日本一の支部会員数を誇る、日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター。皆で楽しく将棋を指し、共に上達を目指す、師範石田九段の道場です。

石川九段 子供将棋教室 開催中

子供将棋教室の風景

柏将棋センターでは毎週日曜日、午前9:00~12:00の間、子供将棋教室を開催しており、80数名の子供達が、真剣な面持ちで将棋に打ち込んでいます。

将棋は、実際に指す事で、頭脳の活性化、記憶力の向上に役立つ、日本の伝統文化です。
お子様をお持ちのご家庭におすすめいたします。

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石田九段の今週のつぶやき

5月23日
我が街も赤いつつじが燃えるように咲きそろってきました。
青々とした若葉が目に沁みます。
植物も芽を出し伸びよう伸びようとしています。
いわんや勝手な人間は、生きよう生きようと、懸命です。
自分を認めて貰いたい。皆そう願っているはずです。
あの世にいった幽霊でも、自分の存在を認めて貰いたいから出てくる?
これは人間も生物なら、当然の事かもしれません。
我等の将棋界は、伝統文化の継承者という位置づけに昇格してきたようですが、勝負の世界であり、白黒の結果が顕著に出てくる分かり易い世界です。
勝てばすべてがよくなる。収入はもちろんのこと、世間の評価、認知度も、そして尊敬すら得られるかもしれません。
誠にもって、厳しく、逆に敗者にとってはそれらが反対となり残酷な世界かもしれないのです。
それが勝負の世界であり、それが故に勝ち残った人には称賛が贈られるのでしょう。
その勝ち残りの最高の位が名人(最近は竜王?)なのです。
私達の若い頃にはよく言われました、名人になれよと。
第77期名人戦7番勝負、佐藤天彦名人対豊島将之挑戦者の第4局は豊島勝ちで、4対0のストレートで名人を奪取しました。
豊島将之新名人の誕生です。
将棋界にまたまた大スターが現われ、話題に事欠きません。
おめでとうございます。
豊島新名人は桐山清澄九段門下で29歳。
油の乗り切った年齢で、今まで蓄えていた力をこのところ一気に出してきたという印象です。
大山康晴15世名人が常勝木村義雄名人を破り、名人位を奪ったのが、やはり29歳。
技術、体力、経験、それらが皆揃った円熟の年齢なのかもしれません。
敗れた佐藤名人は、毎局いい勝負の将棋をしていたのですが、一歩及ばずの敗戦が続いたのは残念。
相撲にたとえれば、互いに似たような得意型を持つ四つ相撲で、堂々とわたり合うのですが、わずかなところで、豊島新名人に押し出される、そんな感じを受けました。
ここは豊島新名人強しと讃えておきます。
豊島名人はこれで、王位、棋聖、と併せ三冠となり、まさに棋界の第一人者。
次に棋聖戦で、渡辺明二冠と5番勝負を戦いますが、これは面白い。
最近の渡辺二冠も、すこぶる強く、両強豪がいかなる将棋を見せてくれるか。いかなる結果となるか要注目です。
現将棋界で、誰が天下統一を果たすのか、占いにでも見て貰いましょうか。
まずは豊島、渡辺。そして広瀬、永瀬、斎藤のタイトルホルダーはやはり強い。
さらに言うまでもなく、藤井君の存在です。
この天才少年が、将棋界を救ったと言っても過言ではありませんし、将来全タイトルを奪取するか、神のみぞ知るというところです。
弟子達(若手)の成績
5/17 ○加高見泰地七段(先手)-丸山忠久九段(後手)● 王座戦
挑決トーナメント・千日手
高見君、タイトルを失った後、王座戦トーナメントで、強敵に勝ったことは大きい。
今年度成績
佐々木勇気七段 0勝2敗(勝率0割)
高見 泰地七段 1勝5敗(勝率1割7分)
三枚堂達也六段 2勝2敗(勝率5割)
門倉 啓太五段 2勝3敗(勝率4割)
渡辺 大夢五段 0勝3敗(勝率0割)
加藤結李愛女流2級 4勝0敗(勝率10割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
5/16 松長喜久郎五段
5/17 四段以上 中沢義雄五段 三段以下 佐藤茂雄初段
5/18 女鹿紘喜五段
5/19 四段以上 松長喜久郎五段 三段以下 田口暖三段
5/21 小嶋一正五段
5/22 小嶋一正五段
5月16日
寒暖の差の激しいこの季節。
芯から疲れが抜けない。
しかし、落ち込んではいけないのだと叱咤激励し、やる気だけが財産だと自らを言い聞かせています。
今月発売の「将棋世界」6月号に「師弟」の記事、石田和雄九段+高見泰地叡王、悩めるシンデレラボーイが歩んだ一年。が大きく取り上げられました。
師弟愛を描いたこのシリーズは、とても好評のようで、特に私の道場では4,5日で買取りの20冊が完売するほどでした。
これは、絶頂藤井人気の時でもなかったことです。
高見人気と、私の利根川沿いを心地よさそうに歩く写真が素晴らしいと皆から冷やかされます。
あれはモザイクしてあるのでは、とファンに笑いながら言われましたが、やはりプロは上手に撮るものですね。
それはさて、叡王戦第4局も高見君は敗れ4対0のストレートで叡王の座を失ってしまいました。
永瀬拓矢叡王の誕生です。
ここは率直におめでとうと祝いの言葉をかけておきます。
永瀬叡王は強いです。すでに棋界屈指の強豪でしょう。
高見君は涙をのみましたが、振り返れば、第一局の好局を落としたのが痛く、悔やまれます。
あの将棋が逆になっていれば、また違った展開になっていたかもしれません。
でも物事にもし、とか、たらはないのです。現実は現実。
タイトルを取ったことでも素晴らしいし、こんなに応援して貰ったことはなかったでしょうから、またやり直しです。
今日が第一歩なのです。
人生には間違いなく運気というものがあるようです。
私も、我が一門も、去年の夏頃までは絶好調で、高見君は序列3位のタイトル叡王を獲得するという離れ業を演じてくれました。
私もウキウキで、今思えばあんな楽しい時はなかったような気がします。
それが秋頃から、私自身人に言えないような気苦労を味わい、トンネルを抜けたと思ったらまた次のトンネルが、の連続です。
「生きているといくつになっても心を痛めることがあるものですね」はテレビ鬼平犯科帳の義盗賊の頭のセリフなので、参考にはならないかもしれませんが、人間皆、他人に言えない悩みを抱えているのでしょう。
全く夢想だにしなかったことが、次々と起こるのが人の世。いや私の人生なのかもしれません。
人間自分の事は自分が一番知らない。
しかし、他人もその人の心奥までは知る由もない。そんなものでしょう。
しかし、一歩上に立ち、常識的なレベルでは私は恵まれていると感謝しなくてはいけないかもしれません。
第77期名人戦7番勝負、佐藤天彦名人対豊島将之挑戦者の第3局は、豊島勝ちで3対0となりました。将棋の内容も万全。豊島八段が優位に立ち、名人位を奪取しそうな雰囲気です。けれど、勝負はゲタをはくまで分からないといいます。実力者、佐藤名人の追い込みなるか否か。
弟子達(若手)の成績
5/9 ○加藤結李愛女流2級(先手)-斎田晴子女流五段(後手)● 倉敷藤花
5/10 ○小倉久史七段(先手)-渡辺大夢五段(後手)● ヒューリック杯棋聖戦
一次予選
5/10 ●三枚堂達也六段(先手)-早咲誠和アマ(後手)○ 新人王戦
5/11 ●高見泰地叡王(先手)-永瀬拓矢七段(後手)○ 叡王戦 第4局
5/11 ○加藤結李愛女流2級(先手)-高群佐知子女流四段(後手)● リコー杯女流王座戦
一次予選
5/11 ●山根ことみ女流初段段(先手)-加藤結李愛女流2級(後手)○ リコー杯女流王座戦
一次予選
5/13 ●大平武洋六段(先手)-門倉啓太五段(後手)○ ヒューリック杯棋聖戦
一次予選
5/13 ○門倉啓太五段(先手)-千葉幸生七段(後手)● ヒューリック杯棋聖戦
一次予選
5/14 ●渡辺大夢五段(先手)-石田直裕五段(後手)○ 竜王戦4組 昇決
5/14 ●佐々木勇気七段(先手)-増田康宏六段(後手)○ ヒューリック杯棋聖戦
一次予選
今週は多い。書き切れませんが、加藤結李愛女流の活躍が目立ち、リコー杯女流王座戦一次予選抜けなど素晴らしい。
今年度成績
高見 泰地叡王 0勝5敗(勝率0割)
佐々木勇気七段 0勝2敗(勝率0割)
三枚堂達也六段 2勝2敗(勝率5割)
門倉 啓太五段 2勝3敗(勝率4割)
渡辺 大夢五段 0勝3敗(勝率0割)
加藤結李愛女流2級 4勝0敗(勝率10割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
5/10 四段以上 中沢義雄五段 三段以下 佐藤茂雄初段
5/11 石上雄一朗1級
5/12 四段以上 猪瀬浩志四段 三段以下 小林凛空三段
5/14 中沢義雄五段
5/15
5月9日
令和の時代が始まりました。
私は昭和、平成、令和と三時代を生きたことになります。
あえて過去形にしたのは、もう自身次の時代までは存在していないと思うからです。
それにしても長いゴールデンウィークでした。10連休とは、働き者の日本人にとっては、かえって疲れるという声すら聞こえます。
欧米人のように上手にバカンスを楽しむという習慣は、まだ日本には根付いていないのかもしれません。
サラリーマンの方は、これからまた普段の生活に戻り、忙しい仕事が待っているでしょう。
しかし、正直私はホット一息というところです。柏将棋センターは連休の時でも祝日扱いで休みなく営業するし、岡崎将棋まつりは開催するし、子供教室もいつも通り。と多忙で、気苦労も多く、疲れました。
今この原稿を書いていますが、やっと調子を取り戻してきたかなというところまできました。
元気を貰い、生かされている「おかげ」と言うものを感じます。
私たちは時に「なんでも自分の力でやっている」と思うことがあります。しかし本当は違っていて、気が付かない何かに後押しされているのかもしれません。
とモラロジー「ニュモラル心を育てる言葉」にあります。さらに続けて引用させて頂きます。
「私たちが本を読むことができ、字が書けるのはなぜでしょう。もちろん「自分で勉強したから」ともいえますが、勉強できたのは先人たちが築き上げた学校教育というもののおかげであり、教師に教えられたおかげではないでしょうか。
なにより今日、私たちがこの世に生きているのは、私たちを愛し、守り、育ててくれた親のおかげでしょう。
親は子供の前を歩いているようですが、その心は子供の後ろにあって、必要なときは、いつでも後押ししようとしているのではないでしょうか。
私たちはもっともっとたくさんの「おかげ」に気づき、その背後にあるものに感謝の気持ちをささげていきたいものです」
成程、感動の文面であります。
私自身反省も含め、生かされているうちは懸命に頑張らねばと、この文を読み勇気づけられた思いです。
先週の土曜日に第4期叡王戦7番勝負第3局、高見泰地叡王対永瀬拓矢七段戦が行われ、永瀬七段の勝利。
コンピュータ将棋の影響から出てきた、玉の薄い矢倉模様の将棋で、高見君得意の戦法でしたが、先番だった永瀬挑戦者が先に仕掛け、難しい将棋をそのまま押し切りました。
これで3対0のスコアに。永瀬七段強しと言わざるを得ません。
私共は揃って、高見君頑張れ、と応援していましたが残念。
勝敗は兵家の常とはいえ、やはり勝負の世界は厳しい。
ただ、まだ7番勝負は終わった訳ではありません。もう直ぐ第4局が始まります。
高見君、精一杯自分の将棋を指してくれたまえ!
第77期名人戦7番勝負第3局は、今この原稿を書いている時点では2日目ですが、まだ勝負の行方は分かりません。この一局の結果は来週のつぶやきで。
弟子達(若手)の成績
4/24 ○永瀬拓矢七段(先手)-高見泰地叡王(後手)● 叡王戦 第3局
今週は既報のように叡王戦一局だけ。
今年度成績
高見 泰地叡王 0勝4敗(勝率0割)
佐々木勇気七段 0勝1敗(勝率0割)
三枚堂達也六段 2勝1敗(勝率6割7分)
門倉 啓太五段 0勝3敗(勝率0割)
渡辺 大夢五段 0勝1敗(勝率0割)
加藤結李愛女流2級 1勝0敗(勝率10割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
5/2 松長喜久郎五段
5/3 四段以上 増田英輝四段
5/4 美馬和夫六段
5/5 四段以上 女鹿紘喜四段 三段以下 石上雄一朗1級
5/6 金子靖史五段
5/7 中沢義雄五段
5/8 大塚洋平四段
5月2日
ゴールデンウィークに入りました。
今年は10連休で、年号も令和に代わり、新時代の幕開けです。
サラリーマンの方は、ゆっくり休みが取れて行楽にでも出かけられたのでしょうか。
羨ましいです。
しかし、私はこういう時が逆に忙しい。
忙中閑ありといい、最も忙しい人が、最もいい暇をみつけると古人はいいますが、今は心身共に疲れが重なり、ゆっくり休みたい。
このような時に、私の生まれ故郷岡崎の偉人徳川家康公の残した言葉が心に安らぎを与えてくれます。
全文を紹介します。
徳川家康、遺訓
「人の一生は重荷を負うて
遠き道を行くがごとし
いそぐべからず
不自由を常とおもへば不足なし
こころに望みおこらば
困窮したる時を思い出すべし
堪忍は無事長久の基
いかりは敵とおもへ
勝つ事ばかり知りて
まくる事知らざれば
害その身にいたる
おのれを責めて人を責むるな
及ばざるは過ぎたるよりまされり」
消極的な考えのようにもとれますが、人は皆何か重き荷物を背負っているのではないでしょうか。
不自由を常と思えばどんな逆境にも耐えられるし、苦難は修業と、とらえられるでしょう。
深い戒めです。
その家康公生誕の地が岡崎公園です。
第26回岡崎将棋まつりは、4月29日にその岡崎公園の中でいつものように行われました。
前日の前夜祭は、岡崎ニューグランドホテルで行われましたが、スター、イケメン棋士集結ということで7割が女性でありました。ここに将棋界も、新時代幕開けの象徴を感じる思いです。
29日のまつりも、今までにない盛り上がりを見せ、将棋大会は子供大会を含め、過去最高の参加者でした。
11時から始まったトークショーは、1時間以上前からイベント会場能楽堂の前に皆列をなし並ぶほどの活況ぶり。
私が主に司会を務め、アシスタントに谷口女流二段。豊島二冠、高見叡王、斎藤王座、そして佐々木(勇)七段の平成生まれの新スター棋士の語り合いは初々しかったです。
特に藤井七段についてのコメントは、ここには書き切れない程、面白く興味深いものでした。
その後、女流対決、室田女流二段VS脇田女流1級の対局。
次いで斎藤王座VS佐々木(勇)七段の対局。
メインイベントに豊島二冠VS高見叡王の対局と、相次ぐ豪華な席上対局は、来場者大喜びで、帰られたことと思います。
今回の席上対局では、まず佐々木勇気七段が斉藤慎太郎王座に熱戦を制すると、次の高見泰地叡王が豊島将之二冠に彼の持ち味を生かし勝利。と石田門下の精鋭2人が勝ち名乗りを上げ、石田一門の日となったのは、岡崎将棋まつりの最後を飾るにふさわしい嬉しいことでした。
ここまで盛り上げて下さった、主催者岡崎市、並びに岡崎市観光協会様には厚くお礼申し上げ、ご来場下さったファンの方には来年もよろしくと、お願いし今週の結びとします。
弟子達(若手)の成績
4/24 ○藤井聡太七段(先手)-高見泰地叡王(後手)● 竜王戦4組
高見君の惜敗でした。岡崎将棋まつりで気持ちが切り替わるはず。
今年度成績
高見 泰地叡王 0勝3敗(勝率0割)
佐々木勇気七段 0勝1敗(勝率0割)
三枚堂達也六段 2勝1敗(勝率6割7分)
門倉 啓太五段 0勝3敗(勝率0割)
渡辺 大夢五段 0勝1敗(勝率0割)
加藤結李愛女流2級 1勝0敗(勝率10割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
4/25 小島一正五段
4/26 四段以上 松長喜久郎五段 三段以下 谷野純三二段
4/27 猪瀬浩志四段
4/28 四段以上 金子靖史五段 三段以下 佐藤祐二三段
4/29 鈴木静雄四段
4/30 伊藤享史六段
5/1 渡辺茂樹四段

新着情報

年間行事

詳細はこちら

2011年3月
東葛支部の代表戦、東葛支部シニア戦
(いずれも勝者は全国大会の出場権が得られます。)
2011年4月
第29期東葛名人戦
2011年5月
第30期東葛順位戦開催(~2011年8月31日まで 支部会員でない方は参加不可)
2011年6月
棋聖戦第一局、羽生棋聖対挑戦者、旧吉田家住宅書院の間

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