日本一の支部会員数を誇る、日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター。皆で楽しく将棋を指し、共に上達を目指す、師範石田九段の道場です。

石川九段 子供将棋教室 開催中

子供将棋教室の風景

柏将棋センターでは毎週日曜日、午前9:00~12:00の間、子供将棋教室を開催しており、60数名の子供達が、真剣な面持ちで将棋に打ち込んでいます。

将棋は、実際に指す事で、頭脳の活性化、記憶力の向上に役立つ、日本の伝統文化です。
お子様をお持ちのご家庭におすすめいたします。

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石田九段の今週のつぶやき

12月14日
師走に入り毎年のことながら気忙しい毎日。
あれをやらなければ、これをやらなければと、何故か落ち着きません。
正直、年輪を重ねると追われるように生きるのは結構しんどいです。
しかし、何もやることがない人を思えばはるかにましと、言い聞かせながら柏将棋センターへの階段を登り降りしています。
働いているうちは老後ではないは、まさに私のことかもしれません。
今年の将棋界は。漢字一文字で表せば「北」ではなく「藤」だったかもしれません。
天才少年棋士藤井聡太四段の活躍は、将棋界を救ったと思うからです。
とにかく凄まじいフィーバーでした。
最年少プロ棋士になったことだけでも偉業なのに、デビュー以来負けなしで勝ち進む。
これ程ドラマチックな、作っても作れない程の現象が現実起こったのです。
日本中のマスコミが連日騒ぎ立て、一時全国一の有名人になったかの如くでした。
その連勝は、新記録となった29まで伸び、30連勝目が、私の愛弟子佐々木勇気君になったのです。
この一戦は俄然、大注目となり師匠の私のところへも毎日マスコミが押し寄せ、これまで味わったことのない忙しい日々でした。
そして勇気君が見事な勝利を収めたのは皆様ご存知の通り。
私にとっても一生忘れられない瞬間でしょう。「人生は暇つぶしだ。ならば上等な暇つぶしをしよう」は生臭坊主として、つとに有名だった今東光さんの洒脱な言葉。
今年は上等な変化に富んだ一年だったかもしれないと思うのです。
このように華やかな活躍をしている棋士がいる反面、埋もれ悶々としている棋士がいるのも忘れてはいけません。
私はこのような方にも思いを馳せることがしばしばあります。
思い出せば、私がA級に昇った時、著した振飛車破りシリーズの本。
お陰様で好評でしたが、その手伝いをして頂いた新宿闇太郎と言われたM氏。
ある介護施設に入居していると聞きました。
視力はかなり衰え、「小池重明(伝説のアマ強豪)さんはまだ生きているかねえ」などと口走る程に認知は進んでいるようです。
M氏は私と同世代。
アマながら将棋に携わって、這いつくばるように生きてきた様は、蓮に咲く花のごとく。
将棋界といっても広い。第一線で光輝く、人生を歩む人。また日陰でも将棋一筋で生きた人。さまざまな人生があるものと、センターの前のそば屋さんで、東葛名人の美馬和夫さんの話を聞きながら、感傷にひたり一献傾ける。
今年も除夜の鐘の鳴る日が近づいてきました。が、まだやり残していること多々ありで、頑張らねば。
弟子達(若手)の成績
12/6 ○三枚堂達也六段(先手)-藤井猛九段(後手)● 朝日杯将棋オープン戦
二次予選
12/6 ○三枚堂達也六段(先手)-黒沢怜生五段(後手)● 朝日杯将棋オープン戦
二次予選
12/7 ○長岡裕也五段(先手)-渡辺大夢五段(後手)● 順位戦C級2組
12/12 ○渡辺大夢五段(先手)-川上猛七段(後手)● 王位戦 予選
12/12 ○阿久津主税八段(先手)-佐々木勇気六段(後手)● 朝日杯将棋オープン戦
二次予選
三枚堂新六段は朝日杯で連勝し決勝トーナメント入り。
今年度成績
佐々木勇気六段 20勝11敗(勝率6割5分)
三枚堂達也六段 29勝12敗(勝率7割1分)
高見 泰地五段 22勝9敗(勝率7割1分)
門倉 啓太五段 8勝13敗(勝率3割8分)
渡辺 大夢五段 21勝9敗(勝率7割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
12/7 橋都正雄四段
12/8 四段以上 吉田洸四段 三段以下 杵渕司信3級
12/9 佐藤隆四段
12/10 四段以上 金子靖史五段 三段以下 高橋輝充三段
12/12 美馬和夫六段
12/13 吉田洸四段
12月7日
将棋界にまた日本中を騒がせる出来事が起こりました。
羽生さんが史上初の永世七冠を達成。
主催者読売は号外を出すほどで、マスコミは今この話題で持ち切りです。
第30期竜王戦7番勝負は、羽生善治挑戦者が、渡辺明竜王を4勝1敗で破り通算7期のタイトルを獲得。永世竜王の資格を得たことで、永世称号のある7つのタイトル全てで永世資格を手にしました。
新聞各紙が快挙、偉業と絶賛の嵐。
今年は新年の抱負を述べるあたりは、この先どうなるだろうと不安でしたが、藤井フィーバーに続きひふみん人気、そして最後に羽生永世七冠取得で締めくくり、当たり年だったと言えるでしょう。
これだけ風が吹けば、本格ブームへと相成って行くようにしなければ。
羽生さんの偉いところは勝っても驕らず、常に次に挑戦する心構えです。
一つ獲得するだけでも超一流の証明である永世称号を7つ全てそろえるということは怪物というか言葉もありません。
並外れた才能と並外れた努力が重なり合っての前人未踏の金字塔です。
また通算勝率7割超えも怪物の証し。
羽生さんに挑んでくる人は、名だたる強豪が殆どでしょうから、それを考えれば、とんでもない勝率です。
常に進取の気持ちを忘れず、先々新しい戦法を取り入れる姿勢が、47歳という年齢を感じさせない若々しい将棋が指せる所以でしょう。
ただ脱帽です。
これで通算獲得タイトル数も99に伸ばし来年は大台となる100期達成がかかります。
飽くなき挑戦はまだまだ続きそうです。
話題変わって、先日久しぶりに王座の就位式に出席してきました。
パレスホテル東京で12時半より執り行われた中村太地新王座就位の祝いに馳せ参じたのです。
中村王座は、常勝羽生さんに勝ってのタイトル奪取。
嬉しさもひとしおのようで「一生で一番感激している時」と壇上で語っていました。
中村君は柏にもよく来て頂いて、私の名局集“盤上没我再び”に登場して貰っており、その中の対戦相手エピソードで、将来将棋界を代表するスター候補の一人と予言していたのです。
その予言は確かであったと、この日改めて感じ入る思いで彼の勇姿を眺めていました。
宴たけなわとなったその会場の席、久しぶりに中原十六世名人夫妻に、お会いし和やかに談笑する機会に恵まれました。
「石田君のとこの佐々木君というのはいいねえ」と中原十六世名人。「いやまだまだ」と返しましたが、彼のことを評価してくれているようでした。
そして、話題は藤井君のことに及び(その時はまだ羽生永世七冠となる前)勝率の話が出ました。今まで中原さんの作った年間勝率47勝8敗、8割5分5厘が歴代最高でしたが、今年度藤井君は一時41勝6敗で全く同率となったそうです。これは50年間破られなかった記録、抜かれるかと思って見ていたが、その後藤井君は負けたとか。なかなか中原さんの記録を越えるのは至難の業かもしれません。
こんな会話をしながら、永世名人は楽しそうでした。
就位式とはいいもの。今まで余り出席しませんでしたが、これからなるべく出るようにしようかなと心掛けを改めています。
さて、我が支部の45期東葛順位戦は11月末日をもって終了。
S級挑戦者は若手の白根弘貴五段。
各クラス成績は、成績表をご覧ください。
弟子達(若手)の成績
11/24 ○門倉啓太五段(先手)-塚田泰明九段(後手)● 王座戦 一次予選
11/24 ●藤森哲也五段(先手)-三枚堂達也六段(後手)○ 棋聖戦 一次予選
11/28 ●高見泰地五段(先手)-井出隼平四段(後手)○ 棋聖戦 一次予選
11/24 ○三枚堂達也六段(先手)-井出隼平四段(後手)● 棋聖戦 一次予選
11/24 ○佐々木勇気六段(先手)-泉正樹八段(後手)● 順位戦C級1組
11/24 ○門倉啓太五段(先手)-豊川孝弘七段(後手)● 順位戦C級1組
C級1組順位戦、佐々木(勇)六段、門倉五段共に勝利しました。佐々木(勇)六段は6勝1敗ですが、千田六段、永瀬七段がそろって勝った為、成績順位に変わりはありません。門倉五段は3勝4敗ですが、この一勝は大きい。降級点の方も師匠は気にしていますので。
今年度成績
佐々木勇気六段 20勝10敗(勝率6割7分)
三枚堂達也六段 27勝12敗(勝率6割9分)
高見 泰地五段 22勝9敗(勝率7割1分)
門倉 啓太五段 8勝13敗(勝率3割8分)
渡辺 大夢五段 20勝8敗(勝率7割1分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
11/30 松長喜久郎五段
12/1 四段以上 中沢義雄五段 三段以下 近藤博1級
12/2 高鹿照祥五段
12/3 四段以上 猪瀬浩志四段 三段以下 保田晃延二段
12/5 江本直哉五段
12/6
11月30日
棋界は今、30期竜王戦7番勝負の行方や如何にと耳目を集めています。
先週大注目と予告していた第4局は、羽生善治棋聖が勝ち、3対1とリードしました。
この一番は大きい。逆の目が出て2対2となれば、追い上げムードの渡辺明竜王の方が有利な展開となっただけに、まさに要の一戦でありました。
これで羽生さん有望は誰の目にも明らかですが、勝負はゲタをはくまで分からないと昔から言われています。
まだまだ予断は許さないのです。
カド番に追い込まれた渡辺竜王は開き直りの精神で臨むでしょうから。
“王手をかけている方だって、後一番は勝たなければいけない。その一番を負けなければいい”は常勝大山十五世名人の重みのある言で、今でも印象に残っています。
最後まで、この竜王戦をしっかりと見届けましょう。
皆が見守る最高峰の対局、さぞや両者とも緊張して苦しみの連続だろうと、ファンの方は思うでしょう。
しかし、頂点に立つような人はさにあらずと私は思います。
元プロ野球選手で、国会議員にもなった江本氏は、満員の観客がどよめく中、たとえば満塁で、2ストライク3ボールという状況で投げるのは苦しみに見えるかもしれないが、逆に最高に燃える時。と述懐しておられたように記憶しています。
案外緊張し興奮しているのは見ている側の方かもしれないのです。
プロは現役で必死の戦いを繰り返している時が、充実した花の時なのかもしれません。
また勝負師は孤独の闘いのようにも見えますが、問題は他に声援を送ってくれる人がいるかどうかも肝心です。
人間は一人でいるから淋しいのではなく、皆から相手にされなくなるから淋しいのです。
その点私は現役を退いてもなお、ファンに囲まれ、時にはマスコミにもお呼びがかかるという幸運。
この点は素直に感謝しなければ罰が当たるかもしれません。
人は他人に言えない悩み、は誰でもあるでしょう。
年を取ったことを嘆いても、これは皆が通る道。若死にしなかったから今の私があると思えば儲けものです。
さて、また柏将棋センター出身の、おなじみ三枚堂達也五段が六段に昇段。
竜王戦で2年連続昇級すれば昇段という規定に則り、わずか4か月で昇段。
おめでとう。五段と六段ではえらい違いですからね。
このところ達っちゃんは幸運が続いているようです。思えば奨励会三段リーグも一期抜けで、蓄えた力が一気に湧き出てきたのでしょうか。
奨励会時代に苦労を先取りした甲斐があったというものです。
しかし、まだこれから、更なる飛躍を祈っています。
弟子達(若手)の成績
11/24 ●渡辺大夢五段(先手)-斎藤慎太郎七段(後手)○ 竜王戦4組 昇決
11/24 ○三枚堂達也五段(先手)-富岡英作八段(後手)● 竜王戦5組 昇決
11/28 ●橋本崇載八段(先手)-渡辺大夢五段(後手)○ 王位戦 予選・千日手
11/28 ●田中悠一五段(先手)-高見泰地五段(後手)○ 王座戦
一次予選・千日手
三枚堂五段は富岡八段に勝ち昇段を決めたのはつぶやきで述べた通り。現時点では一門で一番勝率がいいのは高見五段。皆突き抜けよ!
今年度成績
佐々木勇気六段 19勝10敗(勝率6割6分)
三枚堂達也六段 25勝12敗(勝率6割8分)
高見 泰地五段 22勝8敗(勝率7割3分)
門倉 啓太五段 6勝13敗(勝率3割2分)
渡辺 大夢五段 20勝8敗(勝率7割1分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
11/23 高鹿照祥五段
11/24 四段以上 中沢義雄五段 三段以下 嶋田輝彦三段
11/25 山田勇人四段
11/26 四段以上 高鹿照祥五段 三段以下 田中大登2級
11/28 高鹿照祥五段
11/29 松長喜久郎五段
11月23日
早いもので石田九段子供教室を開設して、来年で10年目となります。
継続は力なりといいますが、出張で出られなかった日、また一度だけ昨年肺炎を患い、入院した時以外すべて毎回指導と監督にあたってきた訳であります。
毎朝一番早く来て、準備怠らず気合いを入れてよくやって来られたと感謝すると同時に、これだけは自身を誉めてあげたい気持ちです。
お陰を持ちまして最初は10人程の会員で始めた教室が、今では全国どこにもないような、誇るべき大世帯と発展してきたのは感謝感謝。
そこでですが、子供教室会員の保護者の皆様へのお願い。来年1月より、近頃の会員の増加に伴い、諸経費が嵩み、心苦しいですが、月謝5000円を6000円に値上げさせて頂きたく存じますので、ご理解の程をよろしくお願いします。
あらかじめ、ご通知申し上げ、引き続き会員としていらして下さいますよう。
実のところ、私はこの10年子供教室のお陰か若返ったような気がするのです。
子供は純粋です。そしてお母さんたちも若い。(これは余分か)
元気を貰わないでいられましょうか。
子供の頃は雨が降っても、ああ雨が降ったと楽しい。雪が降っても、ああ雪が積もったと言って楽しい。
しかし大人になると、雨が降るとああ雨だ外に出るのは嫌だ、仕事に行くのはなお辛い。と考えるようになります。
同じ雨でも、心のとらえ方で苦楽は違ってくるのです。
子供の心は悪いものが入らないから幸せ。
大人になっても、自分の心の中に子供の時の心を捨てないで、持ち続けることが幸福になる秘訣と、ある賢人はいいます。
幸福な人は童心の人であるとも。
我が業界を見るに、ひふみん、こと加藤一二三九段も童心の人であり、後期高齢者になっても、いつも楽しそうにテレビに出演しています。
あれがいいのです。歳を重ねると、段々楽しみが少なくなってくるのに、抜けた歯を見せ心底明るく笑う。
名人までなった人が、と賛否はあるでしょうが、きっと将棋界の宣伝になっているはずです。
本日より2日間、第30期竜王戦7番勝負第4局が越後長野温泉嵐渓荘で行われます。渡辺竜王は2連敗の後1番返し、1勝2敗。羽生棋聖は幸先よく2連勝をした後1敗。次がポイントとは前にも述べた通り。
大注目して第4局を見守りましょう。
弟子達(若手)の成績
11/17 ○三枚堂達也五段(先手)-神崎健二八段(後手)● 王座戦 一次予選
11/17 ○杉本和陽四段(先手)-渡辺大夢五段(後手)● 王座戦 一次予選
11/21 ○三枚堂達也五段(先手)-飯島栄治七段(後手)● 朝日杯将棋オープン戦
一次予選
11/21 ●渡辺大夢五段(先手)-佐々木大地四段(後手)○ 朝日杯将棋オープン戦
一次予選
11/21 ●佐々木大地四段(先手)-三枚堂達也五段(後手)○ 朝日杯将棋オープン戦
一次予選
三枚堂五段は朝日杯将棋オープン戦一次予選で連勝し、佐々木(勇)六段高見五段と共に2次予選へ進みました。
今年度成績
佐々木勇気六段 19勝10敗(勝率6割6分)
高見 泰地五段 21勝8敗(勝率7割2分)
門倉 啓太五段 6勝13敗(勝率3割2分)
渡辺 大夢五段 19勝7敗(勝率7割3分)
三枚堂達也五段 24勝12敗(勝率6割7分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
11/16 松長喜久郎五段
11/17 四段以上 江本直哉五段 三段以下 近藤博1級
11/18 上出隆志五段
11/19 四段以上 園田章雄五段
11/21 中沢義雄五段
11/22 林佳史三段

新着情報

年間行事

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2011年3月
東葛支部の代表戦、東葛支部シニア戦
(いずれも勝者は全国大会の出場権が得られます。)
2011年4月
第29期東葛名人戦
2011年5月
第30期東葛順位戦開催(~2011年8月31日まで 支部会員でない方は参加不可)
2011年6月
棋聖戦第一局、羽生棋聖対挑戦者、旧吉田家住宅書院の間

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