暑い夏がやってきそうです。
2023.06.28今週のつぶやき
暑い夏がやってきそうです。
身体もだんだん慣れてきましたが、酷暑に耐えられるよう今から備えましょう。
夏は将棋は縁台将棋に代表されるように、昔から江戸時代からの日本の風物詩でした。
暑さ忘れのパチリパチリ、これこそが日本の伝統文化といえるかもしれません。
その将棋界は、今やAIの出現により、楽しみ方も違ってきました。
私のところの柏将棋センターに、人間と指すのは初めてだというお客さんも稀にはいます。
その時には、オッズでは何級ですかというような質問をして、段級を認定することにしています。
今や盤をはさまなくとも、ネットで指せる。
そういう時代になってきた感がありますが、私は、やはり将棋は人間対人間の対面将棋が一番面白いと思うのです。
終局後、相手の茫然自失の顔も見るもよし。
また、「あそこで、こうやっておけばよかったね」などと語り合いながら研究戦をするのも楽しいものですし、上達にもつながると思うのです。
いかにコンピュータが発達しようとも、人間同士の心の触れ合いは未来永劫、変わることなく、続いていくものでしょう。
さて、将棋界は藤井、藤井で話題がもちきりです。
王座戦では、トーナメント戦準々決勝で村田六段に、大逆転勝利。
藤井さんを負かすのは容易ではない。
と強く印象づけました。
この次の対局、羽生九段との準決勝が藤井八冠に向けての第1の難関となるでしょう。
また次の対局、棋聖戦の第2局、佐々木(大)七段との一戦は序盤、中盤と苦戦していましたが、終盤で逆転。このまま藤井勝ちで終了だろうと誰しも思ったことでしょうが、一分将棋になっていたこともあり、藤井さんが間違えて再逆転。1対1のタイとなり俄然棋聖戦が面白くなりました。
終盤で藤井さんが間違えることも稀にはある。彼も人間だということでしょうが、また勝ち出すでしょう。
石田九段一門将棋チャネルは「藤井王座挑戦か?棋聖戦佐々木(大)七段逆転タイに」を放送していますのでご覧下さい。
弟子達(若手)の成績
6/21 | ●高見泰地七段(先手)-村山慈明八段(後手)○ | 順位戦B級2組 |
6/24 | ○小山怜央四段(先手)-荒田敏史アマ(後手)● | 朝日杯将棋オープン戦 一次予選 |
B級2組順位戦、初戦を高見七段落としましたが、まだこれから巻き返しですよ。
今年度成績
佐々木勇気八段 4勝1敗(勝率8割)
高見 泰地七段 3勝5敗(勝率3割8分)
三枚堂達也七段 3勝1敗(勝率7割5分)
渡辺 大夢六段 2勝2敗(勝率5割)
門倉 啓太五段 3勝2敗(勝率6割)
加藤結李愛女流初段 1勝3敗(勝率2割5分)
鎌田美礼女流2級 2勝3敗(勝率4割)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
6/23 | 箕輪悟史五段 | |||
6/24 | 山田勇人五段 | |||
6/25 | 中村清之介四段 | |||
6/27 | 猪瀬浩志四段 |