人生は同じことのような繰り返し。
2022.12.15今週のつぶやき
人生は同じことのような繰り返し。
それに嫌になって投げ出してはいけませんよと。
小さい頃、母から言われた言葉を思い出します。
朝起きて食事をして、働き、そして夕食に一杯やり眠りにつく。同じことと言えば言えますが、その中でも、自ら幸せを探していかなくてはいけないとも思うのです。
幸いかな我らの将棋の世界は勝負の世界であり直ぐに勝ち負けがつくので飽きることはありません。
私は現役を退いているので、自身の勝ち負けはなくなりましたが、弟子達の対局に一喜一憂し、やはり飽きることはなく、その点刺激があります。
さらに、最近では藤井五冠の対局に、胸躍らせる日々が多く、それだけでも感謝し有難いと思っています。
生き甲斐は確かにありますが、大変なことも沢山なのも事実。
それは、将棋センターの経営であり、支部運営の骨折りで、正直年々、身体がしんどくなってきています。
愚痴っぽくなり恐縮ですが、人の面倒を見るということは、文字通り面倒くさいことなのです。
ですが、私は自分で決めた事は、やり抜くのだという、石田家の精神を受け継ぎ、身体の続く限り、頑張る決意です。
歳相応に休みを入れながらになるでしょうがね。
さて、このつぶやきの番外編として、前田祐司九段にエッセイを寄稿して貰ってきましたが、今度で最終回となります。
私のところのホームページでは6回目ですが、それ以前、7年ちょっと前から「将棋世界」誌で連載されていた、好評のエッセイでした。
しばらく中断していましたが、書きためてあった原稿も残されているとのことで、私のホームページで、6話分掲載し、締めくくり完結となりました。
エッセイ総数61話。大変な労作でした。
氏の文の締めくくりの次の言葉を引用し、ご苦労様の挨拶にかえさせて頂きます。
「次に生まれてきたときは最低でもA級八段を実現させます。ではまたどこかでお会いしましょう。ありがとうございました。」
今週の石田九段一門将棋チャネルは「鎌田美礼女流2級の登場/将棋ライター松本博文氏に聞く」を放送。鎌田美礼女流2級がこのユーチューブ初登場となり、将棋ライター松本博文氏を聞き手に、粛々語ります。
是非ご視聴下さい。
弟子達(若手)の成績
12/7 | ●井道千尋女流二段(先手)-鎌田美礼女流2級(後手)○ | ヒューリック杯白玲戦 女流順位戦D級 |
12/9 | ●佐々木勇気七段(先手)-岡部怜央四段(後手)○ | 伊藤園お〜いお茶杯王位戦 予選 |
12/9 | ○加藤結李愛女流初段(先手)-田中沙紀女流1級(後手)● | ヒューリック杯白玲戦 女流順位戦C級 |
12/11 | ●郷田真隆九段(先手)-佐々木勇気七段(後手)○ | NHK杯戦 本戦 |
12/13 | ●石本さくら女流二段(先手)-加藤結李愛女流初段(後手)○ | YAMADA女流チャレンジ杯 |
鎌田女流は順位戦D級で三連勝。
加藤結李愛女流はYAMADA女流チャレンジ杯で連勝し、決勝に駒を進めました。来春1月3日に高崎市で優勝決定戦が行われます。
今年度成績
佐々木勇気七段 18勝8敗(勝率6割9分)
高見 泰地七段 14勝11敗(勝率5割6分)
三枚堂達也七段 14勝7敗(勝率6割7分)
渡辺 大夢六段 12勝7敗(勝率6割3分)
門倉 啓太五段 11勝9敗(勝率5割5分)
加藤結李愛女流初段 16勝6敗(勝率7割3分)
鎌田美礼女流2級 4勝4敗(勝率5割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
12/8 | 松長喜久郎五段 | |||
12/9 | 猪瀬浩志四段 | |||
12/10 | 美馬和夫六段 | |||
12/11 | 堂跡佑介四段 | |||
12/13 | 山田勇人五段 | |||
12/14 | 松長喜久郎五段 |