石田和雄九段の自戦名解説はもちろんのこと、石田一門の弟子たちも数多く出演するYouTubeチャンネルです。 名局鑑賞をしたい方、棋力向上に役立てたい方、棋士の素顔に触れたい方など 是非ともご視聴ください。
柏将棋センターでは毎週日曜日、午前9:00~12:00の間、子供将棋教室を開催しており、80数名の子供達が、真剣な面持ちで将棋に打ち込んでいます。
将棋は、実際に指す事で、頭脳の活性化、記憶力の向上に役立つ、日本の伝統文化です。 お子様をお持ちのご家庭におすすめいたします。
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日曜のみ13時~」18時半
席料は平日料金で統一(割引日あり)
月曜日は定休(祝日は営業)
風が冷たい。そよと吹く風、無情の風。
現実は厳しい。これでは家に閉じ籠る他はないと決め込んでおられる方もいるでしょう。
しかし、一昨日病院に3か月に一度の定期健診に行ってきましたが、そこの先生は、あまりじっとして身体をかばい過ぎても、かえってよくないと言っておられました。
私は一日5000歩以上は歩きますよ、と言うと、それでいいというように、頷かれました。
今はコロナのことで頭が一杯です。
と言うと先生は、それはテレビ等で言われているように、きちんと対策していけばいいし、それしか方法はないですからと答えられました。
今ほど、健康と自由の有難さを痛感する時はないでしょう。
暖かくなって、コロナも克服して、オリンピックも開催となれば、万々歳ですが、日々精進しながら、そうならんことを祈って生活していきたいと思います。
前進できぬ駒はない。将棋は人生の縮図とも言われ、生きるということは前に進むということに他ならないかもしれません。
さて今年の将棋界は、どういう展開をみせるのでしょうか。
藤井フィーバーが続くのでしょうか。
藤井二冠とて人間、どこかで崩れるかもしれないという危惧を、今年は吹き飛ばすかもしれない。
先週に行われた、朝日杯オープン戦、対豊島竜王戦を見て、そう思いました。
この少年は、別格だ。少々のことでは動じないし、将棋がケタ違いに強い。
豊島戦は6戦して全敗。苦手、天敵となった如くですが、藤井二冠本人は、強い人と指せるのは楽しみ、という風にとらえているようでした。
一進一退の接戦を勝ち切り、対豊島戦初勝利。
これで、これからは藤井勝ちが続くことも今までの事例から見ても十分考えられます。
将棋界を語る時、どうしても藤井二冠のことは、避けて通れません。
今年の藤井二冠の更なる跳躍がまず楽しみ。
そして、私にとっては、弟子の活躍が気になるところです。B級2組、佐々木勇気七段の昇級成るか。C級1組、高見泰地七段の昇級なるか。
期待と不安、半々ですがじっくり見守りましょう。
今週の石田九段一門将棋チャネルは、新しい試みとして中村太地七段とのコラボで対談させて頂きました。「中村太地七段、王座獲得時の心境とこれから」を21日18時より放送しますので、これは是非ご視聴下さい。
高見 泰地七段 18勝11敗(勝率6割2分)
三枚堂達也七段 15勝8敗(勝率6割5分)
門倉 啓太五段 14勝14敗(勝率5割)
渡辺 大夢五段 18勝16敗(勝率5割3分)
加藤結李愛女流初段 4勝8敗(勝率3割3分)
日曜のみ13時~」18時半
席料は平日料金で統一(割引日あり)
月曜日は定休(祝日は営業)
寒さとコロナの両方に締めつけられ、早くこの重苦しさから抜け出したいと皆が願っているはずです。
とりわけ自営業の方は悪戦苦闘しています。
流行の抑止には活動を止めるのが一番ですが、これをずっと続ければ日本経済、いや世界経済は死に絶えてしまいます。このジレンマをどう克服するか。
各論はあるでしょうが、僭越ながら私はあえて言いたい。
憎むべきはコロナなのですよと。
その次に何を成すべきかであって、まずコロナにどう対処し苦しい局面であっても最善手を探さなければいけない。
ここは大山流、忍の一手です。
先週、東京、神奈川、埼玉、千葉に緊急事態宣言が出されました。次いで本日、大阪、京都、兵庫、愛知、岐阜、栃木、福岡が追加されました。
全くもって100年に一度の疫病です。
100年前のスペイン風邪は、世界中で死者が5000万人~1億人も出たと聞いています。
すさまじい惨禍をもたらしたウイルスだったようです。
当時はワクチンもなく、もちろん治療薬もありませんでしたが、人々は普通に暮らしていたのが、京都の一人の女学生の日記からも伺えます。たとえば、ピンポンでくたくたになるまで遊んだとか、10時間位汽車の中で、大勢の人とぎゅうぎゅう詰めになるとか。これでは大爆発する訳です。
歴史に学べと、一人一人が徹底した予防、マスクは勿論のこと、手洗い、消毒を怠らず、自粛を心掛ける以外なさそうです。
私のところの柏将棋センターは開いていますし、日曜日の子供教室も、一部、二部に分けて、厳重に注意しながらやっています。
ともかく、一日も早いワクチンの接種をと願うばかりです。
コロナのことはこの辺にして、将棋界に目を戻しましょう。
先週、書いている時に行われていたB級2組順位戦は、藤井聡太二冠が中村修九段に勝って8戦全勝。佐々木勇気七段は横山泰明七段に勝利し7勝1敗。これで昇級争いは藤井二冠8勝0敗、佐々木(勇)七段7勝1敗、横山七段6勝2敗、中田(宏)八段6勝2敗、大石七段6勝2敗の5人に絞られました。
佐々木(勇)七段は難関の横山七段戦に勝利しましたが、次の大石七段の一戦も決戦となり、まだ息が抜けません。
その詳しい模様は、石田九段一門将棋チャネル「B級2組順位戦、藤井二冠全勝、佐々木勇七段決戦制す」で私の感想を述べておりますので、是非クリックしてみて下さい。
また、C級1組順位戦は一昨日行われ、高見七段は宮本五段に勝ち7勝1敗となりました。
増田六段8勝0敗、高崎六段8勝0敗、高見七段7勝1敗で三番手につけています。
次いで片上七段6勝2敗、船江六段6勝2敗、高橋九段6勝2敗と続きます。
高見七段は最終戦の高崎六段との一戦が昇級を賭けた大一番となりそうです。
師匠はあまりプレッシャーかけないほうがいいと思うので、このくらいにしておきましょう。
また、三枚堂七段、門倉五段は共に勝ち、共に4勝4敗。
この二人は来期に向けての期待がかかります。
今週の石田九段一門将棋チャネルは「センター子供教室について、天才も一日にして出る訳ではない」を放送します。奮ってご視聴下さい。
弟子達(若手)の成績
高見 泰地七段 18勝10敗(勝率6割4分)
三枚堂達也七段 15勝8敗(勝率6割5分)
門倉 啓太五段 14勝13敗(勝率5割2分)
渡辺 大夢五段 17勝15敗(勝率5割3分)
加藤結李愛女流初段 4勝8敗(勝率3割3分)
日曜のみ13時~」18時半
席料は平日料金で統一(割引日あり)
月曜日は定休(祝日は営業)
皆様、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
“年の初めのためしとて、終わりなき世のめでたさを”と口ずさみ歌える新年ではありませんが、今年は丑年、粘り強く行きましょう。
コロナに負けるなと意気がっても、この菌は厄介この上なく、共存の道ワクチンに頼らざるを得ないのが現状です。
幸い良きワクチンが出来たようで、各国で接種が始まっております。
早く日本にも届くようにと私は願っていますが、慎重な日本人は私は打たないと、受け入れない方もいます。
柏将棋センターのお客さんに病院の先生がいらっしゃいますが、その先生は早くワクチンを打ちたい、不安で仕方がないと語っていました。
私自身も、早くワクチンを接種したい、それもモデルナのワクチンをと注文をつけたいですが、その要求は無理のようです。
年の初めからコロナの話になり冴えませんが、緊急事態宣言が発出されるはずの今、誰しもここから目が離せないでしょう。
ちなみに超能力者、ユリゲラー氏は14か月後にコロナは完全収束すると予言していましたが。
早く、曇りなき晴々とした日がくるように。
今年の抱負もこれが最重要であることは言うまでもありません。
そして、我が弟子達の活躍と、棋界の発展、柏将棋センターの存続、子供教室の隆盛、東葛支部の定着。とあげだしたらきりがありません。しかし、自身の年齢を考えると、次の若き人につなぐことも今年は真剣に考えなくてはいけないかもしれないと感じています。
少しずつでも、自身の負担を軽くして行く。牛に田植えを手助けして貰うように。と言ってはしかられますかねえ。
さて、今年の将棋界は、やはり藤井聡太二冠の活躍が最大の関心事。
彼はどれだけ強くなるのだろう。
次々とタイトルを奪い、一人抜け出した存在になるのだろうか。
棋聖、王位と二冠を取っていますが、まずこれを防衛し、次は王座、叡王、竜王と3つのタイトル戦の挑戦者になること。
藤井聡太二冠のタイトル戦は燃え上がるのが必定故、棋界にとってこれ以上の興行はないはずですから。
今から、その日を楽しみに待っていますが、今、原稿を書いている時点で、B級2組の順位戦が行われています。藤井二冠対中村(修)九段、横山七段対佐々木(勇)七段の対局は注目で、私自身、この原稿を書きながらタブレットで観戦しています。
藤井、佐々木どちらも勝利するのか。横山七段も強いですから戦いは深夜になりそうな雰囲気です。
その結果は来週におあずけですね。
今週の石田九段一門将棋チャネルは「今の棋界は誰が飛び出すか。藤井フィーバーで盛り上がるか」を放送します。
新年のあいさつとして、逃げずに向う、を旨としながら、牛のように粘り強く行こうと呼びかけてます。
将棋界、本当に誰が飛び出してくるのでしょうか。
高見 泰地七段 17勝9敗(勝率6割5分)
三枚堂達也七段 14勝8敗(勝率6割4分)
門倉 啓太五段 13勝12敗(勝率5割2分)
渡辺 大夢五段 17勝15敗(勝率5割3分)
加藤結李愛女流初段 4勝8敗(勝率3割3分)
日曜のみ13時~」18時半
席料は平日料金で統一(割引日あり)
月曜日は定休(祝日は営業)
今年も過ぎ去ろうとしています。
気分一新で新年を迎えようと、一昨日自分の部屋の片づけをしました。
一年分のアカがたまっていると言っても過言ではない程のゴミの山。
大掃除は大層な仕事でくたびれました。
陰鬱な一年間の疲れがドット出てきた感じすらしました。
コロナ、コロナで悩まされ続けた一年。
地球が世界中の人が、神に試練を与えられている如くです。
嫌でも自粛を迫られ、新エネルギーへリモートワークへと時代を変転せよと導かれているようでもあります。
そのような世で、我が将棋界は藤井聡太という大天才棋士がタイトルを立て続けに取り、国民的ヒーローとなりました。
18歳で二冠、もちろん新記録で、暗い世相にひときわ明るい話題を提供してくれました。
今や将棋はマイナーなゲームではなく、メジャーな頭脳ゲームとして世に認められるようになってきました。
これも、天才藤井聡太二冠の出現に尽きます。
一人の天才で、これほどまでに変わってくるのかと改めて思います。
来年は、さらに跳躍しタイトルを沢山獲得して貰いたいと私は願うものであります。
そして肝心の弟子諸君は、本来なら祝賀パーティーでもしなければならないくらい昇級のオンパレードでした。
まず、佐々木勇気七段が、藤井聡太二冠と共にB級2組へ昇級。次いで高見泰地七段がC級1組へ昇級、三枚堂達也七段もC級1組に昇級と相次いで昇級を果したのは、これ以上ない嬉しい出来事でした。
コロナさえなければ、石田一門おめでとうと皆で祝杯をあげていたことでしょうに。
憎むべきコロナ、と嘆いたとて現実は現実で、今は辛抱のしどころでしょう。
何せ100年に一度の疫病で地球中の大変革をされているようです。
世の中、何かが変わる、あるいは目に見えない力の存在で。
今年はそう思わせる年でした。
お疲れ様日本、いや世界。
来年は大声で笑える明るい年となりますように。
皆様、くれぐれもご自愛下さり、よいお年をお迎え下さい。
今週の石田九段一門将棋チャネルは「コロナで沈む中、棋界は藤井二冠の跳躍」を放送します。
今年最後を締めくくる、私の感想。どうか是非ご視聴下さり、苦しかった一年を振り返り、来年牛のように粘り強く頑張りましょう。
なお、新年の柏将棋センターは1月1日は休業、1月2日より12時半から支部長杯トーナメント戦があります。
1月3日は13時より石田杯トーナメント戦がありますので奮ってご参加下さい。
また石田九段子供教室は1月3日から始まります。
高見 泰地七段 17勝9敗(勝率6割5分)
三枚堂達也七段 13勝8敗(勝率6割2分)
門倉 啓太五段 13勝11敗(勝率5割4分)
渡辺 大夢五段 17勝15敗(勝率5割3分)
加藤結李愛女流初段 4勝8敗(勝率3割3分)
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(いずれも勝者は全国大会の出場権が得られます。)
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