日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター

今週のつぶやき

今週のつぶやき

師走の声を聞き何とも気ぜわしい。

2022.12.22今週のつぶやき

師走の声を聞き何とも気ぜわしい。
年賀状を出さなくてはいけないし、新年の準備もありと、まさに先生が走る師走です。
しかし、人間、必要とされているうちが花とも言いますから、身体だけはもつように、ひとつ、ひとつ仕事を成して行く所存です。
柏将棋センターは、年末は12月31日まで営業し、年初は1月1日は休み。
1月2日より営業となり、2日、3日と二日間は新春お年玉トーナメント戦、石田杯、支部長杯も開催します。
私はここ約30年というもの、正月をゆっくり過ごしたことがありません。
一休さんの詠んだ“門松は・・・・めでたくもあり、めでたくもなし”の心境がよく理解できるこの頃です。
けれど、今年を振り返れば、めでたいことが多くあった気もいたします。
このことについては、来週の締めくくり原稿に、書くことにいたしましょうか。
先週もふれましたが、将棋道場の経営は大変ですが、様々なお客さんがいらっしゃいます。
そこでの会話も人生面白くなっていると、前向きにとらえれば人生万歳。
先日、あるお客さんからこのような質問を受けました。「将棋の強い人は受けが強いんですかねえ」と。
私は答えました。「将棋は攻めとか受けとかいいますが、攻防一如と言って最善の手を多く指す人が強いのです。しかし、一流棋士は皆腰が重い。簡単には参らない、へこたらない」と。
これは人生においても同じかもしれない。良いことばかりではなく、悪いことの方が多いかもしれないが、へこたれない、参らないで苦境を乗り越えた人が、大業を成すのかもしれません。
相手方は、ああそうですねという感じで、うなずかれていました。

今週の石田九段一門将棋チャネルは「鎌田美礼女流2級の登場【後編】~将棋教室の子どもたちがトークに参戦!?~」を放送。鎌田美礼女流と、将棋センターに通う豆棋士に登場して貰い、将棋ライター松本博文氏にも質問をして頂きました。
ユーチューブの方も是非ご覧下さい。

弟子達(若手)の成績

12/14 ○高見泰地七段(先手)-杉本昌隆八段(後手)● 順位戦B級2組
12/14 ●青嶋未来六段(先手)-三枚堂達也七段(後手)○ 朝日杯将棋オープン戦 二次予選
12/14 ●羽生善治九段(先手)-三枚堂達也七段(後手)○ 朝日杯将棋オープン戦 二次予選
12/16 ●門倉啓太五段(先手)-中村太地七段(後手)○ ヒューリック杯棋聖戦 二次予選

三枚堂七段が朝日杯オープン戦二次予選で青嶋六段、羽生九段に連勝し本戦入りを果たしました。

今年度成績
佐々木勇気七段 18勝8敗(勝率6割9分)
高見 泰地七段 16勝11敗(勝率5割9分)
三枚堂達也七段 16勝7敗(勝率7割)
渡辺 大夢六段 12勝7敗(勝率6割3分)
門倉 啓太五段 11勝10敗(勝率5割2分)
加藤結李愛女流初段 16勝6敗(勝率7割3分)
鎌田美礼女流2級 4勝4敗(勝率5割)

柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)

12/15 須永廣志四段
12/16 猪瀬浩志四段
12/17 山下仁生三段
12/18 松浦孝幸四段
12/20 中沢義雄五段
12/21 松長喜久郎五段

 

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