同じことをしている人は、逆に軽蔑される。どうも日本人は独特のようです。
“和をもって尊しとなす”は聖徳太子の考え方で、日本人の思考に沁みついているかもしれません。
良きにつけ悪しきにつけ独特の文化を育んできた日本。その代表的なのが日本将棋であります。持駒の再使用は世界の将棋の中で日本だけのもの。
複雑で優秀な世界に誇るゲームは、日本の土壌の中で生まれたのです。
今週は論評ばかりで恐縮、この辺で。
第43期東葛順位戦の入替戦ですが、S級入れ替え戦は日野恵太五段対高鹿照祥五段戦、A1級入れ替え戦は野副達也四段対小池勘治四段戦が残っております。2月末日まで来られない方が不戦敗となりますので、あらかじめご了承下さい。
弟子達(若手)の成績
2/15 ○門倉 啓太五段(先手)-野月 浩貴八段(後手)● 棋王戦 予選
2/16 ○三枚堂達也四段(先手)-片上 大輔六段(後手)● 竜王戦5組
2/16 ○甲斐 日向三段(先手)-佐々木勇気五段(後手)● 新人王戦
門倉五段、三枚堂四段が勝ち、勝率を上げています。
今年度成績
佐々木勇気五段 42勝15敗(勝率7割4分)
高見 泰地五段 20勝12敗(勝率6割3分)
門倉 啓太五段 18勝13敗(勝率5割8分)
渡辺 大夢五段 19勝15敗(勝率5割6分)
三枚堂達也四段 34勝13敗(勝率7割2分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
2/16 若林隆雄四段
2/17 四段以上 松長喜久郎五段 三段以下 近藤博1級
2/18 上出隆志五段
2/19 四段以上 中沢義雄五段 三段以下 大野楽朗三段
2/21 中沢義雄五段
2/22 江本直哉五段
2月16日
世の移り変わりの激しさが、ひしひしと肌身に沁みる昨今です。
アメリカはトランプ大統領という、強烈な個性の指導者が誕生したのに続き、更迭やら、マレーシアでは暗殺事件が起きるなど混迷を極めています。
これから先何が起きるか分からない不穏な世界情勢ではあります。
まるで鳥インフルエンザの伝染のように我が将棋界も混沌とし、先が読めない展開に。
しかし、悪いことばかりではありません。
竜王戦の羽生三冠と三浦九段の一戦は俄然クローズアップされました。三浦九段にとって復帰第一戦は、大変な話題となり、注目を集めたのです。
結果は羽生三冠の勝ちでしたが、三浦九段の善戦もブランクを感じさせない、力強さがありました。
将棋界は良きにつけ悪しきにつけ、話題には事欠かない世界です。
隣の囲碁界は何が起きても話題にしてくれないと嘆いていると聞いています。
その点将棋界は執行部が、書かないでくれと仲間に頼んでも直ぐ記事になるという逆の嘆き。
どちらがいいのか分からなくなってきましたが、将棋界は活気があることは事実。
ただ、懸念するのは何でもニュースになっていればいいというだけでは棋士は生活できないということです。
しっかりとした地に足のついた経営で、将棋界を盤石なものにしてくれることを祈っています。
この頃、数年前に流行った「断捨離」という言葉がやけに心に引っかかります。
人間不要なものは捨てる。50年培って養ってきたものだけを残す。何でもかんでもは時間がない。今日一日を大切に生きて行こうと思っているのです。
第43期東葛順位戦は1月末日をもって終了。結果は東葛順位戦成績表をご覧ください。
S級優勝者は高校2年の上出隆志五段に決まり、白根弘貴東葛名人に挑みます。3番勝負は2月25日(土)に行われます。またS級入れ替え戦は日野恵太五段対高鹿照祥五段、女鹿紘喜四段対松本博文五段、A1級入れ替え戦は笛木章亘四段対柴橋義紀四段、野副達也四段対小池勘治四段ですので、是非対局をお早めにしてください。2月末日まで来られないと不戦敗となりますので、あらかじめご了承下さい。
また表彰式は2月26日(日)15時より行います。入賞者は以下の通りです。
優勝 準優勝 3位
S級 上出隆志五段 川合仁六段 美馬和夫六段
A1級 柳澤正勝五段 沼尾秀範五段 高鹿照祥五段
A2級 角田幸隆四段 加藤健一四段 小池勘治四段
B級 田口心三段 矢倉崇剛三段 大野楽朗三段
C1級 戸川祥四段 田口廉三段 古沢健司二段
C2級 嶋田瑛都二段 堀家巖初段 熊谷直汰3級
弟子達(若手)の成績
2/9 ○三枚堂達也四段(先手)-佐藤 和俊六段(後手)● 順位戦C級2組
2/9 ●高見 泰地五段(先手)-石井健太郎四段(後手)○ 順位戦C級2組
2/9 ○渡辺 大夢五段(先手)-瀬川 晶司五段(後手)● 順位戦C級2組
2/13 ○屋敷 伸之九段(先手)-佐々木勇気五段(後手)● 棋聖戦 二次予選
C級2組順位戦、門倉五段は8勝1敗で自力。三枚堂四段は7勝2敗となり、他力ですが、少し可能性を残しています。
今年度成績
佐々木勇気五段 42勝14敗(勝率7割5分)
高見 泰地五段 20勝12敗(勝率6割3分)
門倉 啓太四段 17勝13敗(勝率5割7分)
渡辺 大夢四段 19勝15敗(勝率5割6分)
三枚堂達也四段 32勝13敗(勝率7割1分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
2/9 猪瀬浩志四段
2/10 四段以上 中沢義雄五段 三段以下 谷野純三二段
2/11 上出隆志五段
2/12 四段以上 渡邊歩高四段 三段以下 財間心大朗二段
2/14 江本直哉五段
2/15 上出隆志五段
2月9日
2月6日(月)に日本将棋連盟の臨時総会が開かれ、佐藤康光九段が新会長に選ばれました。M九段の将棋ソフトを巡る混乱の責任を取って辞任した谷川浩司会長の後を受けてのこと。
勿論私も出席しました。新しい船出となる将棋連盟。しかし、まだ難題が解決された訳ではありません。この問題の責任の追及が止んだとは思えず、漂流続く連盟は早く着地点を見つけ、前進して貰いたいと切に願っています。連盟の事を下手なドラマを見ているより面白いと揶揄する人がいますが、予測不能の事態が次々と起こることは事実。
けれど、私達は第三者の立場ではいられないのです。棋士一同皆危機感を持つことです。なるようにしかならないのは世の常とは言え、それは、歴史を紐解いても、懸命に努力した人が出でて、それで何とかなっているのです。
世は変革の時。コンピュータ全盛の第4次産業革命の時代に入ってきているのです。
以前にも少し触れておきましたが、このスマホ不正疑惑が浮上する前に規制をしておかなければいけなかったのです。
後の祭りとはこのことですが、今からでも遅くはありません。探知機の導入は当たり前のことと私は認識しております。
弟子達を多く抱え、道場も支部も子供教室も運営する私は引退してもなお、連盟の事を憂いているのです。
正直、どうでもいいと思う時も多々あれ、しかし、やはり私の原点は将棋なのです。
こんな面白く、良く出来たゲームは世界中探してもそうないと思います。
出来得る限り永く続けさせていく義務は、私達棋士一人一人に掛かっているのです。
今や広く世間に知られるようになった将棋連盟は、村社会の感覚では通用しなくなってきているのも忘れず。
佐藤康光新会長47歳。指導者としては、ちょっと若いかもしれませんが、この波乱の時によく引き受けてくれたと思います。
会長は連盟の顔。人柄と将棋の実績は誰しも認めるところ。経営は別ですが、彼ならうまくやってくれるでしょう。期待しています。
さて私自身、最近健康を取り戻しましたが、世に甘いことなど一つもないと思いけり。
しかし、矛盾しているようですが、私はこの歳にしてまだ夢を追い続けてもいるのです。
弟子達(若手)の成績
2/2 ○門倉 啓太五段(先手)-神崎 健二八段(後手)● 順位戦C級2組
2/3 ●八代 弥 五段(先手)-佐々木勇気五段(後手)○ 竜王戦4組
2/3 ●島 朗 九段(先手)-高見 泰地五段(後手)○ 棋王戦 予選
2/3 ○近藤 誠也四段(先手)-渡辺 大夢五段(後手)● 棋王戦 予選
2/3 ●室谷 由紀女流二段(先手)-三枚堂達也四段(後手)○ 新人王戦
2/7 ○佐々木勇気五段(先手)-金井 恒太六段(後手)● 順位戦C級1組
C級2組順位戦、門倉五段は8勝1敗となり、最終局に昇級が掛かります。
今年度成績
佐々木勇気五段 42勝13敗(勝率7割6分)
高見 泰地五段 19勝11敗(勝率6割3分)
門倉 啓太四段 17勝13敗(勝率5割7分)
渡辺 大夢四段 18勝15敗(勝率5割5分)
三枚堂達也四段 31勝13敗(勝率7割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
2/2 吉田洸四段
2/3 四段以上 吉田洸四段 三段以下 伊藤泰光1級
2/4 山田勇人四段
2/5 四段以上 大宮健太郎五段 三段以下 嶋田瑛都二段
2/7 江本直哉五段
2/8 松長喜久郎五段
2月2日
“何事もプラス思考でいこう”
図書館の中に張ってある色紙にはこう書かれています。
今年も早や一ヶ月が過ぎ2月に。ドンドン時計の針は回っていきます。が、何があろうとも、前に前に進むしかない人生の旅路。今年は何かいいことあるかしらと思いながら、柏将棋センター近くの市立図書館で今、ペンを走らせています。
このつぶやきを書き始めて7年目。
一週も欠かさず書き続け、今では月約10万件のアクセス数(昨年一年間を集計した結果)を頂くようになりました。
一週一週の積み重ねが、皆様の飽きないお付き合いによって支えられてきたことに、感謝しています。
今年の世界情勢は、将棋ではなく、トランプ一色で始まろうとしています。
世界一の権力者の一言で、各国が右往左往している状態。何か起こりそうな、不吉な予感すら覚えます。
さて将棋界は、暗雲たち込める中でも、子供の将棋熱は衰えることなく盛んであります。
将棋は頭脳を使い、コミュニケーションを計れるからいい、が定着してきたようです。
子供は大人になりますからね。これは明るい未来を素直に感じ取りましょう。
将棋は不思議な魅力を持ったゲームで、一局指すと、何年来の付き合いがあったかのように親しくなれるのです。
単なる勝負事ではこうはならないのは、将棋には日本人特有の心があるからかもしれないはうがち過ぎか。
飛角は大駒で大さばき。金銀桂香、個性あり。歩は歩でもと金になり、と、玉を中心に持ち駒再使用は、日本の文化風土の象徴かもしれません。
コンピュータ中心の世にあってもこれだけは忘れないでと、繰り返し申し述べておきます。
最後に文豪で、大の将棋好きだった菊池寛の有名な言葉“人生一本勝負将棋なり、指し直しあたわず”を付け加えておきましょう。
弟子達(若手)の成績
1/27 ○門倉 啓太五段(先手)-森 けい二九段(後手)● 王将戦 一次予選
今年度成績
佐々木勇気五段 40勝13敗(勝率7割5分)
高見 泰地五段 18勝11敗(勝率6割2分)
門倉 啓太四段 16勝13敗(勝率5割5分)
渡辺 大夢四段 18勝14敗(勝率5割6分)
三枚堂達也四段 30勝13敗(勝率7割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
1/26 松長喜久郎五段
1/27 四段以上 猪瀬浩志四段 三段以下 近藤博1級
1/28 上出隆志五段
1/29 四段以上 美馬和夫六段 三段以下 嶋田瑛都二段
1/31 中沢義雄五段
2/1 松長喜久郎五段

新着情報

年間行事

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2011年3月
東葛支部の代表戦、東葛支部シニア戦
(いずれも勝者は全国大会の出場権が得られます。)
2011年4月
第29期東葛名人戦
2011年5月
第30期東葛順位戦開催(~2011年8月31日まで 支部会員でない方は参加不可)
2011年6月
棋聖戦第一局、羽生棋聖対挑戦者、旧吉田家住宅書院の間

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