日本一の支部会員数を誇る、日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター。皆で楽しく将棋を指し、共に上達を目指す、師範石田九段の道場です。

石川九段 子供将棋教室 開催中

子供将棋教室の風景

柏将棋センターでは毎週日曜日、午前9:00~12:00の間、子供将棋教室を開催しており、60数名の子供達が、真剣な面持ちで将棋に打ち込んでいます。

将棋は、実際に指す事で、頭脳の活性化、記憶力の向上に役立つ、日本の伝統文化です。
お子様をお持ちのご家庭におすすめいたします。

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石田九段の今週のつぶやき

3月23日
今日は珍しく、柏市立病院の休憩室のようなところでペンを取っています。
自宅から柏駅にバスで行く途中にあるこの病院には診察がない時でも、たまに寄るのです。
血圧等を計って休憩室で休んでいると妙に気が落ち着く。目の前に飾ってある樹木が描かれた大きな壁画は心をなごませ、病院嫌いな人でも、そうも思わせないのはこの壁画のせいかもしれないのです。
つれづれ思うに、人間もこの樹木に包まれた壁画のようになりたいもの。
この人と付き合っていると、どこか思いやりがあって気が休まる。話をしていても面白いし、飽きないと。そういう人は滅多にいないし、特に勝負を生業としている我々棋士にとって、果たして優しさが良いのか悪いのか難しいところです。
つまるところ勝ってこそ価値があるし、善ともなっていく世界なのですから。
その昔、木村十四世名人が名古屋に来た時、講演で言っていました。
「将棋に強くなり、また人間も高めるということは容易なことではない。しかし一芸に秀でれば万事に通ずと言う言葉もある。
若い時は将棋の棋力向上に邁進していく他はないであろう。そして、引退してからは、板谷君(私の師四郎九段)のような、良き指導者になるが道である。以前関根先生(十三世名人)が名古屋に一人良き指導者がいたらなあと仰っていた。私は関根師匠の言葉を忘れません」
木村十四世名人の講演は天下一品。べらんめえ口調で名調子ときている。
皆をうっとりさせる語り口はつとに有名でした。
そこには大名人になった自信と、それだけではない教養を身につけていたからでしょう。
また、戦時中のことだったと思います。
木村十四世名人の講演にまつわる逸話を紹介します。
ある大盤解説会で、聞き手を務めるM二段と共に、ファンを沸かせる熱弁をふるっていました。その時の言が面白過ぎる。
「将棋は技術、体力、精神力、加うるに努力。しかし技量に甚だしき相違ある時は、たとえばここにおりまするMが如きはたちどころに、こっぱ微塵に」とやる訳ですから観客には大受けだったようです。しかし、目の前でコケにされたM氏は「ひどい目に会った」とぼやくことしきりで、度重なるうちに、いかに大名人とはいえ病気を理由に助手を断ったとか。
毒気があるようにも見えますが、そこは木村十四世名人独特のユーモアが感じられて微笑ましい一件ではあります。
今週はこの辺で。肝心の現棋界は、棋王戦、渡辺明棋王と千田翔太六段戦は、2勝2敗となり最終局にもつれ込みました。タイトルの行方や如何に。
弟子達(若手)の成績
3/15 ○小倉 久史七段(先手)-高見 泰地五段(後手)● 王将戦 一次予選
3/21 ●堀口一史座七段(先手)-渡辺 大夢五段(後手)○ 竜王戦4組 昇決
今期最終月となりました。ここでの失速は避けてください。来期につなげる為にも。
今年度成績
佐々木勇気五段 44勝17敗(勝率7割2分)
高見 泰地五段 22勝14敗(勝率6割1分)
門倉 啓太五段 20勝13敗(勝率6割1分)
渡辺 大夢五段 21勝16敗(勝率5割7分)
三枚堂達也四段 36勝14敗(勝率7割2分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
3/16 上出隆志五段
3/17 四段以上 上出隆志五段 三段以下 明石晃英二段
3/18 高鹿照祥五段
3/19 四段以上 大宮健太郎五段 三段以下 高橋輝充三段
3/20 小嶋一正五段
3/21 松長喜久郎五段
3/22 松長喜久郎五段
3月16日
私は時々唐突なことを思いつきます。
榎本健一、エノケンと呼ばれた男をご存知の方は少なくなっているでしょう。
戦前、戦後にわたって喜劇王として君臨、国民的英雄でありました。
そのお方の何気なく語った言葉を今ふっと思い出します。「人間自分を幸福だ幸福だと思っていると幸福を招きますよ。不幸だ不幸だと思っていると不幸を招きますよ」と。
一粒種の息子に先立たれ、そして離婚、、自身も右足切断という相次ぐ不幸が襲ったにもかかわらず、舞台の上で死ねたら本望と、喜劇を演じ切り、日本中を笑いの渦に巻き込んだ昭和のスターの生き様。
心には悲しみのシワが刻まれていたでしょうが、他人に見せる顔はイキのよさが、みなぎっているようでした。と伝記にあります。何たる強靭な精神力。
私自身老いの衰えなど嘆いてなどいられません。小生には後進の育成という種蒔きが残されているのです。その種の実りはいつか・・・・。
先日小学生一年の時より、柏将棋センターに通っていた秋月嶺君がお母さんと一緒に当センターにやってきました。
東大に入学が決まったと報告に来られたのです。おめでとう秋月君。
ということで居酒屋で3人ジュースと焼酎で乾杯。
私のとこへ来て咲く花は、必ずしもプロの高段者ではなく、秋月君のように将棋も東葛順位戦S級でアマ五段となり、勉強の方もできて、東大に入るというケースも現実として出たのです。よき見本第一号となればとも思います。
縁は異なもの。私と秋月君とお母さんは今から9年余前、先の柏将棋センターが火事で全焼し、途方に暮れ次の場所を探している時にちょうど3人で今の柏将棋センターを見に来たのです。
大家さんと、私達3人面談をし、借りる部屋もうってつけということで、即決の契約と相成ったのです。
懐かしいことですが、今また3人、今度は東大合格の報を受けるとは。
実にめでたい喜ばしい限りです。
さて将棋界・・・第42期棋王戦は渡辺明棋王対千田翔太六段戦は、棋王の1勝2敗で千田リード、このまま奪取か注目。第66期王将戦郷田真隆王将対久保利明九段戦は、久保3連勝の後郷田2勝と追い上げましたが、久保九段が勝利新王将となりました。どのタイトル戦も接戦です。
最後に支部名人戦、対抗戦、シニア戦東葛大会の結果報告です。
200名以上支部の為、それぞれ2枠の特典が与えられており、一枠は東葛順位戦から、もうひとつは大会の成績結果からです。(敬称略)
東葛順位戦枠
支部名人戦代表者:上出隆志
シニア名人戦代表者:美馬和夫
支部対抗戦代表者:白根弘貴、大宮健太郎、正田敦也
大会枠
支部名人戦代表者:武田俊平
シニア名人戦代表者:本間琢也
支部対抗戦代表者:村上千紘、柳澤正勝、女鹿紘喜
弟子達(若手)の成績
3/9 ○千葉 幸生六段(先手)-渡辺 大夢五段(後手)● 王将戦 一次予選
3/14 ●塚田 泰明九段(先手)-佐々木勇気五段(後手)○ 順位戦C級1組
C級1組順位戦、佐々木(勇)五段は最終局に勝ち6勝4敗。昇級を期待していただけに残念。来期こそは。
今年度成績
佐々木勇気五段 44勝16敗(勝率7割3分)
高見 泰地五段 22勝13敗(勝率6割3分)
門倉 啓太五段 20勝13敗(勝率6割1分)
渡辺 大夢五段 20勝16敗(勝率5割6分)
三枚堂達也四段 35勝14敗(勝率7割1分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
3/9 上出隆志五段
3/10 四段以上 上出隆志五段 三段以下 谷野純三二段
3/11 上出隆志五段
3/12 四段以上 川合仁五段 三段以下 大野楽朗三段
3/14 上出隆志五段
3/15 上出隆志五段
3月9日
将棋連盟の人事、ゴタゴタあれど、収まるところに収まるは世の常。
きっと良くなる。誰頼りでもなく、私は将棋を信じています。また天をも信じています。
人間同士戦って、これほど面白いゲームは他にあろうかとも思うからです。
勝者と敗者に選別されるのは、勝負の世界では当然の理。ですが老舗の公益法人日本将棋連盟は組織として、とこしえに歩み発展させなくてはいけません。
最近私は、弟子の奨励会員滝口勇作君と、天野宗歩の棋譜をよく並べています。
天野宗歩は幕末の棋聖と謳われた程の棋士。
段位は七段でしたが実力は11段とも13段とも言われていたとか。
今並べて見ても凄い。強い、筋がいいです。
急所を見抜く力量は、現在の今出てきても第一人者だと私は思います。
もっとも序盤戦の技術習得には、ちょっと時間がかかるでしょうが。
コンピュータどころか、江戸末期に情報が殆ど得られない時代にあれだけスピード感のある将棋が指せるのは天才と言うしかありません。本当の天才は天野宗歩かもしれないと思う程です。
滝口君と二人で成程、成程と感心しながら、棋譜並べをし楽しんでいるのもおつなもの。
“温故知新”古い事柄も新しい物事もよく知っていて初めて人の師となるにふさわしいと書にあります。
さて目出度い報せが届きました。
C級2組順位戦で門倉啓太五段が、最終局に勝ち、9勝1敗の成績で見事C級1組に昇級しました。おめでとう。よかったですね。
以前、難病と闘ってそれを克服。
数年前に降級点を取った時とは、まるで別人の如くの活躍です。
昨年は、きれいな奥様と結婚するし、暗雲振り払い、雲ひとつない晴天を仰ぐの感があります。
一門にとっても朗報です。これから石田一門の頭的存在となってくるでしょう門倉君。
一層の飛躍を期待しています。
弟子達(若手)の成績
3/1 ○鈴木 大介九段(先手)-佐々木勇気五段(後手)● 王座戦 二次予選
3/2 ○高野 智史四段(先手)-三枚堂達也四段(後手)● 順位戦C級2組
3/2 ●及川 拓馬六段(先手)-高見 泰地五段(後手)○ 順位戦C級2組
3/2 ●佐藤 慎一五段(先手)-渡辺 大夢五段(後手)○ 順位戦C級2組
3/2 ●佐藤 紳哉七段(先手)-門倉 啓太五段(後手)○ 順位戦C級2組
3/7 ●高見 泰地五段(先手)-黒沢 怜生五段(後手)○ 竜王戦4組
3/7 ○門倉 啓太五段(先手)-堀口一史座七段(後手)● 王将戦 一次予選
C級2組順位戦は終了。門倉五段は9勝1敗で昇級。高見五段、渡辺五段、三枚堂余談は、それぞれ7勝3敗でした。
今年度成績
佐々木勇気五段 43勝16敗(勝率7割3分)
高見 泰地五段 21勝13敗(勝率6割2分)
門倉 啓太五段 20勝13敗(勝率6割1分)
渡辺 大夢五段 20勝15敗(勝率5割7分)
三枚堂達也四段 35勝14敗(勝率7割1分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
3/2 松長喜久郎五段
3/3 四段以上 中沢義雄五段 三段以下 亀田浩3級
3/4 川合仁六段
3/5 四段以上 渡邊歩高四段 三段以下 大野楽朗三段
3/7 中沢義雄五段
3/8 松長喜久郎五段
3月2日
今週はまずどうしても、2月27日に行われた将棋連盟臨時総会のことについて触れなくてはなりません。
今この件を取り扱い書こうとしていますが、既に一週間位前のことのようにも思えるのは何故でしょう。
知らないよと言いながら、緊張の連続だったのかもしれないとも思うのです。
そう言えば先月のことですからね。と冗談から入り、結果を報告します。
総会と言っても、棋士が理事に辞任を求めるという前代未聞の会。
将棋ソフトによる不正疑惑事件で、連盟の決定を問題視した棋士達が、会長らが辞任した後も、とどまる理事5人の辞任をせまるという異例の総会。
5人の信任を、それぞれ問う形で投票を行なった結果、青野照市専務理事、中川大輔常務理事、片上大輔常務理事の3人が賛成多数で解任が決まりました。東和男常務理事と佐藤秀司常務理事は留任することに。
私の半世紀に及ぶ永い棋士人生の中でも、今回のケースは初めて。それだけ大きな社会問題となったのです。
これは汚点と言えば汚点ですが、会員の不信が相当に募っていたのですから、仕方がなかったのでしょう。
酷な結果となり、私自身同情を禁じ得ません。しかし最早全員一丸とかいう甘い言葉では済まされない事態に陥っていたのかもしれません。
終わったことはすでに過去。これからは新しい常務会となり、“禍い転じて福となす”さあ出発だ!良き方向に舵を切って貰いたいと切望しています。
次は関根茂九段死去の報です。関根先生は老衰ということで87歳の寿命を全うしました。確か農林省
に勤めていて、遅くから棋士になった晩学の士。
それが九段にまで昇りつめたのですから、努力の人と言ってもいいでしょうが、ある雑誌で「好きで選んだ将棋の道、後悔したことは一度もありません」と語っておられました。
将棋を愛し、幸せを絵に描いたような見事な棋士人生を、大往生という形で締めくくられたのです。
第43期東葛名人戦3番勝負、白根弘貴東葛名人対上出隆志五段戦は2勝1敗で上出五段が勝ち、東葛名人を奪取しました。
上出君は高校2年生で、千葉県竜王にもなっています。若い人の成長は早い。更なる飛躍を期待しています。
第44期東葛順位戦は3月1日より始まりました。皆を応援しています。
最後に東葛支部大会のご案内です。
支部対抗戦・名人戦・シニア名人戦 東葛支部予選
日時 3月11日(土)午前10時受付 10時30分開始
場所 柏将棋センター(柏市柏5-1-2 CS21ビル3F
Tel 04-4163-3335
参加費 柏将棋センター席料のみ(一般1000円)
上位者(名人戦1名/対抗戦3名/シニア名人戦1名)が
支部対抗戦・名人戦・シニア名人戦の出場権を得られます。
参加条件 東葛支部会員であること(当日会員申請でも参加できます)
支部対抗戦は四段以上の免状を持っていない方のみ参加可能。
シニア名人戦は平成29年1月1日時点で満60歳以上であること。
※前年にシニア名人戦代表になられた方は連続してシニアの代表
にはなれません。
申し込み 参加希望の方は柏将棋センターの受付に直接、または電話にて
申し込みください。
当日参加も可能ですが、定員を越えた場合参加できない場合も
ございます。
昼食は各自ご用意ください。
全国大会につながる大会ですので奮ってご参加下さい。
弟子達(若手)の成績
2/23 ●真田 圭一八段(先手)-三枚堂達也四段(後手)○ 棋王戦 予選
2/24 ○佐々木勇気五段(先手)-豊島 将之七段(後手)● 王位戦 挑決リーグ
佐々木(勇)五段は王位リーグ強敵豊島七段に初戦勝利。三枚堂四段は棋王戦で真田八段を破っています。
今年度成績
佐々木勇気五段 43勝15敗(勝率7割4分)
高見 泰地五段 20勝12敗(勝率6割3分)
門倉 啓太五段 18勝13敗(勝率5割8分)
渡辺 大夢五段 19勝15敗(勝率5割6分)
三枚堂達也四段 35勝13敗(勝率7割3分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
2/23 小嶋一正五段
2/24 四段以上 中沢義雄五段 三段以下 伊藤泰光1級
2/25 猪瀬浩志四段
2/26 四段以上 川合仁六段 三段以下 石田和弘三段
2/28 三浦清司四段
3/1 上出隆志五段

新着情報

年間行事

詳細はこちら

2011年3月
東葛支部の代表戦、東葛支部シニア戦
(いずれも勝者は全国大会の出場権が得られます。)
2011年4月
第29期東葛名人戦
2011年5月
第30期東葛順位戦開催(~2011年8月31日まで 支部会員でない方は参加不可)
2011年6月
棋聖戦第一局、羽生棋聖対挑戦者、旧吉田家住宅書院の間

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