日本一の支部会員数を誇る、日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター。皆で楽しく将棋を指し、共に上達を目指す、師範石田九段の道場です。

石川九段 子供将棋教室 開催中

子供将棋教室の風景

柏将棋センターでは毎週日曜日、午前9:00~12:00の間、子供将棋教室を開催しており、60数名の子供達が、真剣な面持ちで将棋に打ち込んでいます。

将棋は、実際に指す事で、頭脳の活性化、記憶力の向上に役立つ、日本の伝統文化です。
お子様をお持ちのご家庭におすすめいたします。

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石田九段の今週のつぶやき

9月14日
話題に事欠かない将棋界。
真夏の太陽が照り輝いているようにも見えます。藤井君の飛躍、またその連勝を止めた私の弟子佐々木勇気君の効果で、私自身にも取材の依頼がまだまだ続いています。
感謝すべきことです。
しかし“一葉落ちて天下の秋を知る”のことわざがあるように、真っ赤に燃える太陽ばかりではないことも肝に銘ずるべきです。
世に甘いことなど、ひとつもないのだと、弟子が負けると落ち込む私。
自身を客観的に見て、引退棋士の中ではとても恵まれている方だと認識していても、投げ出したくなる時もあるのです。
昔、尊敬する先輩にこんな教訓を頂きました。“片寄らない心、こだわらない心、とらわれない心、広く広くもっと広く、それが生活創造、幸せの道なり”と。
また師の板谷四郎九段からも、こだわりをなくすというのが、人間最高の境地だと言われたのも思い出します。
確かに、こだわりをなくすというのは仏に近い心境かもしれません。
しかし、私は凡夫でありまして、残り余り多くない人生を、楽しく、楽しくと思い描いているのも事実。
ところが現実は、次々とやらなければならないことが起きてくるのです。
偉大な哲学者、カント先生の言葉。
“我々は幸福になる為に生まれてきたのではなく、義務を果たす為にこの世にいるのである”が身に沁みる昨今です。
かたい話はこのくらいにして、次は将棋界の現状報告に移りましょう。
第30期竜王戦挑戦者決定戦、羽生善治二冠対松尾歩八段の3番勝負第3局は羽生善治二冠が勝ち、2勝1敗で挑戦者に決まりました。羽生さんが竜王戦7番勝負に登場するのは7年ぶり。負けた松尾八段はよく奮戦しましたが後一歩及ばず、涙をのみました。
松尾さん、ここまで戦ったから悔いはないでしょう。は嘘で上へ行けば行く程、負けた時のショックは大きいのです。
何故にこのようなことを書くかと言えば、私ごとき者でも竜王戦の挑戦者決定戦で敗れた経験があるからです。
その時の相手は谷川さんでしたから仕方がないは他人の言うこと。
自身は相当落ち込んだものです。
さて今度の竜王戦、渡辺明竜王対羽生善治二冠の対決は面白そうです。
羽生さんには永世竜王の資格がかかっており、もし奪取となれば、タイトルの7冠(叡王戦は除く)すべて永世の称号を得ることになります。
対する渡辺竜王は通算11期竜王のタイトルを獲得している猛者。この二人の対戦は、いつも大熱戦となり、ハラハラドキドキします。
今期はどのような将棋を見せてくれるでしょうか。
弟子達(若手)の成績
9/7 ●脇 謙二八段(先手)-高見 泰地五段(後手)○ 順位戦C級2組
9/7 ○渡辺 大夢五段(先手)-中田 功七段(後手)● 順位戦C級2組
9/12 ●佐々木勇気六段(先手)-島 朗九段(後手)○ 順位戦C級1組
9/12 ○宮本 広志五段(先手)-門倉 啓太五段(後手)● 順位戦C級1組
C級2組順位戦は渡辺(大)五段4連勝。高見五段は3勝1敗。
C級1組順位戦は佐々木(勇)六段、門倉五段共に敗れたのはショック。一から出直すつもりで頑張れ!
今年度成績
佐々木勇気六段 13勝7敗(勝率6割5分)
高見 泰地五段 14勝5敗(勝率7割4分)
門倉 啓太五段 3勝9敗(勝率2割5分)
渡辺 大夢五段 13勝3敗(勝率8割1分)
三枚堂達也五段 18勝8敗(勝率6割9分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
9/7 猪瀬浩志四段
9/8 四段以上 中沢義雄五段 三段以下 谷野純三二段
9/9 高橋治雄五段
9/10 四段以上 渡邊歩高四段 三段以下 明石晃瑛三段
9/12 須永廣志四段
9/13 中沢義雄五段
9月7日
梅雨に逆戻りしたような、どんよりとした空模様。季節に象徴されるように、最近の情勢は読めません。
新年を迎え一年の抱負を語って、もう半年もすると、まるで違う世界が訪れます。
全く河川上流の濁流の如き、激変する世となってきました。
来年のことを言うと鬼が笑うは、昔の語りではなくなってきました。
現実は矢の如しです。
さて、世界情勢は北朝鮮の核実験による威嚇行為。各々評論家が意見を述べていますが、誰一人将棋で言う先を読み切っている人はいないでしょう。
柏将棋センターの近くに、インド人の経営するカレー屋さんがあります。そのマスターインド人のダヤルさんと親しくなり、北朝鮮のことについて聞いてみました。
ダヤルさんは「大丈夫、大丈夫、皆誰も死にたくないから。神様が全部決めてあるね。(ヒンズーの教え)」とニコニコしながら答えてくれました。
そうです。世は成るようにしかならないのです。
ところで我が将棋界。藤井君の出現によって雰囲気は一変、メジャーなものになってきました。
先週の日曜日NHK杯戦森内俊之九段対藤井聡太四段の一戦が生放送で行われました。これはスタッフの方は大変でしょうが、画期的なことで反響を呼びました。
対局の結果は皆様もうご存知、藤井君の完勝。
森内九段に精彩なく、藤井四段のいいところばかりが出た一局でした。これで藤井ブームはまだまだ続きそうな雰囲気です。
実はこの日、柏将棋センターにNHKの取材が入りました。この生放送の街の声を聞きたいのと、私のところの子供教室等も見てみたいとの思惑からでしょう。
この日の子供教室指導には藤井君の30連勝を止めた佐々木勇気六段にも加わって貰い、部屋中人が溢れんばかりの活況を呈したのです。
放送は9月10日(日)11時20分~11時54分、NHK1チャンネル総合テレビで。
NHK杯戦の時間帯と重なり合いますが、両方は無理でしょうが、是非ご覧になってください。
最後に第65期王座戦。羽生善治王座対挑戦者中村太地六段の5番勝負第1局は仙台で行われ、中村六段の勝ち。
難局でしたが、これを勝勢へともっていく羽生さんは流石と皆が感心していたら、その後、考えられない逆転負け。
羽生さんどうしたことでしょう。連戦による疲れが抜けきらないのではと案じています。
一方若武者中村六段は、終盤のしぶとさは天下一品。
タイトル奪取も夢ではありません。
弟子達(若手)の成績
9/1 ○高見 泰地五段(先手)-西尾 明 六段(後手)● 棋聖戦 一次予選
9/1 ●及川 拓馬六段(先手)-高見 泰地五段(後手)○ 棋聖戦 一次予選
9/1 ●島 朗 九段(先手)-渡辺 大夢五段(後手)○ 朝日杯将棋オープン戦
一次予選
9/5 ●中尾 敏之五段(先手)-佐々木勇気六段(後手)○ 王位戦 予選
9/5 ○三枚堂達也五段(先手)-石田 直裕五段(後手)● 棋聖戦 一次予選
9/5 ○三枚堂達也五段(先手)-高橋 道雄九段(後手)● 棋聖戦 一次予選
今週は門下生、6戦して全勝。ピッチが上がってきました。
今年度成績
佐々木勇気六段 13勝6敗(勝率6割8分)
高見 泰地五段 13勝5敗(勝率7割2分)
門倉 啓太五段 3勝8敗(勝率2割7分)
渡辺 大夢五段 12勝3敗(勝率8割)
三枚堂達也五段 18勝8敗(勝率6割9分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
8/31 須永廣志四段
9/1 四段以上 小嶋一正五段 三段以下 佐々木巖三段
9/2 川合仁六段
9/3 四段以上 金子靖史五段 三段以下 財間心大朗三段
9/5 松長喜久郎五段
9/6 三浦清司四段
8月31日
沈んでいた太陽が、にわかに照り輝いてきた如く脚光を浴びてきた現将棋界。
一昔前まで棋士といえば、根無し草で職業と認知されるに至っておりませんでした。
ところが、昨今頭脳集団という誠に有難き錯覚を世の方がお持ちになって下さっているようで、感謝感謝です。
これも天才少年藤井聡太君の出現によってマスコミが大々的に取り扱ってくれたお陰でしょう。
そのフィーバーは、かなり収まってきたようです。が、まだ将棋熱は衰えを見せず、将棋を指してみたいという子供、女性は増え続けているようです。
私共の将棋センターにもよく問い合わせの電話があります。
しかし、実際道場へと足を運ぶお客さんの数は未だしの感あり。
これから一時的ブームではなく、本格ブームへと相成ってくれれば、理想的なのですが。
さてさてと、今週の棋界ニュースの件、まず先週俄然注目と予告しておいた藤井聡太四段対豊島将之八段戦は、豊島勝ち。
藤井君自身が局後語っていたように、やはりA級の壁は厚かったようです。
千日手を交えての熱戦でしたが、平明闊達な藤井将棋の先を読み抜いたような豊島八段の強さが光りました。
藤井君にとって強豪との一戦一戦が、今後血となり肉となるでしょう。
次に上州YAMADAチャレンジ杯戦。
準決勝が高見五段と渡辺(大)五段戦、もう一方が三枚堂五段と大橋四段戦と、4名のうち3名までが石田門系。
結局、決勝は高見泰地五段と三枚堂達也五段の対決となり、三枚堂君が勝って見事優勝。
三枚堂君は勇気君と一緒に柏将棋センターで競った仲であることは繰り返し述べた通り。一門系の棋戦優勝は佐々木勇気六段の加古川青流戦に次いでのこと。達ちゃんはこのところ、いいことづくめですね。
おめでとう。さらなる飛躍を期待しています。
そして第58期王位戦。菅井竜也七段が羽生さんの壁を破りました。7番勝負第5局は菅井七段が勝ち4勝1敗で羽生善治王位を下し王位を奪取。
落城困難と思われていた羽生城を、初挑戦でいとも簡単に落としてしまった菅井七段。
この人もただ者ではなく天才です。
独特の振り飛車で、早指し。怪物羽生さんを翻弄するような指し回しは、見事という他はありません。
菅井七段と言えば、今から13年前小学生名人戦で佐々木勇気君と決勝をNHKスタジオで争った子。その一局は佐々木勝ちでしたが、その子が今や第一人者に躍り出るとは。
隔世の感は否めません。
また一人将棋界にスターが誕生しました。
弟子達(若手)の成績
8/23 ○渡辺 大夢五段(先手)-梶浦 宏孝四段(後手)● 王位戦 予選
8/25 ●佐々木勇気六段(先手)-村中 秀史六段(後手)○ 棋聖戦 一次予選
8/27 ●渡辺 大夢五段(先手)-高見 泰地五段(後手)○ 上州YAMADAチャレンジ杯
準決勝
8/27 ○三枚堂達也五段(先手)-大橋 貴洸四段(後手)● 上州YAMADAチャレンジ杯
準決勝
8/27 ●高見 泰地五段(先手)-三枚堂達也五段(後手)○ 上州YAMADAチャレンジ杯
決勝
8/29 ●坂井 信哉三段(先手)-荒田 敏史三段(後手)○ 加古川青流戦
8/29 ●荒田 敏史三段(先手)-西田 拓也四段(後手)○ 加古川青流戦
加古川青流戦で準決勝まで勝ち進んだ荒田奨励会三段は惜しくも敗れ、優勝はなりませんでした。
今年度成績
佐々木勇気六段 12勝6敗(勝率6割7分)
高見 泰地五段 11勝5敗(勝率6割9分)
門倉 啓太五段 3勝8敗(勝率2割7分)
渡辺 大夢五段 11勝3敗(勝率7割9分)
三枚堂達也五段 16勝8敗(勝率6割7分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
8/24 中沢義雄五段
8/25 四段以上 祖父江践哉四段 三段以下 谷野純三二段
8/26 美馬和夫六段
8/27 四段以上 山崎陽一五段 三段以下 高橋輝充三段
8/29 江本直哉五段
8/30 江本直哉五段
8月24日
藤井聡太四段が四連勝とまた勝ち出してきました。本日行われる豊島八段戦が俄然注目されます。
藤井ブームは簡単に終わりそうもありませんが、私はまた小鳥のような生活に戻りつつあります。
早寝早起きを心掛け、夜遅くなるとアルコールは口に入れないことにしています。
鳥は素晴らしい。勿論、酒は飲まないし、太陽と共に寝起きをして、誠に自然の理にかなった生き方をしています。
どこへも飛んで行けるし、貧窮問答歌(万葉集)にもあるように、私も鳥みたいになりたいと思うこと多々ありです。
でも幻想は幻想で、実際の私は朝は早起きですが、テレビ、ビジネスサテライトを横になりながら見ることから始まります。
世界の経済は?人間の欲と欲とのぶつかり合い、その現実と行方を知っておきたいとの自身の欲求からであります。
昼は柏将棋センターに出向くことが多く、引退者にしては将棋労働者のごとくの働き方です。
毎日アルコールは飲みますが、なるべく早くから始め、早く終ることを心掛け、家に帰ると、2階に上がりテレビで時代劇を見るのが普通の日課です。
ですが、お付き合いも間々あり、先週の土曜日茨城県の竜ケ崎市に出向き、一番弟子の勝又清和六段と一緒に川嶋長一郎さん盤寿の祝いの会に出席してきました。
川嶋さんは81歳。年齢はあくまで数字は私の強がり理論。よくぞこの年まで将棋の普及に尽力してこられたと、心より謝意を表します。
かつて茨城県支部連合会長を務め、また大山賞をも受賞、現在も棋道師範として活躍。茨城県棋界の大功労者であります。
主宰する城南支部は会員数200名を越え、私のところの東葛支部に次いで世界2位。この会員数がすべてを物語り、川嶋さんが如何に偉大か。
人間は自分勝手なもの。一人の人間を動かすのも大変なのに200名もの会員を束ねるとは頭が下がります。
川嶋さんご苦労様でございます。
これからは、支部会員数の方は余り、しゃかりきにならず、東葛支部を目の仇(冗談)にせず、互いにもっと気楽にやりましょう。
最後に、川嶋さんの親しい友人からのユニークなご挨拶を紹介。「川嶋さんは支部長を辞めたくて仕方がないようですが、私は辞めさせないよう懸命に足を引っ張っています」と。足を引っ張るのもいろいろあるんだなあ、と微笑ましく、将棋ブームを陰で支えているのはこの方達なのだと改めて感じ、帰路につきました。
弟子達(若手)の成績
8/22 ○三枚堂達也五段(先手)-佐藤 秀司七段(後手)● 王位戦 予選
8/22 ○遠山 雄亮五段(先手)-門倉 啓太五段(後手)● 棋聖戦 一次予選
今年度成績
佐々木勇気六段 12勝5敗(勝率7割1分)
高見 泰地五段 10勝4敗(勝率7割1分)
門倉 啓太五段 3勝8敗(勝率2割7分)
渡辺 大夢五段 10勝2敗(勝率8割3分)
三枚堂達也四段 14勝8敗(勝率6割4分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
8/17 佐藤彰司五段
8/18 四段以上 女鹿紘喜四段 三段以下 篠澤生7級
8/19 上出隆志五段
8/20 四段以上 野副達也四段
8/22 中沢義雄五段
8/23 江本直哉五段

新着情報

年間行事

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2011年3月
東葛支部の代表戦、東葛支部シニア戦
(いずれも勝者は全国大会の出場権が得られます。)
2011年4月
第29期東葛名人戦
2011年5月
第30期東葛順位戦開催(~2011年8月31日まで 支部会員でない方は参加不可)
2011年6月
棋聖戦第一局、羽生棋聖対挑戦者、旧吉田家住宅書院の間

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