日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター

今週のつぶやき

今週のつぶやき

人の為になりましたか。

2023.02.02今週のつぶやき

人の為になりましたか。
人生を楽しんできましたか。
と、あの世に行ってから、この二つのことを神様に聞かれると、道場のお客さんに教えられました。
その方に貴方はどうでしたかと勝手に過去形にして尋ねると、どちらも駄目でしたねと、謙遜されました。
が、殆んどの方は、どうでしたかねえ。と答えられると思います。
これまでの私自身を振り返っても、どちらも否という返事になります。
ただ、人生を楽しんできたかどうかは自分自身で決めること。
世の為、人の為になったかは、他人が決めること。本人は分からないのです。
自分は仏様のつもりでも人に迷惑ばかりをかけている人も稀にはいます。
評価は、第三者が決める、の原理原則は逆らえません。
そこで、思うのが我が将棋の世界で、故大山康晴15世名人の足跡です。
無敵の大山時代を築き、長い間、将棋の名人と言えば大山で通っていた程の大山名人ですが普及への貢献がまた素晴らしい。
東西の将棋会館を建てる為、寄付金集めに奔走して下さった功績は知る人は誰も認める大事業でした。
これで将棋界の地位は上り、どれだけ救われたか計り知れません。
このたび、将棋連盟は、東西の将棋会館の再建に懸命の努力をしています。
藤井ブームに乗って、新時代に即応した本尊作りに取り組んでいますが、これも大山先生の会館建設の恩恵を受け継いでいるといえなくもありません。
感謝、感謝ですが、今、佐藤康光会長をはじめ歴史に残る、立派な事業を完遂させようと、身を粉にして働いています。
ファンの皆様におかれましても、どうか、ご理解の程をお願い申し上げる次第であります。
注目の王将戦第3局は、藤井聡太王将が、羽生善治九段に快勝し、2勝1敗とリードしました。
羽生さんの善戦で、1対1のタイに持ち込んだところでは、ひょっとすると羽生さん第3局も、ものにしてしまうのではと思ったのですが、先手番を持った時の藤井さんは断然たる強さで、圧倒しました。
石田九段一門将棋チャネルでは「王将戦第3局藤井快勝で一強時代到来か」を放送していますので詳しい解説はそちらの方をご覧下さい。

弟子達(若手)の成績

1/27 ○渡辺大夢六段(先手)-金井恒太六段(後手)● 王座戦 一次予選
1/27 ●稲葉陽八段(先手)-三枚堂達也七段(後手)○ 朝日杯将棋オープン戦 本戦
1/27 ●三枚堂達也七段(先手)-糸谷哲郎八段(後手)○ 朝日杯将棋オープン戦 本戦
1/27 ●渡邊みずほアマ(先手)-加藤結李愛女流初段(後手)○ 女流王将戦 予選
1/27 ○加藤桃子女流三段(先手)-加藤結李愛女流初段(後手)● 女流王将戦 予選

加藤結李愛女流、加藤桃子女流三段の壁は厚かったですかね。この一流どころにドンドンぶつかって、力をつけて行って下さい。

今年度成績
佐々木勇気七段 22勝8敗(勝率7割3分)
高見 泰地七段 18勝13敗(勝率5割8分)
三枚堂達也七段 17勝10敗(勝率6割3分)
渡辺 大夢六段 15勝10敗(勝率6割)
門倉 啓太五段 12勝10敗(勝率5割5分)
加藤結李愛女流初段 19勝8敗(勝率7割)
鎌田美礼女流2級 5勝6敗(勝率4割5分)

柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)

1/26 松長喜久郎五段
1/27 須藤武三段
1/28 鎌田敦胤五段
1/29 猪瀬浩志四段
1/31 中沢義雄五段
2/1 松長喜久郎五段

 

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