遅ればせながら、マイナンバーカードを作ってきました。
2023.03.09今週のつぶやき
遅ればせながら、マイナンバーカードを作ってきました。
カード決済は世界の潮流ですが、日本は遅れていると指摘され続けてきました。
私もその通りと思いつつ、自身の行動は遅れに遅れ、やっと市役所に出向きました。
順番を待っていたら、高齢者同士の会話が聞こえてきます。
「経済を回すというけど、目が回ってきそうだ」の嘆き。
「何だかだまされているような気もする」とも語っていました。
これが、超高齢化社会となってきた日本の一面を映し出している気がします。
確かに年を重ねると変化を望まなくなり、平凡が一番と考えるようになります。
しかし、若い人は時代を先んじる、進取の気持ちがなくてはいけないと思うのです。
諦めるのは年を取ってからで十分です。
やってやるぞの気概は若い人の特権のはず。
日本の未来は、若い人の資質、意気込みにかかっているといっても過言ではありません。
野球の大谷翔平さんを見て下さい。
あのような規格外の選手が、日本から出現しているのです。
私は思います。今や成長の止まったかに見える日本経済ですが、会社でも大谷選手のような企業が出てきたら、それが日本を牽引し、成長に導くはずです。
我が将棋界は、藤井聡太五冠という大天才が現れ、見事に復活しました。
どこへ行っても、藤井、藤井でファンが押し寄せてきます。
藤井五冠も大変でしょう。
20才とはいっても疲れが出るのは当然のこと。
棋王戦の第3局などは、終盤、波乱が起き、必敗の将棋が、必勝になりとめまぐるしく動き、最後藤井さんが13手詰めを逃がすという、珍しい負け方をしました。たとえ一分将棋でも詰みは絶対逃さないのが藤井将棋の持ち味だったのですが。
これで惜しくも6冠達成の偉業は先送りとなりました。
連戦の続く、藤井五冠は只今原稿執筆中、順位戦A級プレーオフで名人挑戦者を賭けて、広瀬章人八段と対局しています。
果して結果はどうなるのか、皆の期待は大きく、注目して見守りましょう。
石田九段一門将棋チャネルは「順位戦PO、B1最終戦。藤井(聡)の挑戦と佐々木(勇)昇級なるか」を放送し、私の感想を述べています。
また、今週の石田九段一門将棋チャネルは「国枝さんと二枚落定跡手順の指導対局、終了」を放送。国枝さんも少し強くなったようです。ご覧下さい。
弟子達(若手)の成績
3/1 | ○渡辺大夢六段(先手)-渡辺和史五段(後手)● | 王座戦 一次予選・千日手 |
3/1 | ●山本博志四段(先手)-門倉啓太五段(後手)○ | 棋王戦コナミグループ杯 予選 |
3/5 | ●広瀬章人八段(先手)-佐々木勇気七段(後手)○ | NHK杯戦 準決勝 |
3/7 | ●三枚堂達也七段(先手)-佐藤和俊七段(後手)○ | 順位戦C級1組 |
3/7 | ●平藤真吾七段(先手)-門倉啓太五段(後手)○ | 順位戦C級1組 |
3/7 | ●鎌田美礼女流2級(先手)-宮宗紫野女流二段(後手)○ | 倉敷藤花 |
王座戦で渡辺(大)六段が渡辺五段の連勝を止めた将棋が凄かった。入玉して打歩詰めの順でのがれたのは感動。またNHK杯で佐々木(勇)七段が決勝に進出。子供教室の時テレビ画面が映し出され勝利の瞬間、拍手拍手で一同湧きました。
今年度成績
佐々木勇気七段 26勝9敗(勝率7割4分)
高見 泰地七段 22勝13敗(勝率6割3分)
三枚堂達也七段 20勝12敗(勝率6割3分)
渡辺 大夢六段 17勝12敗(勝率5割9分)
門倉 啓太五段 15勝12敗(勝率5割6分)
加藤結李愛女流初段 19勝9敗(勝率6割8分)
鎌田美礼女流2級 5勝7敗(勝率4割2分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
3/2 | 橋都正雄四段 | |||
3/3 | 猪瀬浩志四段 | |||
3/4 | 斉藤翔真五段 | |||
3/5 | 四段以上 | 猪瀬浩志四段 | 三段以下 | 前島竜成二段 |
3/7 | 中沢義雄五段 | |||
3/8 | 勝又優四段 |