日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター

今週のつぶやき

今週のつぶやき

人生100年時代と言われて久しい。

2023.03.02今週のつぶやき

人生100年時代と言われて久しい。
医療の進歩はめざましいものがあり、どんな病気でも直る可能性が高くなってきました。
もう歳だなんて言葉は言い訳だ、と看護婦さんから、たしなめられたことがあります。
その通りかもしれない。
稀に薬はいけないという人がいます。
しかし、それは間違っていると思うのです。
いい薬ができたからこそ、長生きできる有難い時代になったとしみじみ感じる今日この頃ではあります。
私は趣味のひとつに、歴史研究があり、江戸時代に一種あこがれていました。
日本の独特の文化が花開いたあの時代に戻ってみたい。
縁台将棋などは庶民のコミュニケーションをはかる一番人気だったようです。
王手、とか飛車取りとか、対局しながら意気投合していた雰囲気が伝わってきます。
“飯まだか、王手飛車取り食っていた”の川柳。実にのどかだ。
これは、私が時代劇の見過ぎかもしれませんがねえ。
けれど、あの時代は、のぞいて見たいですが、実際住んで見たら、3日で逃げだすだろう。
まず衛生事情が悪い。
不治の病も多く、病気になったら死を覚悟しなければならない事もあったでしょう。
その点、現代は病院に行けば、大抵の病気は直ってしまう。
100年に一度の疫病コロナも収束に向けている。
今の時代が一番住みやすいはずだと、私はいい聞かせているんですが。
さて将棋界。藤井五冠の進撃が止まらない。早指しの朝日杯は優勝するし、棋王戦は渡辺明棋王相手に2連勝で6冠に王手をかけています。
注目の王将戦第5局、羽生善治九段との一戦は双方の持ち味が出た、名局と言ってもよかったですが、その接戦を制し3勝2敗とリードを奪いました。
石田九段一門将棋チャネルでは「大注目の王将戦第5局。神技の戦いを藤井制し、防衛に王手」を放送しています。藤井君を応援していましたが、応援もヘトヘトに疲れました笑笑、でも当の本人もヘトヘトだったと思います。
いい勝負でしたねの感想が寄せられています。是非ご視聴下さい。

また、今週の石田九段一門将棋チャネルは「国枝さんとの二枚落指導対局。ウワッと国枝さん!」と「国枝さんに二枚落の定跡手順を指導」の二つを放送。車イス金メダリスト国枝慎吾さんとの指導対局を是非見て下さい。

弟子達(若手)の成績

2/22 ●佐々木勇気七段(先手)-佐藤康光九段(後手)○ 竜王戦2組
2/24 ○香川愛生女流四段(先手)-加藤結李愛女流初段(後手)● 大成建設杯清麗戦 予選
2/28 ○渡辺明名人(先手)-三枚堂達也七段(後手)● 竜王戦1組 出決
2/28 ●神谷広志八段(先手)-高見泰地七段(後手)○ 棋王戦コナミグループ杯 予選
2/28 ○佐々木勇気七段(先手)-久保利明九段(後手)● ヒューリック杯棋聖戦 決勝トーナメント

棋聖戦決勝トーナメント戦で佐々木(勇)七段は久保九段に勝ち。挑戦者目指しレッツゴー。

今年度成績
佐々木勇気七段 25勝9敗(勝率7割4分)
高見 泰地七段 22勝13敗(勝率6割3分)
三枚堂達也七段 20勝11敗(勝率6割5分)
渡辺 大夢六段 16勝12敗(勝率5割7分)
門倉 啓太五段 13勝12敗(勝率5割2分)
加藤結李愛女流初段 19勝9敗(勝率6割8分)
鎌田美礼女流2級 5勝6敗(勝率4割5分)

柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)

2/23 松浦孝幸四段
2/24 猪瀬浩志四段
2/25 斉藤翔真五段
2/26 四段以上 大塚智直四段 三段以下 前島竜成初段
2/28 永野秀夫四段
3/1 猪瀬浩志四段

 

一覧を見る