第49回将棋の日表彰感謝の式典が行われました。
2023.11.22今週のつぶやき
第49回将棋の日表彰感謝の式典が行われました。
日時は11月16日11時より。東西で行われ東京は将棋会館2階にて。
棋界に尽力して下さった、ファン、及び関係者、また棋士にも感謝状が贈呈されました。
何と私は喜寿(数え)で中原誠十六世名人(欠席)と共に表彰されることになり羽生善治会長より、金一封を授かってきました。
私は常々、年のことはあくまで数字で忘れることにしていましたが、年齢は年齢なんですね。
この祝いは、この年齢まで生きてこられて、棋界にいくらかは貢献できてきたのかなと素直に喜んでおります。
私が教育を受けてきた時は、まだ長幼の序という教えが、生きておりましたが、現在では死語となった如くです。
しかし、伝統を重んじる将棋界では、先輩を立てる風習は根強く残っており、とても素晴らしいことだと思っております。
これぞ、日本を代表する文化、将棋ならではと我田引水かもしれないけれど、感じている次第です。
式典の後、別室で、小宴が催され、私は長幼の序で、乾杯の音頭を取らせて頂くことになりました。
「今年でこの場所では最後となる(移転のため)この宴会を思うと込み上げてくるのもがあります。今将棋界は藤井八冠のブームに乗って、また羽生会長という最高の布陣となり、燃え上っています」等々、挨拶をした後乾杯。
楽しい一時を過ごさせて貰いました。
この宴会には野崎清一東葛支部長もわざわざ参加して下さり、羽生会長と、また同じ年の森下理事とも親しく話をされていました。
「祝いの会はいい。葬式はしめっぽくて嫌い」といってた升田幸三先生の言葉を思い出したりしました。
それと連盟本部へ行く大切な仕事。東葛支部の一年の更新がありました。
今年度は現在202名ということで、例年になく多い早い会員数で、まだ増えてくることが予想されます。
帰りの車の中で野崎支部長と、今後のことなど話し合いながら柏に戻る、有意義な1日でした。
今週の石田九段一門将棋チャネルは「<中村太地八段登場②>将棋界の普及事情を語る」を放送。中村太地八段に再び登場して頂いて、将棋界の今後について語って貰っています。
弟子達(若手)の成績
11/15 | ●谷川浩司十七世名人(先手)-高見泰地七段(後手)○ | 順位戦B級2組 |
11/16 | ○菅井竜也八段(先手)-佐々木勇気八段(後手)● | 順位戦A級 |
11/20 | ○三枚堂達也七段(先手)-松本佳介七段(後手)● | 叡王戦 予選 |
B級2組順位戦、高見七段は谷川十七世名人を破り、2敗で踏みとどまったのは、師匠も喜びを隠せません。
今年度成績
佐々木勇気八段 14勝12敗(勝率5割4分)
高見 泰地七段 15勝8敗(勝率6割5分)
三枚堂達也七段 12勝5敗(勝率7割1分)
渡辺 大夢六段 8勝10敗(勝率4割4分)
門倉 啓太五段 9勝9敗(勝率5割)
加藤結李愛女流初段 8勝10敗(勝率4割4分)
鎌田美礼女流2級 4勝8敗(勝率3割3分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
11/17 | 箕輪悟史五段 | |||
11/18 | 猪瀬浩志四段 | |||
11/19 | 石上雄一朗四段 | |||
11/21 | 湯本健治五段 |