日本一の支部会員数を誇る、日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター。皆で楽しく将棋を指し、共に上達を目指す、師範石田九段の道場です。

石川九段 子供将棋教室 開催中

子供将棋教室の風景

柏将棋センターでは毎週日曜日、午前9:00~12:00の間、子供将棋教室を開催しており、80数名の子供達が、真剣な面持ちで将棋に打ち込んでいます。

将棋は、実際に指す事で、頭脳の活性化、記憶力の向上に役立つ、日本の伝統文化です。
お子様をお持ちのご家庭におすすめいたします。

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石田九段の今週のつぶやき

6月20日
関東圏も梅雨となりました。
入梅の知らせは、気を曇らせますが、本日は中休みらしく、時折青空も見えます。
先週、土、日と富山県高岡市伏木まで、お呼びがかかり、弟子の勝又清和六段と一緒に出張してきました。
久しぶりの遠出は、今の私には大仕事です。
日本将棋連盟伏木玖玖会支部が、設立25周年を迎えるにあたり、その記念将棋大会に私と勝又君が招かれたという訳です。(連盟の棋士派遣ではない)
玖玖会支部とは、何ともこった名称ではありますが、その由来を25年前当時支部長だった故山崎峰男氏が北日本新聞に寄せられた一文に垣間見ることができますので、ここに引用させて頂きます。
「わずか81格の盤上に一手一手が織り成す無限の駒模様は、あたかも人間の喜怒哀楽にも似ており、将棋はその深遠さから人生の縮図と言われるのでしょう。そんな将棋の魅力にとりつかれた仲間が集い、その名も九×九の升目と王将に由来した玖玖会支部として発足」と書かれております。
全国に将棋ファンは大勢いても、ここ玖玖会支部の方の将棋への思いと、石田一門への傾倒ぶりは、ただ頭が下がります。
振り返れば、25年前私と連盟職員石橋弘光氏(現理事)の二人が、棋士派遣プロジェクトで、この地を訪れ、以後トントン拍子で支部結成となって以来のお付き合いです。
玖玖会支部の方は柏での主な祝賀会には欠かさず出席してくれる程。
富山県からわざわざ足を運んで下さっている訳で、柏将棋センターの看板も、玖玖会支部会員、亀畑氏の書によるものであり、いわば親戚同然です。
普及も大変熱心で、今回のような玖玖杯争奪将棋大会、はじめ夏の縁台将棋大会など、さまざまな催し物を計画し実行しています。
その中心人物が西廣志支部長なのです。
この方は、今や高岡市のみならず、富山県将棋界にとっても必要な重鎮となられているようです。
25年前、私がこの地を訪れて挨拶した言葉を西支部長は今でも、はっきり覚えて下さっているとのこと。私は記憶にないのですが、その内容は「将棋のよさを私は言葉で言い表すことはできない。ただ400年以上も連綿と受け継がれていることは、将棋の良さ素晴らしさを物語っているのではないでしょうか」と私が語ったようです。
西支部長は未だに心に刻まれていると、祝辞で述べておられたのには、私自身恐縮です。
歳月の流れは早いもの。25年と言えば、私の弟子佐々木勇気君が生まれているかどうかの月日だ。
とは勝又君の挨拶。これだけ長く継続させているだけで本物です。二日間有難うございました。
さてC級1組の順位戦が始まりました。
注目の藤井聡太七段は村田顕弘六段に激戦を制し、まず一勝。藤井戦となると、相手は賞金首でもかかっているように、一生懸命やってくるから、藤井君も一戦一戦大変でしょう。しかし、これをはねのけなければ一流のタイトルホルダーへの道は開けてきません。変わらぬ精進を期待しています。
次に私の弟子佐々木勇気七段は阿部健治郎七段と対戦。急戦調の角換わり、早繰り銀から、後手番ながら用意していたであろう、奇抜な銀打を放ち、幸先良い一勝をあげました。
私自身観戦していて、「えっ」と声を出しそうな手で快勝したのは、彼もまだ捨てたものではありませんね。その日はよく寝られました。
弟子達(若手)の成績
6/13 ●香川愛生女流三段(先手)-加藤結李愛女流2級(後手)○ 倉敷藤花
6/15 ●井道千尋女流二段(先手)-加藤結李愛女流1級(後手)○ YAMADA女流チャレンジ杯
6/15 ○加藤結李愛女流1級(先手)-藤井奈々女流1級(後手)● YAMADA女流チャレンジ杯
6/15 ●加藤結李愛女流1級(先手)-脇田菜々子女流1級(後手)○ YAMADA女流チャレンジ杯
6/16 ○渡辺大夢五段(先手)-山崎隆之八段(後手)● NHK杯
6/18 ●阿部健治郎七段(先手)-佐々木勇気七段(後手)○ 順位戦C級1組
6/18 ●門倉啓太五段(先手)-石井健太郎五段(後手)○ 順位戦C級1組
一門で一番勝率のよいのが加藤結李愛女流で、香川女流三段に勝ち1級に昇級しました。強敵によくかちますね。この勢いで。
NHK杯戦渡辺大夢五段はNHK杯二度優勝の経験のある山崎八段に勝ったのは実力の証明。
今年度成績
佐々木勇気七段 1勝4敗(勝率2割)
高見 泰地七段 1勝5敗(勝率1割7分)
三枚堂達也六段 2勝4敗(勝率3割3分)
門倉 啓太五段 2勝4敗(勝率3割3分)
渡辺 大夢五段 1勝3敗(勝率2割5分)
加藤結李愛女流2級 7勝2敗(勝率7割8分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
6/13 中沢義雄五段
6/14 四段以上 中沢義雄五段 三段以下 山口晴久初段
6/15 鎌田敦胤五段
6/16 四段以上 金子靖史五段 三段以下 鈴木郁雄二段
6/18 山田勇人五段
6/19 松長喜久郎五段
6月13日
今、階段を登り、3Fの柏将棋センターに着いて、直ぐこの原稿を書いています。
フーッとため息です。
なんやかんやと気忙しい毎日。
いくつになってもストレスはなくならない。生涯現役と気張ってはいても、つくづく人生は修業の場だなあと改めて感じています。
午前中、柏ビレッジからバスに乗り柏駅へ。
そこから徒歩7~8分で柏将棋センターに向かうのが日課です。
殆ど毎日同じことの繰り返しです。
が、それでも週に何回かは都内に行くことがあります。
先週の金曜日、公益社団法人日本将棋連盟の総会があり、千駄ヶ谷に出張してきました。
年に一度の総会は、何事もなければ、シャンシャンで終わるのですが、今年は会館建設と、順位戦、昇降級規定の見直し等があり、選挙となりました。
その結果、会館建設の方は、千駄ヶ谷センターに2024年、日本将棋連盟100周年にあわせて、全移転する方向で、ヒューリック社さんと話をするということが決まりました。
その他諸々意見はありましたが、やはり将棋は“千駄ヶ谷”が根強く定着してきたので、この案に決まったのでしょう。
しかし、まだ今日、明日の話ではありませんので、流動的と言えば言えます。
また昇降級の見直しは、昇級規定の方では、C級1組からB級2組への昇級が2名から3名へ1名増。降級はB級1組からB級2組への降級が2名から3名と1名増。その他のクラスの降級点も少し厳しくなり、上り坂の棋士にはよいが、下り坂の棋士にはつらい制度改正となりました。
これは今期からではなく、来期以降実施されることとなります。
思い出せば、一昨年私の弟子佐々木勇気現七段が9勝1敗の成績を残しながら、C級1組からB級2組へ昇れなかったこと。また昨年度も藤井聡太七段が、やはり9勝1敗で昇級できなかったことなども制度改正の一因となったのかもしれません。
いよいよ夏の決戦!王位戦の挑戦者が決まりました。
第60期王位戦挑戦者決定戦羽生善治九段対木村一基九段の一戦は、木村九段が勝ち挑戦権を獲得。
豊島将之王位に挑みます。
敗れた羽生さんはタイトル獲得数通算100期がかかっているだけに、この王位戦は是が非でも挑戦者になりたかったでしょう。
しかし、羽生さんのこと、また直ぐ気持ちを切り替えて出直してくるはずです。
それにしても木村一基九段は、強いし、タフだし底力があります。
羽生さんを連破して挑戦者となったのは天晴れ。
木村九段は柏の大会にもよくゲストとして出演して貰っており、浅からぬ縁の棋士。
色紙によく“晩成”と書きますが、もう謙遜せず“大器晩成”と書いてもいいじゃないですか。
45歳でこの活躍は素晴らしく、豊島将之王位との7番勝負は私もハラハラしながら観戦することになるでしょう。
弟子達(若手)の成績
弟子達の対局はありませんでした。
今年度成績
佐々木勇気七段 0勝4敗(勝率0割)
高見 泰地七段 1勝5敗(勝率1割7分)
三枚堂達也六段 2勝4敗(勝率3割3分)
門倉 啓太五段 2勝3敗(勝率4割)
渡辺 大夢五段 0勝3敗(勝率0割)
加藤結李愛女流2級 4勝1敗(勝率8割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
6/6 山崎陽一五段
6/7 四段以上 若林隆雄四段 三段以下 谷野純三二段
6/8 石上雄一朗1級
6/9 四段以上 箕輪悟史四段
6/11 小嶋一正五段
6/12 小嶋一正五段
6月6日
少し暑いが過ごしやすい季節となってきました。
ようやく身体が、気候に慣れてきたかと言う感じです。
使い古した我が肉体。もう無理はできません。
しかし、身体をかばい過ぎるが故に横になってばかりでは、これはまた寝疲れしますし、幸か不幸か私にはまだその余裕はありません。
適当に体を動かし(歩く)そして疲れがでたら横になる。それが理想で、長持ちさせるコツかもしれないと思うのです。
ところが、人の世は突然思いもよらぬ苦難が襲ってくることがあり、これが厄介です。
ペースを狂わされることもありますが、私はそんな時、柏将棋センター近くのカレー屋さんの経営者で、インド人のダヤルさんのところへ行きます。
「ダヤルさん今ちょっと大変なことが」と相談すると、彼は優しい笑みで「大丈夫、大丈夫」と励ましてくれ、こんな例え話をしてくれました。
「コンクリートは靴を履いて歩くと便利でしょう。しかし、コンクリートを靴の中に入れると痛くなって歩けなくなってしまう」
悩みは深く心の中に入れてはいけないの戒め。
そして、「最後は神様救ってくれるね」で締めくくるのです。
今や、私の親友となったインド人のダヤルさん。時には世界情勢についても、日本のニュースとは異なった事実を知らされることがあり、大いに勉強になります。
“互いに心を尽くしあい、世話を尽くしあうこと以上に、世の中楽しいものはない”の古代ローマの賢人の言葉は今でも色あせることはありません。
人間不思議なもので、どんな幸福に見える人でも、、何か苦労を背負っているようですが、私の頭は、また直ぐ将棋に戻ります。
羽生善治九段が、6月4日の対局に勝ち、歴代単独1位となる通算1434勝を達成しました。
これで故大山康晴15世名人の作った記録を27年ぶりに更新したことになります。
新星藤井君も凄いが、羽生さんはもっと凄い底光りがします。
48歳になるのに、新記録のかかった相手は、若手強豪永瀬拓矢新叡王だった訳で、それを激戦の末下しての新記録達成は超人という他はありません。
貪欲なまでの記録への挑戦とあくなき好奇心。
天与の才と努力の賜物でしょう。
また、これも注目されていた第90期棋聖戦、豊島将之棋聖対渡辺明二冠の五番勝負、第1局は、豊島勝ちで幕開けとなりました。
この将棋は、すさまじい、終盤戦でした。
今棋界で、誰が一番強いのかと聞かれたら、この二人の名をあげる人が多いでしょう。
どちらも鬼のように、中終盤がしっかりしています。
まだ始まったばかりの棋聖戦は、最後どちらに勝利の女神がほほ笑むか、全く予想はつきません。
次々と話題にこと欠かない将棋界。永久に続くことを祈って。
弟子達(若手)の成績
5/31 ●三枚堂達也六段(先手)-杉本和陽四段(後手)○ 大阪王将杯王将戦
一次予選
6/3 ○山田久美女流四段(先手)-加藤結李愛女流2級(後手)● リコー杯女流王座戦
二次予選
6/4 ○大橋貴洸四段(先手)-佐々木勇気七段(後手)● 新人王戦
今週も一門ふるわず。そのうち光が差してくるはずです。
今年度成績
佐々木勇気七段 0勝4敗(勝率0割)
高見 泰地七段 1勝5敗(勝率1割7分)
三枚堂達也六段 2勝4敗(勝率3割3分)
門倉 啓太五段 2勝3敗(勝率4割)
渡辺 大夢五段 0勝3敗(勝率0割)
加藤結李愛女流2級 4勝1敗(勝率8割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
5/30 中沢義雄五段
5/31 四段以上 猪瀬浩志四段 三段以下 佐藤茂雄二段
6/1 橋都正雄四段
6/2 四段以上 箕輪悟史四段
6/4 中沢義雄五段
6/5 小嶋一正五段
5月30日
真夏を感じることさえもあるこの頃。
目覚めると小鳥のさえずりが心地よい。
年を重ね、ある淋しさも洗われるようです。
昨今はインターネット全盛の時代に入ったようです。
時にはインターネットがあれば情など必要ないと感じることさえあります。
しかし、人間の感情はいつの世になっても変わらないのではないでしょうか。
むしろ、インターネットが進化すればする程、人間の情とか思いやりが求められてくる気がします。
最近、テレビを見ていたら、ある大企業の社長さんが出演してこんなことを語っていました。
信条は「有情活理」。いくら理屈が正しくとも情がなければ人は動かない。
これは歴史を紐解いても多くの実例があります。
鎌倉時代、承久の乱が勃発した時、北条政子、渾身の名演説は、幕府側を大勝利に導きました。
また、近年では経営の神様松下幸之助の熱海会談で、氏の涙の訴えは社員一同を一致団結させ、経営を立て直しました。
やはり、情は上に立つ者、いや人間として必要なのかもしれません。
さて、今週も前置きが長くなりましたが、まず羽生さん勝数記録、大山十五世名人に並ぶのニュースから見て行きましょう。
羽生九段は5月23日に王位戦リーグで、谷川浩司九段に勝ち、通算勝ち数を1433勝とし、故大山康晴十五世名人が作った歴代最多記録タイとしました。
48歳での達成は大山名人の69歳を大幅に上回る若さで大記録に到達したことになります。凄いことです。
けれど、大山名人との比較では、大山先生の時代は対局数が今とは比べものにならない程少なく、勝ちたくても、その対局がなかったという一面もあったことは認識しておいて貰いたいと思います。
それにしても羽生さんは偉大です。
おそらく、次々と記録を塗り替えて行くことでしょう。
本日、新記録がかかる対局、竜王戦ランキング戦1組の3位決定戦、木村一基九段戦があり、要注目です。
どこもそうですが、輝くスターが、その世界を引っ張って行く。
ことに我らのような特殊能力を必要とする世界はなおさらです。スターは、皆に夢を与え、その業界に活気をもたらしてくれます。
しかし、そのスターの存在を大きくするには裾野を広げる必要もまたあると思うのです。
一時的ブームではなく、地に足のついた草の根的活動、これが私の経営している柏将棋センターであり、支部活動であり、子供教室なのです。
最近子供教室に女性の方が2,3人入会してこられました。
これはとても歓迎すべきことで、女性が子供たちと一緒に対局する姿は見ていても、すがすがしい。
石田九段子供教室は人数も多く、15級から有段者までと幅広い棋力の方が揃っていますので、初心者でも安心です。女性の方で将棋を指してみたいという方は是非一度、体験は無料ですのでお越しになられては如何ですか。
弟子達(若手)の成績
5/24 ●関矢寛之三段(先手)-荒田敏史三段(後手)○ 加古川青流戦
5/24 ○伊藤匠三段(先手)-荒田敏史三段(後手)● 加古川青流戦
5/27 ●三枚堂達也六段(先手)-石田直裕五段(後手)○ ヒューリック杯棋聖戦
一次予選
今期に入って加藤女流を除き一門負け越しが続いており、一斉奮起を期待す。
今年度成績
佐々木勇気七段 0勝3敗(勝率0割)
高見 泰地七段 1勝5敗(勝率1割7分)
三枚堂達也六段 2勝3敗(勝率4割)
門倉 啓太五段 2勝3敗(勝率4割)
渡辺 大夢五段 0勝3敗(勝率0割)
加藤結李愛女流2級 4勝0敗(勝率10割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
5/23 若林隆雄四段
5/24 四段以上 小島一正五段 三段以下 佐藤茂雄初段
5/25 女鹿紘喜五段
5/26 四段以上 箕輪悟史四段
5/28 中沢義雄五段
5/29 須永廣志四段

新着情報

年間行事

詳細はこちら

2011年3月
東葛支部の代表戦、東葛支部シニア戦
(いずれも勝者は全国大会の出場権が得られます。)
2011年4月
第29期東葛名人戦
2011年5月
第30期東葛順位戦開催(~2011年8月31日まで 支部会員でない方は参加不可)
2011年6月
棋聖戦第一局、羽生棋聖対挑戦者、旧吉田家住宅書院の間

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