日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター

今週のつぶやき

今週のつぶやき

先週も書いたように、年末で一日一日が忙しい。

2022.12.29今週のつぶやき

先週も書いたように、年末で一日一日が忙しい。
友人にこのことを言うと「先生は、もうそれなりのことをやってきたんだから、後はのんびりやったら方がいいんじゃないですか」とアドバイスされました。
しかし、仕事のけじめはつけないといけないし、店(柏将棋センター)を開いていると、必ずやらなければいけないことがでてきます。最も力を入れている子供教室は来年8日までないので、一休みできますが、それでも暮れは一年の締め、色々あるもんですね。
さて先週述べたように、今年を振り返ってみましょう。
まず寒さ厳しき1月に変則的に岡崎将棋まつりが催され豪華メンバーで新春を飾りました。
また、地元では叡王戦第3局の柏市誘致にむけ柏市と連盟、三井さんとの本格交渉が始まりました。
そして暖かくなった4月に入り、前立腺ガン(初期)の治療を受けに行った時に駅階段で転び、右手小指を脱臼するというハプニングに見舞われました。
その後遺症は今でも残っています。
ちょうどその頃、女流棋士鎌田美礼2級が誕生するというめでたいニュースも飛び込んできました。
苦労の末に5月24日に叡王戦第3局が柏の葉ガーデンホテルで開催。挑戦者出口六段涙の敗戦は、会場のファンの感動を誘い、もらい泣きをする人もいた程です。
藤井叡王防衛となった第3局、柏対局は大成功で終了。
関係者も、ファンも大変喜ばれ、私自身内から出る達成感を味わいました。
その裏方で、多大な尽力をして下さった野崎清一支部長には感謝感謝です。
そして11月に私の息子の結婚式。
これは、一生の記念となる日。思い出せば胸にこみ上げてくるものがあります。
どうかいつまでもこの日のことを忘れず仲良くやって下さい。これが親の願いです。おめでとう。
総括として、弟子諸君の活躍。
高見七段は銀河戦決勝で、藤井聡太五冠に惜しくも敗れましたが準優勝。三枚堂七段は竜王戦一組に昇級。女流では鎌田美礼2級がプロとなり、相次いでマスコミに出るなど華々しくデビューしました。
また加藤結李愛女流初段は上京して以来、勝率7割を越え、YAMADA女流チャレンジ杯で決勝に進出など大活躍の年でした。さらなる飛躍を。
最後になりますが、佐々木勇気七段の復活が喜ばしい。
昨年末からの不調で、一時はどうなることかと心配していましたが、完全に調子を戻したようです。
来年はA級へ。凱旋柏へ。と願うばかりですが、これ以上は言いません。
そして、最後の最後、藤井聡太五冠は強い。化け物です。今年もこれで締めるしかなさそうです。
一年間、ご愛読ありがとうございました。

今週の石田九段一門将棋チャネルは「棋王戦挑戦者に藤井五冠。完勝譜。」を放送。藤井五冠は無敵時代に突入するのか。是非ご覧下さい。

弟子達(若手)の成績

12/21 ○頼本奈菜女流初段(先手)-加藤結李愛女流初段(後手)● 女流名人戦 予選
12/26 ●渡辺大夢六段(先手)-佐藤秀司八段(後手)○ 順位戦C級2組
12/26 ○井道千尋女流二段(先手)-鎌田美礼女流2級(後手)● 女流名人戦 予選
12/27 ○佐藤康光九段(先手)-高見泰地七段(後手)● 竜王戦2組
12/27 ●及川拓馬七段(先手)-佐々木勇気七段(後手)○ 竜王戦2組

竜王戦で佐々木(勇)七段が2組ランキング戦でまず勝ち、上昇気流に乗ってきました。

今年度成績
佐々木勇気七段 19勝8敗(勝率7割)
高見 泰地七段 17勝13敗(勝率5割7分)
三枚堂達也七段 16勝7敗(勝率7割)
渡辺 大夢六段 12勝8敗(勝率6割)
門倉 啓太五段 11勝10敗(勝率5割2分)
加藤結李愛女流初段 16勝7敗(勝率7割)
鎌田美礼女流2級 4勝5敗(勝率4割4分)

柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)

12/22 江藤祐也四段
12/23 及川勇四段
12/24 鎌田敦胤五段
12/25 猪瀬浩志四段
12/27 中沢義雄五段
12/28 斉藤翔真五段

 

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