日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター

今週のつぶやき

今週のつぶやき

やっとタイトル戦叡王戦柏対局を終えることができ

2022.05.26今週のつぶやき

やっとタイトル戦叡王戦柏対局を終えることができホットしています。
朝早く、遠方より電話がかかってきました。
「大盤解説会を見させて頂きましたが、局後の感想戦で出口六段の涙は、思わずもらい泣きしてしまいました」と。
感動の場面で、約300名の来場者は、涙ぐんで帰られた方も多かったとか。
出口若武六段にとってこの好局は、何としても勝ちたかったのでしょう。
常勝藤井聡太五冠のタイトル戦の連勝を阻み、出口の存在を示し、次の4局に希望をつなぎたかったに違いありません。
万雷の拍手は、涙ぐむ出口六段に送られたもので、しばらく拍手は鳴り止みませんでした。
こんな光景は見たことがなく、近年藤井勝ちで沸き立つのが殆んどであっただけに、私自身驚いています。
それにしても藤井さんは最後は勝ちますね。
第7期叡王戦5番勝負第3局は藤井の逆転勝ちで防衛。
この勝利でタイトル戦の連勝は13に到達しました。
羽生善治九段の持つ歴代2位の記録に並んだことになります。
ちなみに歴代1位は大山十五世名人(故人)の17連勝。
大山名人もやはり怪物で、これも凄い記録。
その記録を抜けるか、これも興味は尽きませんが、同郷、同門筋の先輩として、まず叡王の初防衛おめでとうと申し上げておきます。
この一局の解説を石田九段一門将棋チャネル「叡王戦3連勝で藤井防衛感動の柏対局、出口涙の惜敗」で放送しております。立会人も務めた、私の直近の感想を是非お聞きください。
冒頭に述べたように、昨年から準備していたタイトル戦柏対局が無事成功で終り、主催者様、柏市様、三井様はじめ多くの協力者に感謝申し上げます。
特に裏方さんの、多大なる尽力には言葉に尽くせない程、助けられました。
さらに来年に向けてレッツゴーと行きましょう。

今週の石田九段一門将棋チャネルは「歴史ある名人戦、渡辺3勝1敗と追い込む」を放送しています。ご視聴下さい。


弟子達(若手)の成績

5/19 ●室岡克彦七段(先手)-渡辺大夢六段(後手)○ ヒューリック杯棋聖戦 一次予選
5/19 ●野月浩貴八段(先手)-渡辺大夢六段(後手)○ ヒューリック杯棋聖戦 一次予選

今年度成績

佐々木勇気七段 1勝0敗(勝率10割)
高見 泰地七段 3勝1敗(勝率7割5分)
三枚堂達也七段 0勝1敗(勝率0割)
渡辺 大夢六段 3勝1敗(勝率7割5分)
門倉 啓太五段 1勝1敗(勝率5割)
加藤結李愛女流初段 3勝0敗(勝率10割)
鎌田美礼女流2級 0勝0敗(勝率-)

柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)

5/12 猪瀬浩志四段
5/13 岡大貴四段
5/14 須藤武三段
5/15 四段以上 増永秀平五段 三段以下 中村清之介二段
5/17 中沢義雄五段
5/18 猪瀬浩志四段
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