日本一の支部会員数を誇る、日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター。皆で楽しく将棋を指し、共に上達を目指す、師範石田九段の道場です。

石川九段 子供将棋教室 開催中

子供将棋教室の風景

柏将棋センターでは毎週日曜日、午前9:00~12:00の間、子供将棋教室を開催しており、60数名の子供達が、真剣な面持ちで将棋に打ち込んでいます。

将棋は、実際に指す事で、頭脳の活性化、記憶力の向上に役立つ、日本の伝統文化です。
お子様をお持ちのご家庭におすすめいたします。

詳細はこちら

石田九段の今週のつぶやき

5月25日
激流は岩をも砕くの勢いは止まず、何でもコンピュータに征服されそうな第4次産業革命の時代。
便利になったと言えば言えますが、果たしてそれで人間幸福になってきているのでしょうか。
幸福は自身の心が決めるものでまた別問題のようです。
私共の将棋界も、時代の潮流に逆らえず、時の名人がコンピュータの「PONANZA」に敗れ、また隣の囲碁界も、世界最強の棋士がAIの「アルファ碁」に敗北と。もう機械対人間の対決は、この辺で終わりにしましょう。
第4次産業革命の流れは最早誰にも止められそうもありませんが、我が将棋界は伝統文化を重んじる姿勢で、頭脳の活性化に役立つという点を強調して行きましょう。
最近、私は自分が将棋の虜になった中学の頃。三丁目の夕日のあの頃を懐かしく思い出します。
やれカラーテレビだ、洗濯機だ、掃除機だと必要なものが次々と。
つつましい生活の中に、大きな喜びが隠れていた時代。つまり昨日より今日が、今日より明日が必ずよくなると信じられていた日本の高度成長期。昭和は輝いていたんですね。
あの頃に思いを馳せると、故郷岡崎に住んでいた頃が瞼に浮かびます。
また奨励会初段から六段まで、トヨタ自動車に指導に行っていたことも。そのトヨタに将棋同好会「石田将棋研究所」なるものを、駒田賢一氏などの立案により開かれたのも思い出深いことです。
それを拠点として「棋勇」という雑誌が定期的に出版され、中京棋界を大いに盛り上げたものです。
その「棋勇」6号に掲載された大村先生(大村和久八段、前東海本部長)の巻頭言が実に味わい深いのでここに引用、紹介させて頂きます。
「プロの将棋とアマの将棋」六段(当時)大村和久。
将棋は81格の盤上で40の駒を働かせて戦い、相手の王を先に詰めた方が勝つ簡単なゲームです。その将棋に勝負の差が出るのは何故でしょうか。以下はそれを書いてみました。
将棋に勝つ要素を大別すると、3つに分れます。即ち心、技、体です。心とは心の持ち方、技とは技術、体とは体力です。

アマ:勝った将棋を覚えている
プロ:負けた将棋を覚えている

アマ:将棋の本を読みそれを真似る
プロ:将棋の本の欠点を探し書いた人や、その本で覚えた人を負かす

アマ:仕事が第一で疲れた体で将棋を指す
プロ:将棋に勝つ事が第一でその為に体力を養う
要約するとアマの将棋は楽しみ。プロの将棋は苦しみということなのでしょう。
当時「棋勇」という雑誌は駒田賢一氏の大変な労作で、手間と資金まで投入して出版して頂いたのは今更ながら頭が下がります。現在駒田氏は豊田けやき支部支部長として指揮をとり、「棋勇」もその会報として復活させています。ご苦労様です。
弟子達(若手)の成績
5/18 ●三枚堂達也四段(先手)-木村 一基八段(後手)○ 王将戦 一次予選
5/22 ○丸山 忠久九段(先手)-佐々木勇気五段(後手)● 王位戦
挑決リーグ・千日手
注目していた勇気君、王位リーグで丸山九段に千日手までして必死の戦いでしたが惜敗。残念ながら白組優勝はならず、挑戦者は夢と消えました。次に頑張ればよいは私の結論ですが、師匠の強すぎる願望が、かえって弟子を委縮させ負担をかけているかもしれず、これからはセーブしながら自身見守る必要がありそうです。
今年度成績
佐々木勇気五段 3勝2敗(勝率6割)
高見 泰地五段 1勝0敗(勝率10割)
門倉 啓太五段 1勝2敗(勝率3割3分)
渡辺 大夢五段 1勝0敗(勝率10割)
三枚堂達也四段 2勝3敗(勝率4割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
5/18 松長喜久郎五段
5/19 四段以上 松長喜久郎五段 三段以下 近藤博1級
5/20 山田勇人四段
5/21 四段以上 渡邊歩高四段 三段以下 高橋輝充三段
5/23 中沢義雄五段
5/24 中條英世三段
5月18日
先週述べた岡崎将棋まつりは、大人気で終わることができ、主催者の岡崎市並びに観光協会の方々、大変喜んで下さり感謝しています。
そして何よりファンの方の評判が、とてもよかったと聞くに至り、これは普及冥利に尽きるというものです。
実際、総勢2000名のファンが集まったと言っても過言ではない程、活況を呈したのです。
これは、ひとえに地元の藤井聡太四段という新人スターの出場によるところが大きかったのでしょう。今や将棋界で一番の人気者となった感があり、連勝記録も17に伸ばしています。いつ誰が彼の進撃を止めるのか。
興味は当面、その一点に絞られています。
たった一人の天才がその業界を生き返らせるのか。
昔は十年一昔と言いましたが、今は一年で大変な変貌を遂げています。
棋界の地殻変動は急速に進んでいることは確かです。
また、ちょっと報告が遅れ恐縮ですが、我が東葛支部会員の活躍も素晴らしい。
先月に行われた東地区支部大会の成績結果報告です。
【第46回全国支部将棋対抗戦・東地区大会】
優勝  蒲田将棋クラブ支部(土田 晴久・笛木 和人・西上 隆宏)<東京都>
準優勝 十勝支部(中川 拓哉・本田 涼太・石川 建祐)<北海道>
3位  東葛支部A(白根 弘貴・大宮 健太郎・正田 敦也)<千葉県>
3位  東葛支部B(村上 千紘・栁沢 正勝・女鹿 紘喜)<千葉県>
【第46回全国支部将棋名人戦・東地区大会】
優勝  横山 大樹(北海道・札幌中央支部)
準優勝 加藤 幸男(千葉県・東葛支部)
3位  武田 俊平(千葉県・東葛支部)
3位  上田 裕典(山梨県・甲府サロン中央支部)
支部名人戦、支部対抗戦共に優勝は成りませんでしたが、準優勝、三位に複数入賞しています。
私共東葛支部は、今年度現在、257名の支部会員で、9年連続日本一の会員数を誇っています。200名以上支部は2枠全国大会に出場の権利が与えられている為、このような複数入賞が出る理由です。
底辺も厚いが、強豪もいるのが東葛支部の特徴。そして私の子供教室は断トツです。
ちなみに自慢げですみませんが、岡崎将棋まつりの前日の子供教室の人数分位は毎回私の教室には生徒が来ているのです。
教室を開いて9年。お陰様で、こちらもすこぶる好調で、皆に感謝しなくてはいけません。
まあ自分のことはこの位にして、今まで通りの普及活動を、今後も続けていく所存ですのでくれぐれもよろしくお願いします。
弟子達(若手)の成績
5/10 ●山本 真也六段(先手)-高見 泰地五段(後手)○ 竜王戦4組 昇決
5/10 ○佐藤 天彦名人(先手)-佐々木勇気五段(後手)● 王位戦 挑決リーグ
5/16 ●斎藤慎太郎七段(先手)-佐々木勇気五段(後手)○ 竜王戦4組
佐々木(勇)五段は王位リーグ白組で佐藤名人に敗れたのは残念無念。この局に勝てば、4連勝で白組ほぼ優勝で挑戦者にあと一歩だっただけに。
しかし、竜王戦では強豪斎藤七段に勝ち3組昇級を決めると共に4組決勝に駒を進めました。
今年度成績
佐々木勇気五段 3勝1敗(勝率7割5分)
高見 泰地五段 1勝0敗(勝率10割)
門倉 啓太五段 1勝2敗(勝率3割3分)
渡辺 大夢五段 1勝0敗(勝率10割)
三枚堂達也四段 2勝2敗(勝率5割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
5/11 江本直哉五段
5/12 四段以上 中沢義雄五段
5/13 女鹿紘喜四段
5/14 四段以上 正田敦也五段 三段以下 伊藤直樹3級
5/16 松長喜久郎五段
5/17 江本直哉五段
5月11日
今の日本は何かが変わろうとしている。各界に相次いで、天才少年少女が現れています。
これまでの常識は最早通用しなくなってきているのか、あるいは一時的現象なのか、もう少し時間をかけて見守る冷静さも必要かもしれません。
我が将棋界も、大変なスーパールーキーが出現しました。
藤井聡太四段。愛知県瀬戸市出身で、現在も在住。14歳で史上最年少プロ棋士となったのも驚きなら、デビュー以来負けなしの16連勝とは、いやはや凄すぎて言葉も出ません。
将棋界にとっては救世主。将棋を取り巻く様々な難問題も、素っ飛んでしまった感があります。
棋界に男性ジャンヌダルク(フランス救国の少女。1412~1431)現るとはちょっと誉め過ぎか。
その藤井君が、岡崎将棋まつりに出演してくれるというのだから、人は集まる集まる。
報道陣も20社近く、規制をもうけるだけでも大混乱の様子でした。
5月6日7日のゴールデンウィーク最後の日にあたる第24回岡崎将棋まつりは、空前の賑わいを見せました。
徳川家康公の生まれた岡崎公園の中にテントを張っての将棋大会も売りのひとつ。
その大会参加者300余名は、10時開始にもかかわらず、9時半でアッという間に締め切られ、早めに対局をするという異例の人気ぶり。
毎回能楽堂での席上対局の前座に味付けとしてトークショーを開催していますが、そのトークショーも列をなし、早々と先着300名様にて入場ができないという異例ずくめでした。
トークショーのメンバーは佐藤天彦名人、郷田真隆九段、豊島将之八段、藤井聡太四段、室谷由紀女流二段と司会の私、6人という豪華な顔ぶれ。30分間はアッという間でした。
能楽堂の席上対局は女流室田二段と室谷二段戦が最初にあり、次いで豊島八段対藤井四段戦、そして最後に佐藤名人対郷田九段戦と盛り沢山。
皆が最も注目を寄せたのは、豊島八段対藤井四段戦であることは言うまでもありませんが、A級に昇ったばかりの豊島八段の貫録勝ち。非公式とは言え藤井君が負けると、それだけでニュースになるとは。
今後もこの怪物から目が離せません。
第24回岡崎将棋まつりは、大盛況のうちに無事終了。私自身ホッとしていますが、世話役ご苦労様と申し上げ、来年も更なる盛り上がりを見るよう今から祈念しております。
弟子達(若手)の成績
5/8 ●三枚堂達也四段(先手)-伊藤 真吾五段(後手)○ 竜王戦5組
今週はゴールデンウィークの為、対局は一局だけ。三枚堂四段は竜王戦に敗れ残念。今期はまだこれから。
今年度成績
佐々木勇気五段 2勝0敗(勝率10割)
高見 泰地五段 -
門倉 啓太五段 1勝2敗(勝率3割3分)
渡辺 大夢五段 1勝0敗(勝率10割)
三枚堂達也四段 2勝2敗(勝率5割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
5/4 高橋治雄五段
5/5 四段以上 金子靖史五段
5/6 正田敦也五段
5/7 四段以上 上出隆志五段 三段以下 大野楽朗三段
5/9 中沢義雄五段
5/10 小嶋一正五段
5月4日
私がこの原稿を柏将棋センターで書いているのを見て、あるお客さんから「いつまでも仕事があって大変ですね」と労いの声を掛けられました。
私は「有難いことだと思ってますよ」と返しましたが、正直全くペンが進まない時があります。今週はつぶやきなし、と放り投げようと思ったことも都度あります。
しかし、今の私にとって一週間に一度このつぶやきを書くことは、生きる張りになっているのです。
最近、柏将棋センターで感じるのは、初めて来られるお客さんが目立つこと。
それも人間と対局するのが初めてで、ソフトで何級と認定されているという方が、結構いることです。
昔では考えられない現象が、我が道場で起こっているということは、これが今の時代の象徴なのかもしれないと思うのです。
ソフトから実際人間同士の対局へ。
この流れが進めば、これはこれで立派な将棋の普及の形。
ソフトに将棋が組み込まれるのではなく、ソフトを使って将棋ファンを増やし、普及につなげて行く。伝統文化将棋は面白いし、頭の体操にもなると実感してくれれば理想的なのですが。
5月7日(日)に恒例となった岡崎将棋まつりが行われます。今や将棋界の超目玉となった藤井聡太四段が出演し、早くも取材陣の申し込みが殺到のようです。
昨年は、私の弟子佐々木勇気五段対藤井聡太奨励会三段の対局が売りでしたが、今年は豊島将之八段対藤井聡太四段戦が、大注目を集めそうです。
今年の岡崎将棋まつりは、異例の大人気となること必定でしょう。
岡崎将棋まつりが近づくにつれ、頭をよぎるのは師板谷四郎九段の恩に報いることは何か。
又兄弟子板谷進九段への感謝の気持ちを表すのは何か。ということです。
来年に向けて私自身が勝手に構想を描いていますが、夢で終わらないよう、皆の協力を得られるよう祈っています。
ともあれ、大一門となった板谷門は、時代の流れにも乗って、大きく羽ばたく時期が近づいている予感がします。
弟子達(若手)の成績
4/26 ●遠山 雄亮五段(先手)-渡辺 大夢五段(後手)○ 竜王戦4組 昇決
5/2 ○永瀬 拓矢六段(先手)-三枚堂達也四段(後手)● 棋王戦 予選
5/2 ○中村 太地六段(先手)-門倉 啓太五段(後手)● 王将戦 一次予選
永瀬六段、中村六段の強敵2人にはちょっと及ばなかったようです。前進あるのみ。
今年度成績
佐々木勇気五段 2勝0敗(勝率10割)
高見 泰地五段 -
門倉 啓太五段 0勝2敗
渡辺 大夢五段 1勝0敗(勝率10割)
三枚堂達也四段 2勝1敗(勝率6割7分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
4/27 松永喜久郎五段
4/28 四段以上 中沢義雄五段 三段以下 石塚豊年二段
4/29 金子靖史五段
4/30 四段以上 正田敦也五段
5/2 江本直哉五段
5/3 金子靖史五段

新着情報

年間行事

詳細はこちら

2011年3月
東葛支部の代表戦、東葛支部シニア戦
(いずれも勝者は全国大会の出場権が得られます。)
2011年4月
第29期東葛名人戦
2011年5月
第30期東葛順位戦開催(~2011年8月31日まで 支部会員でない方は参加不可)
2011年6月
棋聖戦第一局、羽生棋聖対挑戦者、旧吉田家住宅書院の間

ページの先頭に戻る