日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター

今週のつぶやき

今週のつぶやき

今年は暖冬と言われていました。

2023.12.20今週のつぶやき

今年は暖冬と言われていました。
そうだと助かると思っていたら、テレビで最強寒波襲来と放送されているではありませんか。
寒さが厳しくなってきた師走。
今年の総決算の月です。
今年一年、正直に、親切に、愉快に毎日を過ごせたのだろうか。
誰もが、かくありたいと願っているでしょうが、将棋同様人生も思い通りにならないのが現実。私自身病気もしました。
しかし、まずまずの年だったのではと言い聞かせています。
年、年身体の衰えは、自然の摂理でやむを得ませんが、よく自制し若さを保っている方かもしれません。
現に先日、将棋の日に将棋連盟本部に出向いた際、皆から先生は前と全然変わらない、と言われ、それは有難いと素直に受け止めています。
私は根が酒好きの将棋好き。
しかし、一番の楽しみだった酒は余り飲まなくなり、その分将棋の普及に力を注いでいます。
道場経営(これは大変)支部会員集め(これも大変)それと後進の育成、特に子供教室は前日から備える程、力を入れています。
いつまで続けられるかと思いつつ。
でも、あの大谷選手ですら、どこまでやっていけるか分りませんがと前置きしているくらいですから、私においては一年一年が勝負。
一日一日を大切にする他はなく、朝起きると、タンスに飾ってある両親の写真に手を合わせ、前に置いてある水を入れ替えます。
「おはよう」今日一日元気に生かさせて下さい。
と頭を下げるのです。若い頃には思いも及ばなかった行動ですが、年輪を重ね生きるということは、自分一人で成してきたことではない。
目に見えない大きな力で、生かされていると感じるようになったからです。
まだそちらに行くのは先にして下さいと、写真に語りかけることも、しばしばです。
さて、将棋界は藤井八冠一色で終ろうとしています。想像を絶する天才が現われたものです。藤井一強。盤上没我。これが今年の将棋界の言葉になるかもしれません。
私としては弟子の挑戦を秘かに胸に抱いて。
今週の石田九段一門将棋チャネルは「いつまで続く藤井一強。順位戦A級、藤井名人に挑戦は?」を放送。
A級順位戦も6局進み、豊島、菅井の挑戦者争いの様相。降級も熾烈な戦いとなりそうです。

 
 
弟子達(若手)の成績

12/12 ●鎌田美礼女流2級(先手)-鈴木環那女流三段(後手)○ 大成建設杯清麗戦 予選
12/13 ○高見泰地七段(先手)-阿部隆九段(後手)● 順位戦B級2組
12/14 ○佐々木勇気八段(先手)-稲葉陽八段(後手)● 順位戦A級
12/14 ●渡辺大夢六段(先手)-佐藤慎一五段(後手)○ 順位戦C級2組

順位戦、高見七段は阿部九段に勝って残り3局勝てば自力昇級。佐々木(勇)八段は稲葉八段に大熱戦の末勝利。3勝3敗としたのは大きな星。
 
 
今年度成績
佐々木勇気八段 20勝12敗(勝率6割3分)
高見 泰地七段 19勝9敗(勝率6割8分)
三枚堂達也七段 14勝6敗(勝率7割)
渡辺 大夢六段 8勝12敗(勝率4割)
門倉 啓太五段 10勝11敗(勝率4割8分)
加藤結李愛女流初段 10勝10敗(勝率5割)
鎌田美礼女流2級 4勝10敗(勝率2割9分)
 
 
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)

12/15 磯部圭吾四段
12/16 斎藤翔真五段
12/17 小林凛空四段
12/19 中沢義雄五段

 

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