今年は桜の開花が遅れております。
2024.04.03今週のつぶやき
今年は桜の開花が遅れております。
真冬になったり、真夏になったりと桜の花も出ようかどうか、人間同様迷っているようです。今週の土曜日あたりが、唯一の花見日和となるのか。
パッと咲いて、パッと散る桜の花は日本人の心に似ていると、以前アメリカの識者が評したことがありますが、今年はその典型となるのでしょうか。
今年に入ってから地域対抗戦が始まりましたが、すでに準決勝まで進み、先週の土曜日柏将棋センターで、パブリックビューイングが行われました。
チーム関東A対チーム中部の戦い。
この対抗戦は盛り上がりました。何せ中部にはエース藤井八冠と、名人挑戦の豊島九段がいるのですから。対する関東Aは羽生さんがいて、私の弟子佐々木(勇)八段、木村九段、近藤七段、石井七段と強豪、若手がひしめいています。
熱戦が繰り広げられましたが、最後は藤井対羽生の決戦となり、藤井八冠が勝ち、5対1でチーム中部の勝利するところとなりました。
チーム関東Aは涙をのみましたが、最後の2局対藤井戦で、佐々木(勇)八段、羽生九段のうち一人が勝っていたら、結果は逆になっていたかもしれません。
その闘いの最中、佐々木勇気八段が登場した時、驚くことに、私に喜寿祝いの花束が贈られたのには感激しました。
涙が出そうなのをこらえて「長生きしていればいいこともあるのですね」としか言えませんでした。
有難うございます。
またこの季節は小学生名人戦全国大会が行われます。
今年は東西あわせて天童で行われました。
我が東葛支部、柏将棋センターに通う二人の少年。斉藤翔真君(千葉県代表、小6)と中村清之介君(茨城県代表、小4)が活躍し、ベスト4まで決める決勝に勝ち進みました。
一方のブロックでは中村清之介くんが早々とベスト4入りを決め、もう一つの枠でも斉藤翔真君が、決勝まで勝ち進みましたが、惜しくも敗れガックリと肩を落としました。
それにしても中村清之介君は大会に出ると強いこと強いこと。
斉藤翔真君は無念でした。その気持は察するに余りありますが、これをバネにさらなる精進を期待しています。
師匠としては、二人揃ってベスト4となり、NHKで戦ってくれたら、こんな嬉しいことはなかったのですが、ここまでご両人、よく戦いました。
ご苦労さん。
今週の石田一門将棋チャネルは「新年度開幕。藤井八冠の連勝は続くか」を放送。戸越さんに再び登場して貰っています。
弟子達(若手)の成績
3/28 | ●阿部健治郎七段(先手)-佐々木勇気八段(後手)○ | 竜王戦2組 |
3/28 | ○中村修九段(先手)-渡辺大夢六段(後手)● | ALSOK杯王将戦 一次予選・千日手 |
3/28 | ●北村桂香女流二段(先手)-加藤結李愛女流初段(後手)○ | 大成建設杯清麗戦 予選 |
3/29 | ●飯野愛女流初段(先手)-鎌田美礼女流2級(後手)○ | 大山名人杯倉敷藤花戦 |
佐々木(勇)八段は竜王戦でも勝ち進み、後1勝で1組昇級。
また加藤女流初段と鎌田女流2級は共に勝利。美礼ちゃんは高校入学が決まって白星が重なっています。
今年度成績
佐々木勇気八段 27勝18敗(勝率6割)
高見 泰地七段 28勝13敗(勝率6割8分)
三枚堂達也七段 19勝13敗(勝率5割9分)
渡辺 大夢六段 11勝16敗(勝率4割1分)
門倉 啓太五段 17勝15敗(勝率5割3分)
加藤結李愛女流初段 13勝13敗(勝率5割)
鎌田美礼女流2級 6勝13敗(勝率3割2分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
3/29 | 猪瀬浩志五段 | |||
3/30 | 河上良彦六段 | |||
3/31 | 猪瀬浩志五段 | |||
4/2 | 中村清之介四段 |