日本人で規格外の人というと
2023.03.30今週のつぶやき
日本人で規格外の人というと、私は野球の大谷翔平選手と将棋の藤井聡太六冠の二人をあげたいと思います。片や大リーグで二刀流。
これは例えれば、将棋でA級でタイトル狙い、また碁の方でもA級格でやはりタイトルを狙うと言ったらオーバーでしょうか。
今や世界一の選手と言っても過言ではないでしょう。
皆が口を揃えて信じられないというのは、むべなるかな。
また私共、将棋界の藤井聡太六冠も異次元の人です。
史上最年少で棋士デビューして以降29連勝したことだけでも驚きでしたが、今思えば、それは序章に過ぎなかったのです。
先日行われた棋王戦で渡辺棋王を下し、史上2人目、最年少で6冠になったこと。
それは凄い記録ですが、まだ20才ということを考えれば、これも序章だったと振り返ることになるかもしれません。
それだけ、、今この原稿では書き尽せないほどの怪物ぶりなのです。
今年中に全冠制覇達成の期待もふくらみます、詳しくは私のユーチューブで、よく語っていますので、そちらの方をご覧下されば幸いです。
このような天才を生む日本の土壌は、まだまだ捨てたものではないと思うのです。
ある人に聞きました。
臨済録によれば、“随所に主となれば、立処、皆真なり”と諭したといいます。
つまり、その場、その場で自分が主となれば、そこが真実の場所となる。
人に仕えてばかりではなく、自分が先頭に立ってやりなさいという意味。
今の若者に欠けているのは、このリーダーシップではないでしょうか。
大谷選手、藤井六冠のようにならなくとも一人一人起業家の精神で奮い立てば、日本はまた復活してくると思うのです。
今週は拙論に終始しましたが、ともかく、天才は人を楽しませてくれますね。
今週の石田九段一門将棋チャネルは「第30回岡崎将棋まつりに藤井六冠も出演」を放送し、この祭りの思い出等を語っています。
弟子達(若手)の成績
3/23 | ●渡辺大夢六段(先手)-中川大輔八段(後手)○ | 王座戦 二次予選 |
3/23 | ○高見泰地七段(先手)-佐藤秀司八段(後手)● | 棋王戦コナミグループ杯 予選 |
高見七段がこのところ調子を上げています。来年度活躍の予兆か。
今年度成績
佐々木勇気八段 28勝11敗(勝率7割2分)
高見 泰地七段 26勝14敗(勝率6割5分)
三枚堂達也七段 23勝14敗(勝率6割2分)
渡辺 大夢六段 18勝14敗(勝率5割6分)
門倉 啓太五段 15勝14敗(勝率5割2分)
加藤結李愛女流初段 20勝9敗(勝率6割9分)
鎌田美礼女流2級 6勝7敗(勝率4割6分)
柏将棋センタートーナメント戦 優勝者(段位は当センター認定)
3/23 | 猪瀬浩志四段 | |||
3/24 | 松長喜久郎五段 | |||
3/25 | 鎌田高造初段 | |||
3/26 | 四段以上 | 大谷怜四段 | 三段以下 | 松尾駿大初段 |
3/28 | 猪瀬浩志四段 | |||
3/29 | 山崎陽一五段 |