私は最近寝る前に名作の朗読を聞くのを楽しみにしています。
2023.01.12今週のつぶやき
私は最近寝る前に名作の朗読を聞くのを楽しみにしています。
寝入る準備をして、タブレットにその作品をリセットして寝床にもぐり込みます。
聞き始めは、懸命に耳を傾けていますが、段々と声は遠くなり、寝込むというのが殆んどです。
ですから、その作品を最後まで聞くことは少なく、また再び後日聞くということになってしまいます。
ですが、これが何とも心地よい。
4時間程で目覚め、また聞くということもしばしばで、朝までずっと寝るということは滅多にありません。
睡眠は足りていますが、朝の目覚めはどうですかと私に聞かれても、よく分からないという答える他はありません。
この目覚めについて、ある高齢者二人に、聞いたことがあります。
A氏は、朝、目が覚めて、今日一日生きられてありがとう。と感謝の気持ちで一日が始まるそうです。
ところがB氏は、今日また目が覚めてしまった。覚めなければよかった。
また苦しみが始まる。
と両極なのは、何と解釈したらいいのでしょうか。
勿論、前者の方が幸福なのは確かですが、後者の方も好んで、そういう心境になっている訳ではないと思うのです。
人間には運命があります。
しかし、それでも心の持ち方で、随分違ってくると思うのです。
大悪を大善にしてみせるという気迫。
若い頃は苦労の連続だったが、今は穏やかです。
と言える晩年になりたい。
将棋も人生も終盤が大事で、終わりよければすべてよし。で終結したいものです。
さて、ファン待望の夢のタイトル戦、藤井聡太王将対羽生善治九段の王将戦7番勝負が始まりました。
第一局は、藤井王将の快勝。
序中盤までは、羽生さんも善戦していましたが、中盤から終盤にかけ藤井さんの完璧な指し回しに、惜しくも敗れました。
今週の石田九段一門将棋チャネルでは「藤井王将圧倒的強さで羽生九段を押し切り先勝」を放送しています。是非私の解説、感想をお聞き下さい。
弟子達(若手)の成績
1/6 | ○富岡英作八段(先手)-渡辺大夢六段(後手)● | 順位戦C級2組 |
1/10 | ○畠山成幸八段(先手)-三枚堂達也七段(後手)● | 順位戦C級1組 |
今週は順位戦で二人共敗れました。
今年度成績
佐々木勇気七段 19勝8敗(勝率7割)
高見 泰地七段 17勝13敗(勝率5割7分)
三枚堂達也七段 16勝8敗(勝率6割7分)
渡辺 大夢六段 12勝10敗(勝率5割5分)
門倉 啓太五段 11勝10敗(勝率5割2分)
加藤結李愛女流初段 17勝7敗(勝率7割1分)
鎌田美礼女流2級 4勝5敗(勝率4割4分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
1/5 | 猪瀬浩志四段 | |||
1/6 | 石田和弘四段 | |||
1/7 | 山田勇人五段 | |||
1/8 | 伊東恒紀五段 | |||
1/9 | 松長喜久郎五段 | |||
1/10 | 中沢義雄五段 | |||
1/11 | 佐々木巖三段 |