日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター

今週のつぶやき

今週のつぶやき

昨日再び北小金の東漸寺に行って来ました。

2023.10.04今週のつぶやき

昨日再び北小金の東漸寺に行って来ました。
将棋センターを手伝って貰って10年になるSさんと一緒です。
Sさんとは同じ歴史の趣味をもち、お誘いしたら喜んで行ってみたいということになりトントン拍子に話は進みました。
関東18檀林の一つとされた東漸寺。
当時は一万五千坪の境内を持ち、多くの建物を擁していました。
その本堂近くの竹のイスに座って、二人で聞く風鈴の音色は、この前と違った趣きを感じ「いいですね」と二人同時に言葉が出ました。
帰り小金宿跡を通り、北小金駅へ。そして柏に戻り一緒に夕食をして、もっぱら私の愚痴を聞いて貰いました。
帰宅すると、徳川家康名言集、一日一訓カレンダーに「人の一生は重荷を負うて遠き道をゆくがごとし。急ぐべからず」とあるではありませんか。
全くもって、人の世は、いくつになっても、重荷は抜けませんね。しかしこの後「不自由を常と思えば不足なし」と続くのが肝心で、天下人家康公の忍耐強さは改めて畏敬の念を抱くものであります。
9月27日に大注目の王座戦第3局永瀬拓也王座対藤井聡太七冠の一戦があり藤井七冠の大逆転勝ち。
2勝1敗とリード、八冠奪取に王手を掛けました。
この将棋ほど勝負には運がつきまとうと感じたことはありません。
努力に運が重なると奇跡になる、とコメントにありましたが、まさにその通り。
コンピューターの評価値でも92対8くらいの差はついていたと思いますが、永瀬さんほどの人が、この将棋を落とすとは・・・。
強過ぎて手が読め過ぎたのと、藤井さんの終盤力を警戒しすぎて普通の手が指せなかったというところでしょうか。
この解説はユーチューブ、石田一門チャンネル「藤井王座戦第3局藤井幸運を呼び込む逆転勝ち」で詳しく述べておりますので、そちらでご覧ください。
また、今週の石田一門チャンネルは「藤井聡太八冠なるか。竜王戦同年代を迎え討つ」を放送。この王座戦第4局で八冠制覇を決めるのか、将棋ライター松本博文氏と共に語っております。ぜひご視聴下さい。

 
 

 

一覧を見る