今週のつぶやき

日本全国高校野球選手権大会が終わりました。
激戦の末見事京都国際高校が優勝。
感激でしょう。
私はかねがね思っていたのですが、この酷暑の中、若くても昼間のプレーは過酷ではないかということ。
高校野球もナイターを入れたらと思うのですが。
あこがれの甲子園。伝統にこだわるならナイターの取り入れも一案だと考えます。
“勝って喜んでいてもナイターと言う”の洒落。面白いじゃありませんか。
将棋界も椅子対局を少々視野に入れた方が現代的だと思うのですが。
身体への負担が軽くなるかも。
日本の伝統文化将棋。
タイトル戦等は、和服に名盤を挟んで座布団に座っての対局が、一服の絵になっているのでこれはこれで素晴らしい。
叡王戦柏対局の対局始めを観戦された太田和美柏市長も「日本の伝統を感じますね」との感想をもらしていましたから。
永く続いてきたものには価値がある。
食事に行っても老舗と聞くと、それだけで安心と重みを感じ、料理にも味わいがでてくるから不思議です。
手前味噌のようですが、柏将棋センターも今年で３１年。将棋道場全滅に近い中では老舗に入るでしょう。
本当に全国的に見ても将棋道場はなくなりました。
これはインターネット対局の普及によることが主たる原因でしょうが淋しい限り。
時代の流れには逆らえませんが、我が道場は、私の元気なうちは続けられるよう努力して参ります。
今、王位戦第５局が行なわれています。
１日目、藤井聡太王位の棒銀が成功したようにも見えますが、形勢互角。たった今、渡辺明九段が千日手狙いに銀を歩頭に打ち、また千日手になるかとも思いましたが藤井王位は▲７七同玉とそれを回避。
急戦調とはいえ、長考合戦が続きそうで、本格的戦いは、２日目になると考えられますが。
藤井さんとしては、この局で決めて、王座戦、竜王戦に全力を傾けたいところですが、渡辺九段、意地を見て、挽回するでしょうか。面白いタイトル戦が続きます。
 
 
弟子達（若手）の成績

Ｂ級１組順位戦高見七段勝ち３勝１敗でA級を狙います。三枚堂七段は王位戦でA級の増田八段に勝利。一門の活躍が目立ちます。
 
 
今年度成績
佐々木勇気八段　１０勝１敗（勝率９割１分）
高見　泰地七段　７勝４敗（勝率６割４分）
三枚堂達也七段　８勝５敗（勝率６割２分）
渡辺　大夢六段　４勝７敗（勝率３割６分）
門倉　啓太五段　５勝４敗（勝率５割６分）
加藤結李愛女流二段　１３勝３敗（勝率８割１分）
鎌田美礼女流２級　４勝６敗（勝率４割）
 
 
柏将棋センタートーナメント戦　優勝者（段位は当センター認定）