今の世は、回りを見れば不安だらけ。
2023.01.19今週のつぶやき
今の世は、回りを見れば不安だらけ。
コロナは、なかなか収まらないし、ロシアプーチンによるウクライナ戦争など、深刻に考えたら嫌になることばかりです。
戦争のことなど考えたくない。という人さえいます。
戦いは将棋の勝負を見るだけで十分だと思うのです。
せめて大天才藤井聡太五冠の指し回しで、気分爽快といきたいものです。
将棋界は凄い天才が出てきて救われました。
その藤井氏を生んだのが、愛知県で中京棋界の将棋普及の情熱が、この大天才を育んだとも言えるのです。
その重鎮であった方が、私の役目は終わりましたよ、と言わんばかりに、相次いでこの世を去りました。
大村和久八段、元東海本部長と堀田正夫元愛知県支部連合会長(大山賞受賞)の二人です。
大村先生は1月7日に94才で、堀田さんは99才の誕生日の2日前1月4日に大往生されました。ご苦労様でございました。
大村先生には、私が入門の時飛香落で教えて貰い、板谷先生と相談の上、石田君は東京の奨励会に通った方がいいと、アドバイスしてくれました。
私にとって、何かと相談にのってくれた、師同然の人でした。
今頃、天国で板谷先生とニコニコしながら、中京棋界も見違える程発展したなあと、ヒソヒソ話していることでしょう。
堀田さんの思い出は尽きません。
本当に可愛がって貰いました。
私が六段の頃、よく飲みに連れてって貰い名古屋の夜の街を、渡り歩いたものです。
藤井聡太さんを祝う会の席でご一緒したのが最後になった気がします。
その時“七色の虹が消えてしまったの”と歌っている石田君の姿が夢に出てきたと語っていました。
私の苦闘の青春時代でしたが、その頃の堀田さんとの思い出は消えることはありません。
師板谷四郎九段の、大変な後援者であり、中京棋界の功労者、堀田正夫さん。有難うございました。
今週の石田九段一門将棋チャネルは「藤井効果か話題満載の将棋界。弟子の飛躍を」を放送しています。
話題にこと欠かない将棋界。藤井さんの活躍と弟子諸君の飛躍を、願望をこめて語っています。
弟子達(若手)の成績
1/11 | ●鈴木大介九段(先手)-高見泰地七段(後手)○ | 順位戦B級2組 |
1/12 | ○佐々木勇気七段(先手)-久保利明九段(後手)● | 順位戦B級1組 |
1/16 | ○佐々木勇気七段(先手)-森下卓九段(後手)● | ヒューリック杯棋聖戦 二次予選 |
1/17 | ○渡辺大夢六段(先手)-千葉幸生七段(後手)● | 竜王戦4組 |
1/17 | ■中田宏樹八段(先手)-門倉啓太五段(後手)□ | 竜王戦5組 不戦 |
今週は一門絶好調。特に佐々木(勇)七段は順位戦で久保九段に勝ったのは大きく、昇級の二番手につけています。しかし、後二局が勝負。人事を尽くし天命を待つの心構えで行きましょう。
今年度成績
佐々木勇気七段 21勝8敗(勝率7割2分)
高見 泰地七段 18勝13敗(勝率5割8分)
三枚堂達也七段 16勝8敗(勝率6割7分)
渡辺 大夢六段 13勝10敗(勝率5割7分)
門倉 啓太五段 12勝10敗(勝率5割5分)
加藤結李愛女流初段 17勝7敗(勝率7割1分)
鎌田美礼女流2級 4勝5敗(勝率4割4分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
1/12 | 猪瀬浩志四段 | |||
1/13 | 須藤武三段 | |||
1/14 | 鎌田敦胤五段 | |||
1/15 | 鎌田敦胤五段 | |||
1/17 | 中沢義雄五段 | |||
1/18 | 松長喜久郎五段 |