日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター

今週のつぶやき

今週のつぶやき

明けましておめでとうございます。

2023.01.05今週のつぶやき

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお付き合いの程を。
ほんのりと、あたたかな正月でした。
皆様、どんな初夢をご覧になりましたか。
私は、息子と新嫁さんと、おばあちゃん達と、団欒の元旦を過ごしました。
近くの神社に初詣でに行きましたが、新嫁さんが加わることで、雰囲気が違って私が案内役をつとめることに。ここが昇吾の通っていた小学校だよとか、この坂を自転車に乗せて、シェーと走り降りていた話とか、今では信じられない体力と若さがあったんだとつい口走ってしまいました。
あの頃が懐かしい。
行列の中30分待ち参拝を終え、甘酒を少し飲んで帰宅しましたが、今年は体力の衰えは隠せず「お父さん、足が少しふらついているよ」と息子に案じられ、その通りと自覚せざるを得ませんでした。
来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、来年は家族がもっと増えるといい。
ジージーと呼ばれるようになれたら、もっといいと、神社で手を合わせ願ってきました。
“神仏を尊び神仏を頼まず”は宮本武蔵の言として残っていますが、私はただお祈りをしてお頼みするのみです。
さて、今年の将棋界。まず1月8日に王将戦7番勝負、藤井王将対羽生九段戦が行われます。
夢のタイトル戦として、ファンの多くが胸躍らせていることでしょう。
羽生さんにとって通算100期のタイトル獲得がかかっていますし、相手は史上最強かとも言われる藤井王将です。
オールドファンは期待を込めて、羽生マジックの復活もあり得ると予想していると聞きます。
私も羽生さんはモノが違うし、ひょっとしたらという望みを持っています。
しかし、勝負の世界は過酷で20才と52才の年齢差は体力だけでなく、勢いでもっていかれてしまうのではないか。
その時の流れを、逆流させるようなら、それこそ羽生さんは最も偉大な棋士として光り輝くでしょう。第一局が楽しみです。
また最後になりましたが、今年の私の弟子達の活躍や如何に。
1月3日に、高崎市で行われたYAMADA女流チャレンジ杯決勝戦で、加藤結李愛女流初段が堀彩乃女流1級に勝ち、女流棋戦初優勝を果たしました。
優勝は棋歴に残りますからね。結李愛ちゃんおめでとう。
年賀状に、これからの一年も精一杯頑張って行きます。と書き込まれていましたが、この弟子の言葉に私自身励まされた気持ちになりました。
一門、活躍の狼煙となるか。皆の活躍を祈るや切。

石田九段一門将棋チャネルでは「藤井フィーバーと一門棋士の活躍。佐々木(勇)A級・加藤(結)女流初優勝になるか」を放送しています。柏諏訪神社を背景に、私の新年の抱負を語っています。

弟子達(若手)の成績

1/3 ○加藤結李愛女流初段(先手)-堀彩乃女流1級(後手)● YAMADA女流チャレンジ杯 決勝

先述のように加藤結李愛女流初優勝。初戦で野原女流初段、さらに石本女流二段にも勝っての初栄冠は素晴らしい。

今年度成績
佐々木勇気七段 19勝8敗(勝率7割)
高見 泰地七段 17勝13敗(勝率5割7分)
三枚堂達也七段 16勝7敗(勝率7割)
渡辺 大夢六段 12勝8敗(勝率6割)
門倉 啓太五段 11勝10敗(勝率5割2分)
加藤結李愛女流初段 17勝7敗(勝率7割1分)
鎌田美礼女流2級 4勝5敗(勝率4割4分)

柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)

12/29 井ノ江遼太二段
12/30 井ノ江蒼馬1級
12/31 高橋輝充四段
1/2 四段以上 福田洸六段 三段以下 前田政美二段
1/3 四段以上 白根弘貴五段 三段以下 山下仁生三段
1/4 河上良彦五段

 

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