どこか涼しいところはないのか。
2023.08.23今週のつぶやき
どこか涼しいところはないのか。
いつまでこの暑さは続くのだろうか。
と叫びたくなるような今年の夏。
これからは、もうこれが当たり前になってくると覚悟しておかなければなりませんね。
自宅の部屋に閉じ籠って、冷房に入りっぱなしは、これはこれで身体に変調をきたす。
今日は柏将棋センターが休みの日なので、避暑に出かけよう、と言っても遠出はかえって疲れるので、近場でどこかいいところはないかと知人に電話をしたところ、我孫子の沼がいいとすすめられ、さっそく手賀沼へ。
今この原稿を手賀沼のほとりで書いています。
確かに涼しい。気温はさほど低くなくともスーッと一気に抜ける風が何とも心地よい。
大正時代、武者小路実篤、志賀直哉らの文豪が、居を構えたのはこの湖畔に魅入られたからだとうなずけます。
セミの声も聞こえ、ハトが私の近くに寄ってきます。
人になついた鳥は可愛いもの。
一茶の詠んだ「米まくも 罪ぞよ 鳥のけあうぞよ」の句が頭をよぎり、今度来るときはせんべいでも買ってこようかと思ったりしました。
少しうたた寝をしたら日は沈みかけてきました。
一層風が涼しく、体調もよい。
来年の夏は、この近くにアパートでも借りて暑さをしのごうかと考えているほどです。
ちょうど5時になったので、近くにおいしいそば屋さんがあると聞いていたので、そこに行って鴨なんばんそばを食べてから帰宅。
いい休養の一日となりました。
さて、棋界の話題はやはり藤井聡太七冠が八冠になるかどうかの一色でしょう。
王位戦の7番勝負第4局は、佐々木大地七段が勝って3勝1敗としました。
この将棋は終始、佐々木七段がリードして快勝の如く見えたのですが、実は終盤、藤井王位に一瞬勝ちのチャンスがあったのです。
人間では盲点となる一手で、流石の藤井さんでも、今回は発見できず惜敗という結果になりました。
この解説を石田一門チャンネル「王位戦、佐々木七段が1勝返して舞台は徳島へ」で放送していますので是非、ご覧あれ。
昨日、今日と第5局が徳島で行われています。
先手番となった藤井王位がここで七冠防衛を決めそうですが、果たして・・・。