日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター

今週のつぶやき

今週のつぶやき

温故知新。

2024.06.12今週のつぶやき

温故知新。歴史は繰り返すと言われていますが、古きを訪ねることは、文字通り新しきを知ることにつながるようです。
先日、猛暑に備え寝室を変える為、家の中の片付けをしていたら“勝負師の門”という古書が出てきました。
ペラペラと捲っていたら懐かしい故人の名が次々と出てきます。
思わず目を通す。“不死鳥のごとく”熊谷達人八段の編。
長く関西理事を務めていた熊谷先生が「大阪に将棋会館を建て、直営道場を設けて、ファンとの交流。さらには将棋が小中学校で取り上げられ、日本人全員将棋を楽しむ」と語っていたでっかい夢。
昭和44年頃の話ですが、今現在藤井ブームによって半ば現実のものとなりかけていることの驚きです。
ただ観る将ファンは増えたけれど、残念なことは、盤を挟んで対局するファンの数は当時とは比べ物にならないくらい減っているのも一方の事実。
観る将ファンから指し将ファンへとつなげるのが今後の課題とも言えますが。
また“言挙げせずという”二上達也八段(当時)の編で二上先生が、しきりに対戦相手の大山、升田の強さを強調している箇所です。
「大山、升田はいつでも彼等のものを創り出す努力をしている。百年に一人の天才だ。それは素晴らしい才能だ。僕らが新しいものを打ち出しても、たちどころに吸収されてしまう」とこの大天才を打ち負かすことの難事を語っています。
その記事を見てハタッと思いました。
今の藤井八冠も百年に一人の天才と言われていて、渡辺明九段などもその強さを認めているではありませんか。
AIの進化により戦い方は変化してきても半世紀前も今もトップ棋士の言っていることはさして違わないではないか。
そう感じずにはいられませんでした。
いよいよ棋聖戦5番勝負が始まりました。
山崎隆之八段の挑戦を受けて立つ藤井棋聖。
第1局は、藤井棋聖が終始リードを奪い快勝でした。この将棋はノーミス完全試合とも評される程、藤井さんの指し手に狂いがありませんでした。
第2局以降、山崎八段の粘り強い指し回しが見られるでしょうか。楽しみです。
 
 
弟子達(若手)の成績

6/6 ○三枚堂達也七段(先手)-千田翔太八段(後手)● ALSOK杯王将戦 一次予選
6/6 ●山田久美女流四段(先手)-加藤結李愛女流初段(後手)○ ヒューリック杯白玲戦 女流順位戦C級

加藤結李愛女流初段は今週もまた勝って今期8勝1敗。後2勝で二段昇段となります。
 
 
今年度成績
佐々木勇気八段 2勝0敗(勝率10割)
高見 泰地七段 3勝2敗(勝率6割)
三枚堂達也七段 3勝2敗(勝率6割)
渡辺 大夢六段 2勝2敗(勝率5割)
門倉 啓太五段 2勝1敗(勝率6割7分)
加藤結李愛女流初段 8勝1敗(勝率8割9分)
鎌田美礼女流2級 3勝4敗(勝率4割3分)
 
 
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)

6/7 猪瀬浩志五段
6/8 斎藤翔真五段
6/9 金子靖史五段
6/11 中沢義雄五段

 

一覧を見る