日本一の支部会員数を誇る、日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター。皆で楽しく将棋を指し、共に上達を目指す、師範石田九段の道場です。

石川九段 子供将棋教室 開催中

子供将棋教室の風景

柏将棋センターでは毎週日曜日、午前9:00~12:00の間、子供将棋教室を開催しており、60数名の子供達が、真剣な面持ちで将棋に打ち込んでいます。

将棋は、実際に指す事で、頭脳の活性化、記憶力の向上に役立つ、日本の伝統文化です。
お子様をお持ちのご家庭におすすめいたします。

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石田九段の今週のつぶやき

10月19日
利を求め人は集まる。
しかし趣味の世界は、利害関係なく、ただ好きなだけで、ひとつの和が出来てくるから不思議です。
私のところの将棋センターも、皆和気あいあいとやっています。
平日は年配者が多く、これまで過酷な労働に耐えて晴れて定年を迎え、好きな将棋を思う存分指せると夢心地になっている方もいらっしゃいます。
“人が皆我より弱く見える日は”などと石川啄木の歌「人が皆我より偉く見える日は、花を買いきて妻としたしむ」をもじって、皆を笑わせたりしています。
「将棋を趣味にもっていたお陰で老後を楽しく過ごせます」と言って下さると、私自身将棋センターをやってきてよかったと、喜びを貰います。
けれど、世を見渡せば、定年になって何もやることがないという人の多いこと多いこと。
リタイアして逆に気が抜け、生甲斐を失ってしまうようです。
そういう方は死ぬまで、何か仕事をやり続けるか、趣味に生きるのがいいと私は思います。
フランス留学の経験のある、このつぶやきにたびたび登場する斉藤支部長の言によれば、フランス人はリタイアしてからが、好きなことを自由に出来ると喜んでいるそうです。
つくづく日本人は働き蜂なのだなあと、感じざるを得ません。
もちろん私もその一人で、ミイラになるまで陰ながら棋界の為、またいくばくか世の為になることをやり続けることになるのでしょうか。
また、先週に逆戻りするようですが、日曜日、手合係を務める高校生のO君。手合としてはまだ勉強することもありますが、誠に人に好かれる人物であります。
先週の日曜日にこんなことがありました。
先着16名トーナメント戦に勝ち残り、昇段も懸かっていた方が、余りに早くトーナメント戦を勝ってしまった為に、次の対局がなかなかつかない。それでも昇段戦が故に、少し待って貰っても次のトーナメント勝者と対局するのが普通。
それを待たせてはいけないと間に一局他の人と対局を付けるという気の利かせ方をしたのです。
O君は私に訳を話しました。「そうですか、でも当てた相手は強そうな顔をしてますか」と私が冗談交じりに言うと「強そうな顔をしています。しています」と真顔で答えるO君。「強そうな顔をしていれば大丈夫」と私。
一同大笑いの一幕がありました。
流石に顔では棋力は分かりませんよね。
ともかく、憎めないO君はきっと名手合係にと成長してくれるでしょう。
今週はこの辺で。11月11日(土)の柏市民将棋大会の事前申し込みご協力下さいますよう再度お願い申し上げます。
弟子達(若手)の成績
10/12 ●高見泰地五段(先手)-伊藤真吾五段(後手)○ 順位戦C級2組
10/12 ○高野智史四段(先手)-渡辺大夢五段(後手)● 順位戦C級2組
10/17 ●小倉久史七段(先手)-佐々木勇気六段(後手)○ 朝日杯将棋オープン戦
一次予選
10/17 ●塚田泰明九段(先手)-佐々木勇気六段(後手)○ 朝日杯将棋オープン戦
一次予選
C級2組順位戦、高見五段と渡辺(大)五段、共に負けたのは残念無念。
佐々木(勇)六段は全対局勝つよう気合を入れてきたのでしょうか。
今年度成績
佐々木勇気六段 17勝9敗(勝率6割5分)
高見 泰地五段 18勝7敗(勝率7割2分)
門倉 啓太五段 4勝12敗(勝率2割5分)
渡辺 大夢五段 16勝4敗(勝率8割)
三枚堂達也五段 21勝10敗(勝率6割8分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
10/12 江本直哉五段
10/13 四段以上 美馬和夫六段 三段以下 川村常雄三段
10/14 高鹿照祥五段
10/15 四段以上 山崎陽一五段 三段以下 明石晃瑛三段
10/17 中沢義雄五段
10/18 佐々木昇四段
10月12日
カアカアと鴉の鳴く声が響きます。
鴉は鴉で生きんが為に何かと忙しいんでしょう。
私も相変わらず、結構忙しい毎日。
一生勉強というか、知らず知らずのうちに色々と経験することが、まだ多いです。
自分を幸福かどうかなどと考えているのは余計なこと。今成すべきことを成して、10対1位の割合かもしれない、少ない喜びを有難く味わおうとしています。
私には後進の育成と、柏将棋センターの経営、そして、どでかくなった子供教室と支部(日本一)を運営していかなければいけない責務があるのです。
私のやっていること(柏将棋センター、子供教室、支部)は繋がっており、上手に連携させていかなくてはいけません。
最近になって柏将棋センターの手合係に、少し前まで子供教室に通っていたO君が、高校生になったのでアルバイトとして着任することになりました。
私のところは、元子供教室会員とか、元奨励会員とかの人が、センターやら子供教室を手伝ってくれて、すべて自前で調達できるシステムになっているのが、誠に良き好循環となっているのです。
その手合係を務めるO君も段々と成長してきて、先輩のK君に「この手合係はちょっと横暴ではないですか」と苦言を呈されていましたが、その時O君少しも怯まず「少し横暴なくらいでないと手合はつけられない」と反論しており、微笑ましく思ったものです。
確かに手合は、相手がお客さんとはいえ、いちいち我儘を聞いていたのでは、つけられない。
人を統制し、さばくのは(特に子供は)時として横暴と見られるくらいでないと進まないこともあるのです。
それでも手合は道場にとって生命線、配慮もまた必要ですよ。
まさに世の中は千変万化、実社会の勉強をO君は、柏将棋センターで学んでいるように思います。
今は突然衆議院解散となり、選挙運動の真っ只中。候補者の訴える声が、スピーカーから流れてきます。
日本はマスコミの力が非常に強い。
第三の権力ともいわれるほどで、この取り扱いひとつで風向きが変わってくるのです。
現に将棋界でも、藤井君の出現は救世主となった感がありますが、その後ろ盾というか後押しをしてくれたのが他ならぬマスコミなのです。大天才少年と連日のように煽り立ててくれたお陰で藤井ブームから将棋ブームへと、伸長してきたように思います。
人生は“あざなえる縄の如し”と言われますが、順調の時にこそ、さらに工夫をして伸ばすことを考えるべきだと、優れたリーダーは言います。将棋界に幸あれ。
ところで、注目していた第65期王座戦第4局は中村太地六段が勝ち、3勝1敗で王座を奪取しました。中村太地王座の誕生です。
天下の羽生さんを下しての栄冠は天晴れという他はありません。
柏にもたびたび来て頂いている中村新王座。
将棋は強い、顔もいい、人柄もいい、天は三物も与えるのでしょうか。ともかくおめでとうございます。
対して羽生さんこれで一冠となってしまいました。どうしたんですかね。
「若干、淋しいけど仕方ないんですかね」とあるファンの声。まだ衰えた訳ではないことを次の竜王戦で見せて貰いたいものです。
弟子達(若手)の成績
10/5 ○畠山成幸八段(先手)-高見泰地五段(後手)● 竜王戦4組 昇決
10/5 ●神崎健二八段(先手)-三枚堂達也五段(後手)○ 順位戦C級2組
10/9 ●三枚堂達也五段(先手)-杉本和陽四段(後手)○ 叡王戦 予選
10/10 ○佐々木勇気六段(先手)-宮田敦史六段(後手)● 順位戦C級1組
10/10 ○安用寺孝功六段(先手)-門倉啓太五段(後手)● 順位戦C級1組
高見五段、三枚堂五段の連勝は、高見君は7で三枚堂君は10でストップしました。
今年度成績
佐々木勇気六段 15勝9敗(勝率6割3分)
高見 泰地五段 18勝6敗(勝率7割5分)
門倉 啓太五段 4勝12敗(勝率2割5分)
渡辺 大夢五段 16勝3敗(勝率8割4分)
三枚堂達也五段 21勝10敗(勝率6割8分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
10/5 中沢義雄五段
10/6 四段以上 小嶋一正五段 三段以下 谷野純三二段
10/7 高鹿照祥五段
10/8 四段以上 川合仁六段 三段以下 保田晃延二段
10/9 柳澤正勝五段
10/10 江本直哉五段
10/11 吉田春吉4級
10月5日
私達棋士は、職業柄満員電車に乗って通勤したという記憶は余りない。
自身を振り返っても、故郷岡崎にいた頃、名古屋に通学の為、ほんの少しの間だけ通った覚えがあるだけです。
一般のサラリーマンの方々は、通勤ラッシュに一苦労されているのが現状でしょう。
これぞ、日本の高度成長期の象徴の一現象として、よく映し出されているのを見ます。
その一人一人が吊革につかまり、揺られている様を見て、人間にはそれぞれの孤独がある。皆、様々な家を出て、色々なことを抱えている。
他人には理解し得ない、しょせん自身にしか分からない孤独。人間はこのようなものかもしれません。
しかし、生きるということは楽しいことも一杯あるのです。と、最近同席したある市の教育委員長まで務められた方に言われました。
我等、棋士は好きなことをやっており、夢中になれることがあるから幸せ、とも。
元教育委員長は違うね、と言うと「教育者は、立派な立場の人でなくとも、街場に一杯いる」とも語られました。
「我以外我師」というところでしょうか。
さてさて、日本は衆議院解散、新党誕生、そして乱立と慌ただしくなってきました。
我が将棋界も、藤井君に触発されたのか、少し止まっていた若い力が一気に湧き出てきたかの如くです。
藤井君の30連勝を止めた勇気君は、大変有名になりましたが、成績は今ひとつ伸び悩み。ここはしっかり充電してくれたまえ。
その他の弟子の活躍は素晴らしい。
渡辺大夢五段の勝率2位は特筆すべきですし、三枚堂五段の9連勝中と高見五段の7連勝中は凄い快進撃です。
そして私の最初の女流の弟子がプロになるかで注目していた、加藤結李愛ちゃん(中学3年)が研修会でC1に昇級。女流プロの資格を得たことは、大変な朗報であります。
まだ正式には女流プロにはなっておりませんが、時間の問題でなるだろうと師匠は確信しています。以後のさらなる健闘を祈ります。
棋界のタイトルホルダーも入れ替わりが激しくなってきました。
菅井竜也七段の王位奪取は、新旧交代の狼煙か。王座戦でも、中村太地六段が、羽生さんを追い詰めています。が、第3戦は羽生さんが跳ね返し、現在は2対1といったところ。カド番に追い込まれてから羽生さんがこらえるか注目。
この王座戦は、案外棋界の地殻変動を早めるかどうかのカギになるかもしれないのです。
最後に第64回市民将棋大会のお知らせです。

詳細はこちらをクリック → 第64回市民将棋大会

皆様、是非とも奮ってご参加申し込みをお待ちしています。よろしくお願いします。
弟子達(若手)の成績
9/27 ○門倉啓太五段(先手)-遠山雄亮五段(後手)● 叡王戦 予選
9/27 ○近藤誠也五段(先手)-門倉啓太五段(後手)● 叡王戦 予選
9/28 ○高見泰地五段(先手)-島朗九段(後手)● 王位戦 予選
高見五段は7連勝と連勝をひとつ伸ばしました。
今年度成績
佐々木勇気六段 14勝9敗(勝率6割1分)
高見 泰地五段 18勝5敗(勝率7割8分)
門倉 啓太五段 4勝11敗(勝率2割7分)
渡辺 大夢五段 16勝3敗(勝率8割4分)
三枚堂達也五段 20勝9敗(勝率6割9分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
9/28 松長喜久郎五段
9/29 四段以上 中沢義雄五段 三段以下 伊藤泰光1級
9/30 松長喜久郎五段
10/1 四段以上 金子靖史五段 三段以下 嶋田瑛都三段
10/3 祖父江践哉四段
10/4 江本直哉五段
9月28日
稀に見る混沌とした世になってきました。
今はやや沈静化していますが、北朝鮮の核実験やら、ミサイル発射は対岸の火事ではありません。
これは北朝鮮が核実験を行う前の話ですが、ある人が「いちいち皆が反応する(ミサイル発射)からいけないんだ。やれやれどんどんやれと知らぬふりをしていれば、そのうち効き目なしとみて止める。落語家でも皆が笑わなければ話さなくなるのと同じだ」と冗談交じりに言っていました。
が、現在はそんな呑気なこと言っておられませんぞ。
日本は地政学的に見ても、万一のことを考えると末恐ろしいことになるかもしれないのです。将棋などおちおち指していられなくなるのです。
私はそんな時、神頼みならず、ダヤル頼みで近所のインド人の経営するカレー屋さんに行きます。ダヤルさん曰く「大丈夫大丈夫、日本はいい国だから神様救う」とカタコトの日本語で話すのです。
さらにニコニコしながら「私は少しも心配していない」と、過去にインドとパキスタンの核戦争勃発か、の時のことを引き合いに出して安心させてくれるのです。
結局、私達は目の前の今やるべきことを、やる他はないですから。
先日、柏将棋センターの控えの間の本棚を整理していたら、「ぬかる道」という川柳の小冊子が出てきました。
珍しい本だなと、ペラペラとめくると、目次の上のところ“ポエムの貌”に4年前の私の本、名局集のはしがきの部分が引用されていました。
「棋士になって45年、奨励会から数えると半世紀、よくぞここまで指してきたものである。悲喜こもごもであるが、何かを残しておきたい。となると棋士は棋譜以外にないのである。」
石田和雄(将棋棋士、九段)
出版記念パーティーから、4年余が経つのですね。
確かに4、5年前までは、棋士は棋譜さえ残せばいいという考えが全うでした。
鬼才升田先生などは、そう言ってはばかりませんでした。
しかし、今やコンピュータの方が強いという時代になってくると棋士の有り様も変わってきています。
棋士は人間の全知を振り絞って、懸命の戦いのドラマを見せる。これこそが使命に移り変わってきたように思います。
昨今の時代の流れは早く、棋士の意義すらも変えようとしています。
我々は時代に即した生き方を模索して、前進、生き延びていきましょう。
弟子達(若手)の成績
9/20 ○三枚堂達也五段(先手)-長岡 裕也五段(後手)● 王座戦 一次予選
9/20 ●佐々木勇気六段(先手)-鈴木 大介九段(後手)○ 棋王戦
挑決トーナメント
9/21 ○渡辺 大夢五段(先手)-真田 圭一八段(後手)● 王座戦 一次予選
9/25 ●真田 圭一八段(先手)-佐々木勇気六段(後手)○ 王位戦 予選
9/26 ●佐藤 和俊六段(先手)-高見 泰地五段(後手)○ 朝日杯将棋オープン戦
一次予選
9/26 ○高見 泰地五段(先手)-高野 秀行六段(後手)● 朝日杯将棋オープン戦
一次予選
渡辺(大)五段は全棋士中勝率2位。連勝は三枚堂五段9連勝中。高見五段6連勝中。
今年度成績
佐々木勇気六段 14勝9敗(勝率6割1分)
高見 泰地五段 17勝5敗(勝率7割7分)
門倉 啓太五段 3勝10敗(勝率2割3分)
渡辺 大夢五段 16勝3敗(勝率8割4分)
三枚堂達也五段 20勝9敗(勝率6割9分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
9/21 中沢義雄五段
9/22 四段以上 小嶋一正五段 三段以下 谷野純三二段
9/23 上出隆志五段
9/24 四段以上 女鹿紘喜四段 三段以下 工藤悠悟初段
9/26 中沢義雄五段
9/27 江本直哉五段

新着情報

年間行事

詳細はこちら

2011年3月
東葛支部の代表戦、東葛支部シニア戦
(いずれも勝者は全国大会の出場権が得られます。)
2011年4月
第29期東葛名人戦
2011年5月
第30期東葛順位戦開催(~2011年8月31日まで 支部会員でない方は参加不可)
2011年6月
棋聖戦第一局、羽生棋聖対挑戦者、旧吉田家住宅書院の間

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