柏市民将棋大会(11月4日開催)
2023.10.25今週のつぶやき
柏市民将棋大会(11月4日開催)の参加者と指導対局共に定員に達しましたので、締め切らさせて頂いております。
この大会は70回を数え、ほぼ柏市誕生と共にありますが、私共が引き受けて30回目となるでしょうか。この歴史は引き継がれねばならない。
今年は例年になく、早い申し込みで昨今の藤井ブームに加え、コロナで大会中止が相次いでいたので、皆様が大会を待ち望んでいたからかもしれません。
手前ミソのようですが、ここ柏を中心とした東葛地区は、全国有数の支部会員数(200人越え)を誇り、数少ない生き残り道場として知る人ぞ知る存在です。
この東葛支部ですが、東葛といってもピンと来ない人も知ると思うのでご説明します。
東葛というのは、松戸市、柏市、流山市、我孫子市、野田市などをあわせた地区のことです。
総合計人口は、ちょっと前まで130万人。
今は柏市北部、流山市、エクスプレス沿線など人口が増加しており、もっと増えていると思われます。
首都圏に近く、つくばエクスプレス線が人気で、これからもっと発展してくる地域として注目されています。
私がこの地に移り住んで37年。
将棋道場を開いて30年余。
自分のまいた種はどれ程実っているのだろうかと最近思うことがあります。
評価は、あくまで他人が下すものですが、自分自身を振り返るに、よく普及してきたとまずまず誉めてあげたいと思っています。
心筋梗塞を患う前までは、よく酒を飲みながら、ファンを増やし、自分も楽しんでいました。
そんな中でも達ちゃん(三枚堂七段)勇気君(佐々木(勇)八段)を育てていた頃が懐しく、一番面白かったと思うのです。
あの頃は体力があった。酒など浴びるように飲んでいたし、夕方が待ち遠しかったものです。
火事で焼けた前の柏将棋センターの屋上でビールを飲みながら将棋談義をしていたら、そこへ子供達がやってきて、ちゃかすといった今では考えられない風情が思い出されます。
昔のことを語るのは年を取った証。この辺で打ち止めましょう。
まだ、これからのことを考え、さらなる普及に情熱を燃やす覚悟です。
東葛支部の皆様には協力をお願いする次第です。
今週の石田九段一門将棋チャネルは「藤井聡太八冠を脅かす存在は誰か?戸越裕紀さんと語る。」を放送。戸越さんに出演願い藤井八冠のこと等語って貰っています。
弟子達(若手)の成績
10/17 | ○先崎学九段(先手)-門倉啓太五段(後手)● | 順位戦C級1組 |
10/17 | ●真田圭一八段(先手)-三枚堂達也七段(後手)○ | 順位戦C級1組 |
10/18 | □伊藤沙恵女流四段(先手)-加藤結李愛女流初段(後手)■ | 大成建設杯清麗戦 予選・不戦 |
10/19 | ○中村太地八段(先手)-佐々木勇気八段(後手)● | 順位戦A級 |
10/23 | ●石高澄恵二段(先手)-鎌田美礼女流2級(後手)○ | 大成建設杯清麗戦 予選組 |
A級順位戦で佐々木(勇)八段が中村太地八段に負けたのは残念ですが、これからが勝負と割り切って長丁場を乗り切って下さい。
今年度成績
佐々木勇気八段 14勝8敗(勝率6割4分)
高見 泰地七段 14勝7敗(勝率6割7分)
三枚堂達也七段 10勝4敗(勝率7割1分)
渡辺 大夢六段 8勝7敗(勝率5割3分)
門倉 啓太五段 7勝8敗(勝率4割7分)
加藤結李愛女流初段 7勝10敗(勝率4割1分)
鎌田美礼女流2級 4勝8敗(勝率3割3分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
10/20 | 中沢義雄五段 | |||
10/21 | 斉藤翔真五段 | |||
10/22 | 山田陽斗1級 | |||
10/24 | 中沢義雄五段 |