禍福は糾える縄の如し。
2024.05.01今週のつぶやき
禍福は糾える縄の如し。
といいますが、この一週間は、そのことを直思い知らされました。
先週の石田和雄九段一門会は、来場された方に次々喜びの声を頂いております。
誠に有難きことと感謝致しているところです。
しかし、その3日後兄が死去し、帰らぬ人となったのです。
長兄は石田彫刻の後を継ぎ、東岡崎駅前のなかよしの像を作るなど、多くの石像を残した芸術家でもありました。
享年90才(数え)。
波乱の人生でしたが、最後は子供に看取られて眠るように旅立たれたようです。
また、長女に次いで長男が亡くなりました。
5人兄弟の末っ子で、ただ一人愛知県三河の地を離れていました、したがって会うことも少なかったですが、肉親の死は何とも言えぬ淋しさを感じるものですね。
さようなら。
そして、その葬儀をすませた後、直ぐに岡崎将棋まつり前夜祭が行われたのです。
お通夜、告別式、から岡崎将棋まつりと超強行日程で、気持の切り換えをする間もありませんでした。
その過密スケジュールを無事終えることができたのは、ただお導きによって成され得たと思っております。
31回を数える岡崎将棋まつり。
前夜祭は今までで最高の人数。170余名は集まったでしょうか。
そのうち3分の2くらいは女性で、いや凄かったです。会場に入った瞬間、エッとびっくりしました。
出演棋士は、渡辺明九段、木村一基九段、石田和雄九段、杉本昌隆八段、佐々木勇気八段、服部慎一郎六段、鈴木環那女流三段、室田伊緒女流二段、森本理子女流2級と豪華なものでした。
まつりの本番、前座のトークショーは二部に分れ、各棋士饒舌で、笑いの絶えない面白い時間を過ごせたと思っております。
メーンイベントは渡辺明九段対佐々木勇気八段の席上対局。
この対局は負けた方が坊主になると渡辺明九段が語っていたとかX上で話題になっておりましたが、渡辺九段がバリカンを忘れたとのおちで、丸坊主姿はみられませんでした。
終盤の激しいつばぜり合いの末、佐々木勇気八段の勝利。
この対局をもって全イベントが終了。
今年も大盛況で終った岡崎将棋まつりですが岡崎市並びに観光協会様、そして監修の観戦記者鈴木宏彦氏に心よりお礼申し上げる次第です。
弟子達(若手)の成績
4/24 | ●三枚堂達也七段(先手)-飯島栄治八段(後手)○ | 棋王戦コナミグループ杯 予選 |
4/24 | ○鎌田美礼女流2級(先手)-川又咲紀女流初段(後手)● | ヒューリック杯白玲戦 女流順位戦D級 |
4/26 | ○山根ことみ女流三段(先手)-加藤結李愛女流初段(後手)● | 大成建設杯清麗戦 予選 |
今年度はまだ始まったばかりですが、女流棋士2人には一層の飛躍をと願っています。
佐々木勇気八段 1勝0敗(勝率10割)
高見 泰地七段 1勝0敗(勝率10割)
三枚堂達也七段 1勝2敗(勝率3割3分)
渡辺 大夢六段 1勝1敗(勝率5割)
門倉 啓太五段 0勝1敗(勝率0割)
加藤結李愛女流初段 2勝1敗(勝率6割7分)
鎌田美礼女流2級 1勝1敗(勝率5割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
4/26 | 古谷邦夫五段 | |||
4/27 | 河上良彦六段 | |||
4/28 | 猪瀬浩志五段 | |||
4/29 | 斉藤翔真五段 | |||
4/30 | 宮崎清四段 |