日本一の支部会員数を誇る、日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター。皆で楽しく将棋を指し、共に上達を目指す、師範石田九段の道場です。

石川九段 子供将棋教室 開催中

子供将棋教室の風景

柏将棋センターでは毎週日曜日、午前9:00~12:00の間、子供将棋教室を開催しており、80数名の子供達が、真剣な面持ちで将棋に打ち込んでいます。

将棋は、実際に指す事で、頭脳の活性化、記憶力の向上に役立つ、日本の伝統文化です。
お子様をお持ちのご家庭におすすめいたします。

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石田九段の今週のつぶやき

3月21日
永年の友。アマながら師匠、師匠と私めを慕ってくれたトヨタけやき支部前支部長駒田賢一氏が先週の日曜日永眠されました。
享年70歳。
「まだ10年は生きたかった」が死を悟った時、語った言葉のようですが、支部長として後10年後進の育成の成果を見定めたかったのでしょう。
思い起こせば、駒田さんは私がトヨタに奨励会初段から六段まで教えに行っていた頃からの付き合い。
「石田将棋研究所」という将棋同好会のようなクラブを作って下さり、そこに寝泊まりしながら席主を兼ね「棋勇」という小冊子を定期的に刊行していたのです。
トヨタに勤務をしながらですから、驚くべき情熱と将棋への愛。そして私の応援団でもあったのです。
「棋勇」は手作りの小冊子ではありましたが、中京棋界のニュースを流してもいて、東海本部もどれ程恩恵を受けたか計り知れません。
私は駒田さんが、余命いくばくもないと知らされた時、朝早くからトヨタに飛んで行きました。
「師匠に余計な心配をかけるから連絡はしないように」と奥さんに頼んでいたようですが、やはり知らせた方がよいと現支部長が判断したのでしょう。
ところが、駒田さんは私が見舞いに来ると知らされた時から、師匠はまだか、師匠が来るまで死ぬに死ねないと私の来るのを待っていたのです。
病室を訪れた時、駒田さんは涙がボロボロというより、目を開けるのがやっとの状態でした。
まだ意識はあり、ポツリ、ポツリと昔の話をいたしました。
若狭の海に合宿に行った時のこと。私がA級八段に昇った時のトヨタでの祝賀会の楽しかったこと。
身寄りの少ない駒田さんには、尚更、思いは募るのでしょう。
“人間最後に残るは思いだ”駒やん有難う。お疲れ様、天国で思う存分将棋を指して下さい。
さようなら。
今週は駒田賢一氏逝く、一色となってしまいましたが、現棋界展望も見てみましょう。
第44期棋王戦、渡辺明棋王対広瀬章人竜王の5番勝負第4局は渡辺棋王が勝って3勝1敗で棋王を防衛。これで連続7期棋王獲得。
先に王将も奪取しましたから、二冠も堅守したことに。A級復帰も12戦全勝で決めるなど、このところ、完全復活。向かうところ敵なしの感があります。
あの強い広瀬竜王を負かしての、棋王防衛が何よりの強さの証明です。
これからさらに渡辺旋風が巻き起こるかもしれず、この人の活躍に棋界は目が離せなくなってきました。
また私共の第48期東葛順位戦は終了しました。名人戦はまだ対局されていませんが、表彰式は3月31日(日)15時より行います。
弟子達(若手)の成績
3/14 ●谷合廣紀三段(先手)-佐々木勇気七段(後手)○ 新人王戦
今週は新人王戦、佐々木(勇)七段が勝利のみ。最後の新人王を目指せ!
今年度成績
高見 泰地叡王 22勝11敗(勝率6割7分)
佐々木勇気七段 18勝15敗(勝率5割5分)
三枚堂達也六段 26勝14敗(勝率6割5分)
門倉 啓太五段 13勝17敗(勝率4割3分)
渡辺 大夢五段 22勝17敗(勝率5割6分)
加藤結李愛女流2級 5勝7敗(勝率4割2分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
3/14 江本直哉五段
3/15 四段以上 美馬和夫六段 三段以下 中丸哲三段
3/16 美馬和夫六段
3/17 四段以上 金子靖五段 三段以下 江口拓海初段
3/19 中沢義雄五段
3/20 及川勇四段
3月14日
先日団塊の世代の名付け親、堺屋太一さんが亡くなられました。
つくづく時代の移り変わりを感じると共に心よりお悔やみ申し上げます。
その団塊の世代も、次々とリタイアして何もやることがない、と嘆く人が如何に多いことか。
これは統計をとっても明らかなことです。
働き者の日本人は、苦しい労働に耐えてきたと、ぼやきながらも仕事こそ生甲斐だったのでしょう。
“人間夢中になるものがあれば救われる”は著名な長寿者の名言ですが、老後は趣味に生きるもよし、ではないでしょうか。
私の道場には平日90歳にならんとする方が、数人いらっしゃいます。
将棋を楽しみながら、仲間とも会える励みもあるのでしょう。
時にはひ孫のような少年と指すのも、脳の刺激になり、元気を貰っているような気がいたします。
「大丈夫だ大丈夫だ心配すんなよ」は名物となった感のある90歳の高齢者のセリフ。
その方は負けても「私はここへ来てまだ2年ぐらいだ。皆は20年も通っているのだから追いつくには、まだ10年早い」とニコニコしながら言います。
私が「そうまだ10年早い」と混ぜっ返すと皆がドット笑いだします。
付き添いの奥さんが「10年したら死んじゃうよ」と言っても意に返さず、大丈夫だを連発します。
「この人は物事を深く考えない人だ」と奥さんが語られましたが、それが長寿の秘訣なのかもしれません。
何とも微笑ましく、羨ましい程仲睦まじい老夫婦。いつも、かくありたいと思って見ています。
これは全国でも数少なくなった昔の風情を残す、柏将棋センターのとある一駒。
先週の土曜日、支部名人戦、支部対抗戦、シニア戦の東葛支部大会を当センターで行いました。
私共の柏将棋センターを母体とした東葛支部は会員数200名を越えている為、全国大会への出場権が2枠あります。
ひとつは東葛順位戦の上位から選出。そしてもう一枠が、この土曜日の大会から選ぶというもの。
結果は(敬称略)、支部名人戦:武田俊平、支部対抗戦:鎌田美礼、戸越裕紀、松長喜久郎、シニア名人戦:磯田昭英
また東葛順位戦から選ばれたのは、支部名人戦:白根弘貴、支部対抗戦:山田勇人、赤井正仁、小川貴之、シニア名人戦:山崎陽一
以上ですが、東日本大会で、東葛支部ここにありと勝ち進み、おみやげを持って帰って下さい。
また、第48期東葛順位戦の入賞者は下記の通りです。
S級 優勝:川合仁六段、準優勝:上出隆志五段、3位:大宮健太郎五段
A1級 優勝:若林隆雄四段、準優勝:須永廣志四段、3位:田口廉四段
A2級 優勝:揖斐貞吉四段、準優勝:田口琴音四段、3位:阿部光勇四段
B級 優勝:後藤房治三段、準優勝:田口暖三段、3位:川北孝夫三段
C1級 優勝:小林凛空三段、準優勝:篠澤生初段、3位:花阪智二段
C2級 優勝:江口拓海初段、準優勝:関仁晴初段、3位:財間敦大3級
東葛名人戦は白根弘貴東葛名人と挑戦者川合仁六段の三番勝負です。さて・・・
昇段者は後藤房治三段が四段へ、江口拓海初段が二段に昇段しました。
表彰式は3月31日(日)15時より。奮ってご出席下さい。
弟子達(若手)の成績
3/7 ●村中秀史六段(先手)-高見泰地叡王(後手)○ 順位戦C級2組
3/7 ●中田功八段(先手)-三枚堂達也六段(後手)○ 順位戦C級2組
3/7 ●佐藤紳哉七段(先手)-渡辺大夢五段(後手)○ 順位戦C級2組
C級2組順位戦は終了。最終局は一門皆勝利。高見叡王、三枚堂六段は共に8勝2敗でしたが順位の差で昇級成らず。来期へ昇級はお預けということに。
今年度成績
高見 泰地叡王 22勝11敗(勝率6割7分)
佐々木勇気七段 17勝15敗(勝率5割3分)
三枚堂達也六段 26勝14敗(勝率6割5分)
門倉 啓太五段 13勝17敗(勝率4割3分)
渡辺 大夢五段 22勝17敗(勝率5割6分)
加藤結李愛女流2級 5勝7敗(勝率4割2分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
3/7 松長喜久郎五段
3/8 四段以上 須永廣志四段 三段以下 谷野純三二段
3/9 村上由宇初段
3/10 四段以上 女鹿紘喜四段 三段以下 木田瞬矢1級
3/12 江本直哉五段
3/13 原昇平四段
3月7日
暦の上では春とはいえ、まだ肌寒い日が続きます。
しかし、もう直ぐ春ですねえ、将棋を指してみませんか。と歌でも口遊んでみたくなってきます。
将棋界の今期順位戦はどのクラスも大詰め。
マスコミも注目していたC級1組の師弟同時昇級成るかは、師匠の杉本昌隆八段だけが昇級。藤井聡太七段の昇級は成りませんでした。
藤井君は都成五段に勝ちましたが、師匠の杉本八段、近藤誠也五段、船江恒平六段の競争相手が揃って勝利したため、昇級はお預け。
9勝1敗の好成績をあげながら、近藤戦の惜敗が響き、順位の差で昇級成らずは厳しい現実です。
結局昇級は、杉本昌隆八段と近藤誠也五段(昇級したため六段に)の二人となった訳です。
師匠の杉本八段の昇級は天晴れ。
弟子を差し置いての昇級ですが、勝負の世界は、まず自身の勝つ事が最優先ですから見事なカムバックと褒め称えるべきでしょう。
中京棋界にとっては師弟共に昇級が理想なれど、そう絵に書いたようにならないのが世の常。藤井君は直ぐに昇ってきます。
杉本八段の50歳でのB級2組復活は、余り聞いたことがありません。
それ程の快挙です。
以前、花村元司九段の60歳A級カムバックという驚異的記録は際立っていますが、実はその時私が昇級決定戦ともいうべき戦いに敗れたからです。
今思えば、己惚れかもしれませんが、年齢差からみても、またその時の力量から見ても負けるはずはなかったと勝手に推測しています。
ただ何故か心境の乱れから、悪手を連発。局後「これは悪手というより乱手だ」と嘆いたのは活字に大きく取り上げられた程です。
現在、私は引退をし、勝手な論評をしていますが、自身実際対局をしていると、理屈では考えられない不思議な心境となり、恥ずかしい将棋も指してきました。
ある一流棋士が“盤上心境”とよく色紙に揮毫しましたが、いい言葉です。
対局に臨んでは、勝とうという闘志を持ちながら、平常心を保つという姿勢が肝心です。
これは心理学的に見ても、とても難しいことだと聞いてはいますが。
難しい話はこれ位にして、本日は永年の友人の病気見舞いに行ってきます。
私がトヨタに教えに行っている時からのお付き合いで、私のことを師匠、師匠と慕ってきてくれるアマとはいえ弟子というより心の友です。
邂逅と離別は人の世の常とは言え、やるせない気持ちです。今朝、トヨタに飛んで行ってきます。
なお私共の第48期東葛順位戦は2月末日をもって終了。東葛名人への挑戦者は川合仁六段。各級の成績は成績表をご覧ください。
弟子達(若手)の成績
2/28 ●三枚堂達也六段(先手)-佐藤紳哉七段(後手)○ 棋王戦 予選
3/1 ●渡辺大夢五段(先手)-金沢孝史五段(後手)○ 大阪王将杯王将戦
一次予選
3/5 ●堀口一史座七段(先手)-佐々木勇気七段(後手)○ 順位戦C級1組
3/5 ○西尾明七段(先手)-門倉啓太五段(後手)● 順位戦C級1組
C級1組順位戦は佐々木(勇)七段、門倉五段共にちょっと奮いませんでしたが、来期に期待しています。
今年度成績
高見 泰地叡王 21勝11敗(勝率6割6分)
佐々木勇気七段 17勝15敗(勝率5割3分)
三枚堂達也六段 25勝14敗(勝率6割4分)
門倉 啓太五段 13勝17敗(勝率4割3分)
渡辺 大夢五段 21勝17敗(勝率5割5分)
加藤結李愛女流2級 5勝7敗(勝率4割2分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
2/28 松長喜久郎五段
3/1 四段以上 中沢義雄五段 三段以下 川村柊二郎三段
3/2 女鹿紘喜四段
3/3 四段以上 女鹿紘喜四段 三段以下 菊地健流1級
3/5 中沢義雄五段
3/6 松長喜久郎五段
2月28日
藤井君の登場は、世間の将棋界を見る目を大きく変えました。
マスコミへの露出度は以前とは比べ物になりません。
先週の日曜日、NHKのEテレ将棋フォーカスに私のとこの道場、教室が取り上げられました。
有難きかなです。素直に感謝し、今まで以上に普及に専念していきたいと思っています。
さて、沖縄で行われた第68期王将戦、久保利明王将対渡辺明棋王の7番勝負第4局は渡辺の勝ち。4対0のストレートで渡辺明棋王が王将を奪取。
二冠に返り咲きました。
このところ渡辺二冠は強い。B級1組以上に殆ど負けなしとは大変な快挙であります。
一時期、苦しいこともあったのでしょう。
スランプに陥りB級1組に降級という痛手を受けましたが、今期全勝でA級に復活。
一回り大きくなったようです。
先日の朝日杯の決勝で怪物藤井君に敗れたものの絶好調でこの人の活躍にも目が離せなくなってきました。
そして私にとって最大の関心事、叡王戦の挑戦者が決まりました。
永瀬拓矢七段です。3番勝負の第3局は熱戦の末、手厚い指し回しで菅井竜也七段を降し、タイトル戦登場。
今の若手は皆強いですが、その中においても永瀬七段は抜群の安定感があります。
負かしにくい相手とは永瀬君のことです。
高見泰地叡王は待ち受ける立場ですが、今回は挑戦者のつもりで臨んで下さい。
高見君の真価が問われる7番勝負です。
私は弟子の力を信じていますが、これ以上のことは言えないし、言いません。
全力を出し切って全国のファンを沸かせて下さい。
以前、私は継続は力なりと書きましたが、このつぶやきを書き始めてからもう8年半。
体調の悪い時など書くのも苦痛になり、正直、ペンを取るのも嫌になった時もありますが、よく続けてこられたと我ながら思います。
しかし、今ではこのつぶやきを読むのを楽しみにしている人が多いと聞き、私の生きる喜びと生甲斐になっています。
また自身この文章を書くことによって、自らを勇気づけ、生きる希望を作り出しているような気もします。
時には何かしらのテーマが必要となってきますが、これは早朝ふっと浮かんだことを書き留め、それがそのまま文章の根幹となるケースが多々あるのです。
今朝も目覚めに思いつきました。
人間歳月を重ねるに従い考えも変わる。健康状態によっても考えが変わる。金銭的な余裕によっても考えが大きく変わる。
いわゆる煩悩は、いつになってもなくならないということです。
苦しみの只中にある時は何もいらない。この苦悩から逃げられればと思い人間を謙虚にさせますが、喉元過ぎれば熱さを忘れ、元気になれば傲慢が頭をもたげてきます。
おそらく、この繰り返しでしょう。
ただひとつ乗り越えてきたかなと感じるのは今は生きているのではなく、生かされているという気持ちが強くなってきたことです。
徒然草の一節に、「人死を憎まば、生を愛すべし、存命の喜び、日々楽しまざらんや」
という文がとても感銘を受けます。時折愛誦し励みにしています。
弟子達(若手)の成績
2/20 ○佐々木勇気七段(先手)-渡辺正和五段(後手)● 大阪王将杯王将戦
一次予選
2/25 ○門倉啓太五段(先手)-塚田泰明九段(後手)● 順位戦C級1組
ここでの門倉五段の勝利は貴重。最終局もガンバレ。
今年度成績
高見 泰地叡王 21勝11敗(勝率6割6分)
佐々木勇気七段 16勝15敗(勝率5割2分)
三枚堂達也六段 25勝13敗(勝率6割6分)
門倉 啓太五段 13勝16敗(勝率4割5分)
渡辺 大夢五段 21勝16敗(勝率5割7分)
加藤結李愛女流2級 5勝7敗(勝率4割2分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
2/21 小川貴之五段
2/22 四段以上 江本直哉五段 三段以下 佐藤茂雄1級
2/23 日高啓道五段
2/24 四段以上 大宮健太郎五段 三段以下 津村将太3級
2/26 中沢義雄五段
2/27 江本直哉五段

新着情報

年間行事

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2011年3月
東葛支部の代表戦、東葛支部シニア戦
(いずれも勝者は全国大会の出場権が得られます。)
2011年4月
第29期東葛名人戦
2011年5月
第30期東葛順位戦開催(~2011年8月31日まで 支部会員でない方は参加不可)
2011年6月
棋聖戦第一局、羽生棋聖対挑戦者、旧吉田家住宅書院の間

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